Dezeen Awards 2025 にて「Exhibition design (interior) of the year 2025」を受賞

Christian+Jade × KARIMOKU RESEARCHの展示『The Age of Wood』

カリモク家具株式会社

カリモク家具株式会社(本社:愛知県知多郡東浦町、取締役社長:加藤正俊、以下「当社」)が東京・西麻布のKARIMOKU RESEARCH CENTERにてデンマークのデザインスタジオChristian+Jadeとともに開催した展示『The Age of Wood』が、国際的な建築・デザインメディア〈Dezeen〉が主催する「Dezeen Awards 2025」において、「Exhibition design (interior) of the year 2025(展示デザイン部門・最優秀賞)」を受賞しましたので、お知らせいたします。

Dezeen Awardsは、ロンドンを拠点とする〈Dezeen〉によって主催され、建築、インテリア、プロダクト、サステナビリティ、メディアの各分野において、優れた作品や活動を顕彰する、世界で最も注目される国際的なアワードのひとつです。世界的に活躍する各分野の専門家によって、美しさ、革新性、社会的意義の3点を軸に審査が行われます。


今回受賞した『The Age of Wood』は、当社が2024年10月に始動したプロジェクト「KARIMOKU RESEARCH」の最初のSurveyである、「Survey 00 : WOOD」の取り組みの一環として開催されました。Christian+Jadeと当社が協働で製作した11点のオブジェクトなどを用いて、人間と森林の古くからの関係性、そして木と共に経年してきた時間を、“木の時間”として表現しました。
受賞にあたっては、「静かな美しさを湛えたこの展示は、詩的でありながら教育的でもある。ストーリーテリングへの思慮深いアプローチが、素材研究に人間的な表現をもたらしている。木に命を吹き込むことに成功し、素材のライフサイクルと循環の重要性に対するより深い理解を来場者に促している。」と高く評価されました。また、Christian+Jadeは展示について「森の運命は、私たち人間の運命と本質的に結びついている。」と語っており、この展示は、人間と木との古くからの繋がりが、今日もなお意味のある形で成長し、進化し続けていることを示しています。

・Survey 00 : WOOD 『The Age of Wood』

『The Age of Wood』の展示では、まずChristian+Jadeと共に日本の森でのフィールドワークを実施しました。そこで得た気づきをもとに、「Centuries of a Forest」「Years of a Tree」「Aging with Wood」の3つのテーマを設定。当社が世界各地から調達した木材を使用し、Christian+Jadeと共にそれぞれのテーマに沿ったオブジェクトを製作しました。会場では、壁一面に広がる巨大な木製什器を用いた全63種にも及ぶ木の標本の展示や、木材の特性を活かし水分を吸い込むことで日々変形する高さ1.36mの立体物、紫外線を木に照射し続けることで会期中に経時変化を観察することができる作品、また木が辿ってきた歴史を感じられる屏風を模した作品などを展示しました。

Christian+Jade

Christian Hammer JuhlとJade Chanによる、コペンハーゲンを拠点に活動するデザインスタジオ。クラフト、マテリアル、オブジェクトに秘められたストーリーを明らかにすることに強い好奇心を持ち、それをクリエーションに反映させる。彼らの手法は、伝統と現代の方法論を巧みに融合させ、職人や製造業者の暗黙知を探求し、また彼らの製造方法などを再構築しながら、資源の再利用と新たな視点を追求する。

Web:https://www.christianandjade.com/
Instagram:@christianandjade


Information

Dezeen Awards 2025「Exhibition design (interior) of the year 2025」の『The Age of Wood』受賞ページは、以下よりご覧いただけます。

Web:https://www.dezeen.com/awards/2025/winners/the-age-of-wood/


また、「Survey 00:WOOD 『The Age of Wood』」の展示および「KARIMOKU RESEARCH」に関する詳細、画像素材などは、下記のプレスキットよりご覧ください。

プレスキット:https://drive.google.com/drive/folders/1DcqLIYlmxYLwTHwfdZiJdB6iq0mRND37?usp=drive_link


「KARIMOKU RESEARCH」とは、家具の開発だけに留まらず、カリモク家具が長年培った木工への知見を活かした様々なものづくりを通じて、自社が掲げる「木とつくる幸せな暮らし」というミッションを追求していくプロジェクトです。これまでも家具づくりという枠組みにとらわれない活動を続けてきましたが、この新しいプロジェクトでは、異なる文化圏や世代、また業種など様々な人々が考える豊かな暮らしのあり方を見つめ直し、「木とつくる幸せな暮らし」について探求。調査や開発という一連の過程を発信していきます。このプロジェクトにおいて核となる『Survey』の活動などを通して生まれた成果や軌跡とカリモク家具が持つ技術力を活かし、多種多様なパートナーと共に、家具に留まらない新しいアウトプットの共創を目指します。

Web:https://www.karimoku-research.com/jp
Instagram:@karimoku_research


カリモク家具の起源は、創業者の加藤正平が長年続く材木屋を引き継ぎ、愛知県刈谷市で小さな木工所を始めた1940年に遡る。様々な木製品を生産することで技術を磨き、1960年代に入ると、自社製の木製家具の販売を開始。高度な機械の技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて木材生産分野における土台を作りあげ、日本を代表する木製家具メーカーへと成長を遂げる。

Web:https://www.karimoku.com/

Instagram:@karimoku_official

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会社概要

カリモク家具株式会社

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URL
https://www.karimoku.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
愛知県知多郡東浦町大字藤江字皆栄町108番地
電話番号
0562-83-1111
代表者名
加藤正俊
上場
未上場
資本金
4500万円
設立
1947年02月