「擦り傷をしたときの消毒」、「打撲や筋肉痛の際のコールドスプレー」は間違い!?ケガの応急処置をした人のうち、90.9%が「その応急処置法に不安」!さらに、ほとんどの人が間違った応急処置を行っていた!

ケガの応急処置の新常識について、㈱国際スポーツ医科学研究所の金成仙太郎氏が解説

幼児・小中学生を対象としたサッカースクールを運営する株式会社クーバー・コーチング・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:石橋 慎二)は、2017年2月7日(火)~13日(月)に「ケガの対策と対応に関する意識調査※1」についての調査をインターネットを通じて実施致しました。
調査は、クーバー・コーチング・ジャパンのサッカースクールに通う小学生のお子様を持つ保護者様をはじめとした一般生活者に対して行い、 574名から回答を得ました。
この度調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申しあげます。
※1:本リリース内における「応急処置」とは、外傷・傷害の受傷及び内的疾患の発症直後に行う処置や手当のことを言います。
=調査結果ダイジェスト=
■調査①【「ケガをした際の応急処置の意識」について】
ケガをした際、応急処置をしたことがあると答えた人(308名)のうち、90.9%が「応急処置法が正しいか不安」と回答!

■調査②【「正しい応急初処置法」について】
-1「擦り傷をしたときの応急処置」について
擦り傷をしたとき、「消毒をする」が65.2%。
※消毒より適切な処置あり。

-2「打撲・捻挫・筋肉痛になった直後の応急処置」について
治療効果を期待して「コールドスプレーで冷やす」が73.0%。
※コールドスプレーより適切な処置あり。

-3「運動中に頭を打ったときの応急処置」について
「問題なく動ければ運動を継続する」が31.0%。
※頭を打ったら、真っ先に確認することあり。


【調査結果①/ 「ケガの対策と対応に関する意識調査」について】
ケガをした際、応急処置をしたことがあると答えた人(308名)のうち、90.9%が「応急処置法が正しいか不安」と回答!
・処置をしたが、正しくできたか不安・・・66.9%(206名)
・処置の方法がわからず不安だったので、他人にやってもらった・・・24.0%(74名)の合算
 
574名中308名が、子どもがケガをした際、応急処置をしたことがあると回答。
更に、応急処置をしたことがある人に「あなたやあなたのお子様、知り合いがケガをして、応急処置の仕方がわからず、困ったことがありますか?」と質問をしたところ、「処置をしたが、正しくできたか不安」と回答した方が66.9%(206名)、「処置の方法がわからず不安だったので、他人にやってもらった」という方が24.0%(74名)と不安を感じた人が90.9%(280名)もいることが判明しました。
また、「全く処置できなかった」も4.2%(13名)と処置自体が出来なかった保護者もみられました。

Q1. あなたやあなたのお子様、知り合いがケガをして、応急処置をしたときどう対応しましたか?(SA) N=308

昨今、インターネットやテレビ、書籍などで、ケガの処置に関する正しい情報がたくさん出ています。不安がある場合は、それらを使って調べたり、学んだりしてみるのはいかがでしょうか? インターネットで検索し、調べるのは手軽ですが、全てが正しい情報でない場合がありますので、複数の情報を比較したり、医師が出している情報などを参考にしましょう。

 



【調査結果②-1/ 「ケガの対策と対応に関する意識調査」について】
子どもが擦り傷をしたとき、「消毒をする」が65.2%!

Q2-1.以下の局面の対応&対策について、あなたの考えに近い選択肢を選んでください。
擦り傷をしたとき・・・消毒をする? 消毒をすべきでない? (SA) N=574

㈱国際スポーツ医科学研究所の金成仙太郎氏 によるより適切な応急処置法
傷を乾かさず自己治癒能力で治す「湿潤療法」(モイストヒーリング)という方法が普及しはじめています。擦り傷がより早く、きれいに治ります。反対に私が子どものころは、傷には、消毒液を塗り、ガーゼを当てて、傷口を乾燥させて治しましょうと言われていました。医学の進歩は日進月歩です。全ページのコメント同様、今はインターネットやテレビ、書籍など、ケガの処置に関して医師や医療機関が出している情報があります。それらを参考に具体的な方法や注意事項について調べてみましょう。

【調査結果②-2/ 「ケガの対策と対応に関する意識調査」について】
打撲・捻挫・筋肉痛になった直後、治療効果を期待して「コールドスプレーで冷やす」が73.0%。
Q2-2.以下の局面の対応&対策について、あなたの考えに近い選択肢を選んでください。
打撲・捻挫・筋肉痛の直後は治療効果を期待して患部をコールドスプレーで・・・冷やすことがある? 冷やさない? (SA) N=574

㈱国際スポーツ医科学研究所の金成仙太郎氏 によるより適切な応急処置法
コールドスプレーには、打撲や捻挫をした直後の疼痛の閾値を上げる(痛みの軽減)役割がありますが治療の道具としては不十分です。打撲や捻挫の直後は、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字をとってRICE処置と呼ばれる方法をお勧めします。Ice(冷却)の目的は、痛みを減少させ、血管を収縮させ、腫れや炎症を抑制することです。コールドスプレーではなく、アイスバックやビニール袋に氷を入れ、患部にあてるようにします。

【調査結果②-3/ 「ケガの対策と対応に関する意識調査」について】
運動中に頭を打ったとき「問題なく動ければ運動を継続する」が31.0%。
Q2-3.以下の局面の対応&対策について、あなたの考えに近い選択肢を選んでください。
運動中、頭を軽く打ちつけたが、問題なく動ければ運動を・・・継続する? 休止し、その日は復帰しない? (SA) N=574


㈱国際スポーツ医科学研究所の金成仙太郎氏 によるより適切な応急処置法

運動中、頭を打ったときは、まず「脳しんとう」になっていないかを確認しましょう。頭を打った直後、本人に「頭痛はないか、霧の中にいる感覚はないか、記憶障害はないか」などを確認してみてください。当てはまる症状があったら、運動へは復帰せず中止しましょう。但し、頭を打ったのが子どもの場合、自分の症状を周囲に上手く伝えられず、訴えが100%信頼できないこともあります。クーバー・コーチング・サッカースクールでは、スクール中、子どもが頭部を打ったとき、その日のトレーニングは原則中止とし、保護者の皆様に48時間は経過観察するようお願いしています。


■金成 仙太郎様 プロフィール
国際武道大学体育学部体育学科卒業
中部リハビリテーション専門学校理学療法科卒業
理学療法士/日本体育協会公認アスレティックトレーナー
株式会社国際スポーツ医科学研究所 代表取締役
ジュニアからトップアスリートまで幅広いカテゴリー・レベルの選手をサポート。
勝浦整形外科クリニック理学療法士/パーソナルトレーナー/大学専門学校講師/セミナー開催など多方面で活躍している。
クーバー・コーチングのメディカルアドバイザーとして宿泊型キャンプにトレーナーとして帯同。スクール現場で起こった、こどもの「傷害・障害」に対し、コーチへ指示・アドバイスをしている。





 
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