カー・エレクトロニクス用に革新的な高精度モーション・センサを発表
車載用アプリケーションで必要とされる動作温度範囲で
高精度なモーション検知を実現する加速度センサが、車両の自己調整機能、
高度な安全性とセキュリティおよびGPS機能を強化
高精度なモーション検知を実現する加速度センサが、車両の自己調整機能、
高度な安全性とセキュリティおよびGPS機能を強化
車載用半導体およびMEMS(Micro Electro Mechanical System)の技術開発を
リードするSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、
アダプティブ・ヘッドライト / 自動調光HID(高輝度放電)ランプ /
慣性ブレーキ・ライト / 電子パーキング・ブレーキ / 高度盗難防止システム
/ 自動車制御システムなどに向け、車両の動きを高精度で測定する新しい
加速度センサを発表しました。
AIS226DSは、2軸方向の加速度を高精度で検知する一体化した構造体を有してお
り、1軸の加速度センサを2個使用した場合より高い精度を得ることができます。
同製品は、最大±6g*の重力加速度を検知します。1gは9.81m/s2の加速度を示す
単位で、例えば有人ロケットを打ち上げる際に人体に加わる加速度は3g程度
(重力による加速度の3倍)です。またAIS226DSは、0.02°未満という非常に
小さな傾きの検知も可能です。高精度な傾き検知は、自動調光ランプ /
電子パーキング・ブレーキ / 坂道発進補助装置(HSA:Hill Start Aid)に
とって重要です。
「モーション(動き)」は、チップ上に形成された小型のMEMS加速度センサによ
って検知されます。SPIまたはI2C出力を備えたインタフェース・チップが集積さ
れているため、車両の電子制御ユニット(ECU)に直接接続することができます。
AIS226DSは、事故や危険な運転をモニタするドライブ・レコーダや、GPS衛星
から信号を受信できない場合に加速度のデータを基に推測航法を改善する
GPSナビゲーション・システムなどにも使用できます。車載アプリケーション
以外にも、産業用機器の振動検知、輸送用コンテナのブラックボックス・
セキュリティ・モニタ、傾斜計、ロボットなど、多くの用途があります。
AIS226DSは、高精度ADコンバータ(16bit)を内蔵した低ノイズインタフェース・
チップによって高い検知精度を実現しています。低ノイズなため、0.25mgの
分解能(2gフルスケールの場合)に相当する14 bitのコンバータ分解能を広い
帯域にわたって利用できます。また、このセンサは高い安定性を実現しており、
車載用動作温度範囲(-40~+105℃)において高い精度(±70mg)を維持し、
零点出力の温度ドリフトは0.2mg/℃の範囲です。AIS226DSは、堅牢な
SO16Wフルモールド・パッケージで提供され、自動車品質規格AEC-Q100の認証を
取得しています。
現在、AIS226DSは、主要顧客向けにサンプル出荷中で、2010年第1四半期に量産
開始の予定です。単価は、大量購入時に約2.50ドルです。
STのMEMS技術について
STは、MEMS(Micro Electro Mechanical System)デバイスの設計および製造に
関する高品質な自社設備を有しています。MEMSデバイスは、車載用、産業用、
および医療機器に加え、ゲーム機用コントローラや携帯電話などにおいて、
「モーション(動き)」を利用した機能を実現する、新しい種類の重要な
コンポーネントです。STが保有する8インチ・ウェハ対応のMEMS製造ラインに
よって多くのデバイスが同時に製造され、競合他社の6インチ・ウェハ対応の
製造ライン以上のスケール・メリットを実現しています。このためSTは、
価格競争力の高い革新的なMEMS製品を迅速に市場に供給することが可能です。
本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2421d.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)
ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することによ
り、マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて
他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。
2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
APMグループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8218
リードするSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、
アダプティブ・ヘッドライト / 自動調光HID(高輝度放電)ランプ /
慣性ブレーキ・ライト / 電子パーキング・ブレーキ / 高度盗難防止システム
/ 自動車制御システムなどに向け、車両の動きを高精度で測定する新しい
加速度センサを発表しました。
AIS226DSは、2軸方向の加速度を高精度で検知する一体化した構造体を有してお
り、1軸の加速度センサを2個使用した場合より高い精度を得ることができます。
同製品は、最大±6g*の重力加速度を検知します。1gは9.81m/s2の加速度を示す
単位で、例えば有人ロケットを打ち上げる際に人体に加わる加速度は3g程度
(重力による加速度の3倍)です。またAIS226DSは、0.02°未満という非常に
小さな傾きの検知も可能です。高精度な傾き検知は、自動調光ランプ /
電子パーキング・ブレーキ / 坂道発進補助装置(HSA:Hill Start Aid)に
とって重要です。
「モーション(動き)」は、チップ上に形成された小型のMEMS加速度センサによ
って検知されます。SPIまたはI2C出力を備えたインタフェース・チップが集積さ
れているため、車両の電子制御ユニット(ECU)に直接接続することができます。
AIS226DSは、事故や危険な運転をモニタするドライブ・レコーダや、GPS衛星
から信号を受信できない場合に加速度のデータを基に推測航法を改善する
GPSナビゲーション・システムなどにも使用できます。車載アプリケーション
以外にも、産業用機器の振動検知、輸送用コンテナのブラックボックス・
セキュリティ・モニタ、傾斜計、ロボットなど、多くの用途があります。
AIS226DSは、高精度ADコンバータ(16bit)を内蔵した低ノイズインタフェース・
チップによって高い検知精度を実現しています。低ノイズなため、0.25mgの
分解能(2gフルスケールの場合)に相当する14 bitのコンバータ分解能を広い
帯域にわたって利用できます。また、このセンサは高い安定性を実現しており、
車載用動作温度範囲(-40~+105℃)において高い精度(±70mg)を維持し、
零点出力の温度ドリフトは0.2mg/℃の範囲です。AIS226DSは、堅牢な
SO16Wフルモールド・パッケージで提供され、自動車品質規格AEC-Q100の認証を
取得しています。
現在、AIS226DSは、主要顧客向けにサンプル出荷中で、2010年第1四半期に量産
開始の予定です。単価は、大量購入時に約2.50ドルです。
STのMEMS技術について
STは、MEMS(Micro Electro Mechanical System)デバイスの設計および製造に
関する高品質な自社設備を有しています。MEMSデバイスは、車載用、産業用、
および医療機器に加え、ゲーム機用コントローラや携帯電話などにおいて、
「モーション(動き)」を利用した機能を実現する、新しい種類の重要な
コンポーネントです。STが保有する8インチ・ウェハ対応のMEMS製造ラインに
よって多くのデバイスが同時に製造され、競合他社の6インチ・ウェハ対応の
製造ライン以上のスケール・メリットを実現しています。このためSTは、
価格競争力の高い革新的なMEMS製品を迅速に市場に供給することが可能です。
本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2421d.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)
ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することによ
り、マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて
他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。
2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
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