ここ1年の睡眠への投資「0円」が2割 快眠にも”コスパ志向“が顕著に
購入時の重視ポイント1位は「価格の手頃さ」 節約と睡眠改善の“バランス消費”が広がる
光熱費・食品を中心とした物価高が続く中、健康や睡眠への投資が後回しになっているという人も少なくありません。快眠グッズ紹介サイト「快眠ランド」を運営する「ムーンムーン株式会社」では、全国の男女300名を対象に「睡眠関連の支出と今後の予算意識」に関する調査を実施しました。結果、直近1年の睡眠関連支出は「0円」が20.3%と最多である一方、今後1年で使ってもよい予算は「5,000〜9,999円」(31.0%)がトップに。“現状は最小限、今後は必要な範囲で投資”という慎重な消費傾向が明らかになりました。
調査背景
物価上昇が続くなか、「できるだけお金をかけずに睡眠環境を整えたい」という意識が広がっています。寝具やウェア、計測デバイスなど快眠グッズへの選択肢が増える一方で、効果や価格の幅も大きく、「どこに、どれくらい投資するべきか」を判断しづらい状況です。今回の調査では、直近の支出額だけでなく、今後使ってもよい予算、購入時に重視するポイントなどを多角的に把握し、“コスパを意識しながら賢く睡眠に投資する生活者像”を明らかにしました。
調査サマリー
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直近1年の支出は「0円」が最多(20.3%)。次いで「5,000〜9,999円」(18.7%)
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最近購入したものは「シーツ・カバー類(16.9%)」がトップ。“小さめの買い替え”が中心
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購入時の重視ポイントは「価格の手頃さ」(24.0%)が最多で、コスパ志向が顕著
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今後の予算は「5,000〜9,999円」が31.0%で最多。現状より投資意欲が高まる傾向
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支出に対する考え方は「安くて良いものを探したい」が39.4%と最多。“低コスト・高満足”を求める声が主流
詳細データ
Q1. 直近12ヶ月で、睡眠関連に使った合計金額はどれくらいですか?

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0円(使っていない):20.3%
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5,000〜9,999円:18.7%
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1,000〜2,999円:15.7%
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10,000〜29,999円:15.3%
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3,000〜4,999円:14.0%
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その他:16.0%
→ 最も多いのは「0円」、ここ1年で睡眠への投資をしていない層が約2割にのぼるとわかりました。次いで「5,000〜9,999円」「1,000〜2,999円」など少額帯の回答が多く、必要な時にポイント的に買い足す人が多いとうかがえます。
Q2. 睡眠アイテムで最近購入したものを教えてください

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シーツ・カバー類:16.9%
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枕:15.8%
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特に支出していない:13.7%
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掛け布団・毛布:12.4%
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パジャマ:11.9%
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その他:29.3%(耳栓・アイマスク:9.8%、マットレス:6.4%、リカバリーウェア:4.8%、など)
→ 買い替え頻度が高いアイテムが上位に集中。特にシーツや枕など単価の低い更新品が中心で、“まずは小さく環境を整える”スタイルが主流です。
Q3. 睡眠アイテムを購入するときに重視するポイントを教えてください

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価格の手頃さ:24.0%
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機能性(温度調整・消臭・防ダニ等):18.0%
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口コミ・レビュー評価:11.9%
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メンテナンス性:11.1%
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耐久性・メーカー保証:8.5%
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その他:26.5%(デザイン・サイズ展開:7.0%、ブランド・メーカーの信頼性:6.2%、実証データ・科学的根拠:5.9%、など)
→ “価格”が他を大きく引き離してトップに。そのうえで機能性やレビューなど、「効果を確かめつつ失敗しない選び方」を求める傾向が見られます。コスパを最大化しながら自分に合うものを賢く選ぼうとする意識が強まっているといえます。
Q4. 今後12ヶ月で、睡眠のために使ってもよい合計予算はどれくらいですか?

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5,000〜9,999円:31.0%
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10,000〜29,999円:21.0%
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3,000〜4,999円:16.7%
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1,000〜2,999円:12.3%
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未定:9.3%
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その他:9.7%
→ 「5,000〜9,999円」が最多で3割超。直近1年の支出額よりも少し高めの金額帯を選ぶ人が多く、必要があれば一定額を投じてもよいという意識が高まっていることがわかります。慎重に様子を見ながらも、睡眠環境改善への前向きな姿勢が垣間見えます。
Q5. 睡眠に関する支出についてあなたの考え方を教えてください

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安くて良いものを探したい:39.4%
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必要なら中価格帯までなら出してもよい:32.3%
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なるべくお金をかけずに済ませたい:16.0%
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睡眠の質が上がるなら高くても投資したい:9.0%
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あまり意識したことがない:3.3%
→ 「安くて良いものを探したい」が最多。節約しつつもしっかり効果を取りたいという“低コスト・高満足”の姿勢が強く、生活者のリアルな価値観が表れています。一方で中価格帯までの投資意欲も3割超あり、価格だけではなく“値ごろ感と確かな効果”の両立が求められていることがうかがえます。
調査結果のまとめ
今回の調査では、睡眠関連アイテムへの支出は「必要なタイミングだけ」とする慎重な消費傾向が見られました。特に、支出額が「0円」に留まる層が一定数いる一方、今後の予算は5,000〜9,999円を中心に、“必要な範囲でなら投資しても良い”という意欲が高まっている点が特徴的です。購入時に最も重視されるのは価格ですが、機能性・口コミ・耐久性など「失敗しないための情報」も必要とされており、“低コストで賢く選ぶ”という価値観が浸透しているといえます。物価が上昇する中でも、睡眠は健康維持の基盤。今後は、よりコスパ良く続けられる睡眠アイテムやサービスが選ばれていくことが予想されます。
快眠ランド運営者のコメント
運営者:竹田 浩一のコメント

今回の調査から、快眠グッズの購入は「大きな出費ではなく、身近なケアの一部」として取り入れられている実態が浮かび上がりました。とくに、交換しやすいシーツや枕など、小さなアップデートから睡眠環境を整える方が多く、日常的なケアとして定着しつつあります。一方で、価格を重視しながらも「必要なら1万円前後まで投資してもよい」という意識が広がっており、コスパと効果のバランスが購買行動のカギとなっています。快眠ランドでは、こうした生活者の価値観に寄り添い、無理なく続けられる睡眠ケアの選択肢を今後も発信してまいります。
調査概要
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調査期間:2025年11月11日〜11月13日
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調査対象:全国10代~70代の男女300名
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調査方法:インターネット調査
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実施機関:快眠ランド
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