フェンディ、デザイン・マイアミ 2018 にてサビネ・マルセリスをフィーチャー!
SHAPES OF WATERFENDI - FEATURING SABINE MARCELIS DESIGN MIAMI/ 2018
フェンディ、デザイン・マイアミ 2018 にてサビネ・マルセリスをフィーチャー!
オランダ生まれニュージーランド育ちのサビネ・マルセリス(Sabine Marcelis)は、色と明暗、素材で遊ぶことを好みこれまでにない光学的効果と希有な色調を作り出し、それらの物理的特性の限界に挑戦し、美的価値を軽視することなく多様な成果を生み出します。
フェンディの歴史的アイデンティティを最高の状態で表現するため、サビネ・マルセリスは注型を使用して樹脂製の噴水10基を制作。それぞれフェンディのシンボルで手を加えて作り出しました。
彼女は絶え間なく共感と交流を求め、ローマのタイルからインスピレーションを受けた噴水とファータブレットにより表面の違いによって水の流れが劇的に変わる世界を観察するよう、来場者を促します。もう1基の噴水は、ファーのサヴォアフェール。特に、1972年にカール・ラガーフェルドがデザインした直線的なラインと幾何学パターンがアイコニックな「アストゥッチョ(Astuccio)」ファーに捧げられています。その噴水は、実際には1枚はオレンジ、もう1枚は透明の2枚の交差する樹脂パネルで構成され、縱溝がタイムレスなパターンを連想させます。10基の中で最も高さのあるこの噴水は最もミニマルなデザインとなっています。
夏のテヴェレ川に沈む夕日からインスピレーションを得た作品は、ライトイエローからはっきりした暖かみのあるオレンジへとグラデーションを描き、光の変化を想起させます。その他の噴水は、フェンディのファーやレザーに用いられる裁縫のクラフツマンシップ体現し、インレー(はめ込み)といった洗練されたデザインの基本コードや、全ての制作工程を手作業で行う「セレリア(SELLERIA)」ラインの卓越したサヴォアフェールを想起させます。
今年誕生から10周年を迎えたブランドの最もアイコニックなバッグのひとつ「ピーカブー(PEEKABOO)」にインスピレーションを受けた作品は、1列目の中央に置かれます。さらに、デザイン地区にある旗艦店でも10周年を祝う特別なプロジェクトが発表され、サビネ・マルセリスがカスタマイズしたバージョンも展示される予定です。
フェンディが1977年に初のプレタポルテコレクションを発表した際に、ファッション史上初めてのショートフィルム「イストワール・ドオー(Histoire d’Eau)」を制作し、それ以来、水とローマの噴水は、フェンディにとって中心的な要素となっています。ジャック・ドゥ・バシェール(Jacques de Bascher)が脚本と監督を手がけたこのショートフィルムはローマを訪れたアメリカ人観光客に扮するスージー・ダイソン(Suzy Dyson)の冒険を語ります。彼女は噴水と戯れ永遠の都の驚異的な建築物が美の奔流にのまれ、「甘い生活(La Dolce Vita)」に身を委ねます。
本拠地であるローマとの絆を深めたフェンディは、2013年に「フェンディ フォー ファウンテンズ(FENDI for FOUNTAINS)」プロジェクトを通じて、トレビの泉(Trevi Fountain)をはじめとするいくつかの噴水の保存、および修復を行ってきました。ローマの文化を支える慈善活動に加えて、自社のルーツの重要性を改めて強く打ち出したのです。2016年7月には、フェンディ創立90周年を祝い、トレビの泉を舞台としてオートフリュール コレクション「レジェンズ アンド フェアリーテールズ(Legends and Fairy Tales)」のファッションショーが行われました。
「シェイプス オブ ウォーター」は、クリーンかつソフトなラインと、ガラスや樹脂、水などの幽玄を感じさせる素材の使用そしてローマの空を彷彿とさせる暖色を通じて、サビネ・マルセリスの噴水は、フェンディの歴史、クリエイティビティそして美の遺産と、挑発しようとする勇気との完璧な融合を表現しています。
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