-「大阪および大阪・道修町(どしょうまち)に関する調査2025」を実施-道修町を読める・知っている・「くすりの町」と認識する割合はさらに低下
~新たな調査項目で大阪を象徴する生き物は「虎」という結果に。11月22日、23日に開催される神農祭では「虎」に関するイベントで地域活性~
田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役CEO:原田明久、以下「田辺三菱製薬」)は、347年の歴史を有する日本で最も歴史ある製薬企業の一つで、本社ビルを構える大阪・道修町 (どしょうまち)は、江戸時代から続く「くすりの町」として知られています。田辺三菱製薬は、地域活性の一環として、11月22日、23日に道修町の少彦名神社で開催される神農祭にあわせて、2016年から大阪および道修町の認知度調査を実施しています。10年目となる今年の調査でも道修町の認知が低下する傾向がみられ、道修町の認知回復をめざしたより一層の取り組みが必要な状況が明らかになりました。
【調査結果のポイント】
「道修町について知っていることはない」と回答した方は64.4%、道修町を「くすりの町」と認識する割合も20.2%にとどまり、2016年の調査開始以来の低水準を記録。
[調査概要]
調査名:「大阪の地域特色に関する調査」
調査対象:大阪府を主とする近畿圏在住の20~69歳の男女1005名
(性別・年代で均等割り付け)
調査日:2025年10月23日~10月28日
調査方法:インターネット調査
1.「以下の大阪の地名に読みがなをつけてください」の問いのうち道修町の正答率
道修町を「どしょうまち」と正しく読めた方は23.3%で、調査開始以来最も低い正答率となりました。
年代別で見ると、若い層の正答率が低いことは変わらず、調査を開始した2016年時点では正答率が6割を超えていた60歳以上でも、今年は50.5%まで落ち込むなど、道修町が正しく読めない年齢層がより広がりつつある傾向が見うけられました。


一方、居住地や通勤・通学している場所で違いをみてみると、大阪市在住の正答率が最も高く31.7%、大阪府の居住や通勤・通学の経験がない場合は10.7%と最も低くなりました。大阪府・大阪市とのかかわりの有無が正答率に影響を与えていることがわかる結果となりました。
2.「大阪・道修町について知っていることをお選びください」への回答(複数回答可)
「道修町について知っていることはない」の回答が64.4%で、4年連続過去最高となりました。その他、道修町の立地がわかる割合(18.4%)、現役の「くすりの町」と認識する割合(19.7%)、「くすりの神様」を祀る少彦名神社を認識する割合(12.7%)も、2016年の調査開始以来最も低い水準となりました。一方、薬のミュージアムが集まる「道修町ミュージアムストリート」の存在を知っている割合については、8.4%と低値ではあるものの過去最高となりました。

3.大阪の代表的な産業(紡績、商社、製薬、家電、洋酒、町工場)に対する認知の割合
製薬業を大阪の代表的な産業と認識する割合は49.2%で、昨年56.1%より大きく認知を下げ、再び半数以下となりました。改めて大阪の代表的産業として製薬業のプレゼンス向上に取り組む必要性を示唆する結果となりました

4.「関西の府県でそれぞれイメージする動物」への回答
関西地方の各府県には、さまざまな理由で、地域に強く結びつくイメージの動物がいます。地域の特徴を別の角度から検証し、地域活性化のヒントを得るために「地域を象徴する生き物」について調査しました。

・奈良県では「鹿」が圧倒的1位
奈良公園を中心に「鹿」が象徴的存在として定着しており、他府県を大きく引き離す結果となりました。
・大阪府は「虎」が最多
スポーツチームや信仰の象徴として「虎」が強い人気を誇っています。
・和歌山県では「パンダ」が注目を集める
白浜町の動物園の影響により、「パンダ」の回答が多く見られました。
・京都府は「狐」「猿」「猫」など多様な動物が分散
伝統・信仰・街文化などが反映された、多彩な動物イメージが特徴です。
・兵庫県は「イノシシ」が最多
六甲山など自然環境と関係する動物が中心となりました。
・滋賀県は「タヌキ」や「フナ」など、郷土性を示す結果
琵琶湖を中心とした生態系が反映されています。
本調査から、関西各府県の自然・文化・観光資源など地域ごとの特徴が、それぞれの「動物イメージ」と強く結びついていることが明確に表れた結果となりました。
田辺三菱製薬の本社所在地の大阪は「虎」が1位でした。神農祭では笹に吊るされた張り子の虎が授与されます。今年は神農祭が開催される11月22日に、道修町と隣接する御堂筋で阪神タイガースの優勝記念パレードが予定されています。
また、田辺三菱製薬が毎年神農祭にあわせて開催している「道修町たなみん寄席」の第18回は、虎をはじめとした動物がテーマの落語と、天王寺動物園の獣医師・安福潔さんや出演者の対談です。「道修町たなみん寄席」は、地域の皆さまに親しまれ、落語と講演を通して大阪の歴史や文化を学ぶ貴重な機会となっています。田辺三菱製薬は調査結果を踏まえて、道修町の認知向上と地域活性に引き続き取り組んでいきます。
神農祭 開催イベント
1. 第18回「道修町たなみん寄席」

日時:2025年11月22日(土)17:00~19:15(受付開始16:15~)
●場所:田辺三菱製薬本社3階(大阪市中央区道修町3-2-10)
●テーマ:「『神さん』と『落語』になった動物たち」
●内容:動物を扱った落語三席と、天王寺動物園の獣医師・安福潔さんや出演者の対談
●申し込み:道修町たなみん寄席WEBサイトhttps://www.tanamin-yose.net/
2.田辺三菱製薬史料館休日特別開館・特別展「道修町くすりのはじまり展」再展示
日時:2025年11月22日(土)10:00~15:00、11月23日(日・祝)10:00~16:00
●場所:田辺三菱製薬史料館(大阪市中央区道修町3-2-10 2階)
●テーマ:「田辺三菱製薬の“くすりのはじまり”」「今へつながる“くすりのはじまり”」の2テーマ
●内容:神農祭にあわせて史料館を特別開館。予約不要。
6月2日~9月30日に開催した田辺三菱製薬史料館開館10周年記念特別展「道修町くすりのはじまり展」は、大阪を中心に多くの方に来館いただきました。神農祭の11月22日、23日に両日限定で再展示し、田辺三菱製薬の歩みのきっかけとなった「たなべや薬」と、生薬から現代の創薬につながるくすりの歴史をパネルと動画で紹介します。
3. 田辺三菱製薬キャラクター・たなみんイベント
日時:2025年11月23日(日・祝) 10:00~15:00
●場所:田辺三菱製薬本社前公開空地(大阪市中央区道修町3-2-10)
●内容:田辺三菱製薬キャラクター・たなみんとの撮影会(参加費無料)。撮影用にたなみんの法被などをご用意。参加者にはたなみんグッズをプレゼント。
4.くすりのキャラクターイベント
日時:2025年11月22日(土)、23日(日・祝) 両日とも10:00~16:0
●場所:11月22日(土)道修町通(大阪市中央区道修町2丁目~3丁目間)
11月23日(日・祝)田辺三菱製薬本社前公開空地(大阪市中央区道修町3-2-10)
●内容:当社「たなみん」やくすりのキャラクターの計16体が出演。パレードやPRステージ、撮影会を実施。
※内容は当日の状況や天候によって変更することがあります。
※取材ご希望のメディアの方は、事前にお申し込みいただくか、識別できるよう腕章などを着用ください。撮影ポジション確保のため、一般の方にご協力いただけるようアナウンスします。

田辺三菱製薬本社前公開空地その他イベント予定
張り子の虎ペイントイベント
●日時:2025年11月22日(土)、23日(日・祝) 両日とも10:00~16:00
●場所:田辺三菱製薬本社前公開空地(大阪市中央区道修町3-2-10)
● 内容:伝統工芸品「張り子の虎」に自由に絵付けをして、自分だけのオリジナルな張り子の虎を作れるワークショップイベント(参加費無料)。
●所要時間:20分程度
●定員:2日間で計200名程度
●主催:大阪伝統工芸品振興協議会、㈱三菱UFJ銀行
●問合せ:㈱三菱UFJ銀行 営業本部大阪営業第四部 第二Gr 大林 TEL06-6206-9037
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