大阪・関西万博のデザインが生まれるまでのプロセスを紐解く「大阪・関西万博デザイン展」を開催

株式会社人間(所在地:大阪府大阪市西区京町堀1-12-11 愛晃ビル4F / 代表取締役:花岡、山根シボル)は、2025年10月1日(水)から10月19日(日)までの期間、大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)にて「大阪・関西万博デザイン展」(主催:読売新聞社)を開催いたします。
今年6月に京都dddギャラリーで実施した企画展「モダン・エキスポ・ポスターズ グラフィックでみる現代の万博」が好評を博したことを受け、その流れを引き継ぐかたちで、大阪でも本展を開催する運びとなりました。
本展は、大阪・関西万博におけるデザインが生まれるまでのプロセスを紐解き、アーティストやクリエーターが手がけた会場装飾やサウンドスケープの展示、さらに関わったクリエーターやプロデューサーによるトークイベントを実施します。
ロゴマークから空間まで ─ 多様な表現が集う万博デザインの展示
大阪・関西万博の公式ロゴマークや公式キャラクター「ミャクミャク」、デザインシステムをはじめ、会場を彩ったモニュメントやサウンドスケープ、さらにパビリオンの空間デザインまで、多様な表現とプロセスを一堂に紹介。デザインが紡ぐ創造と共創の世界をご体感ください。



2025年7月に実施した京都dddギャラリー「モダン・エキスポ・ポスターズ グラフィックでみる現代の万博」の様子
【展示ラインナップ】
ロゴマーク、デザインシステム、公式キャラクターミャクミャク
ロゴマーク、デザインシステム、公式キャラクター「ミャクミャク」の展示を通じ、万博デザインの起点から広がる世界を紹介します。来場者を迎えるモニュメント、共創を促す仕組みなど、デザインが生み出す多様な表現と体験をご覧ください。
大阪・関西万博デザインプロセス年表
ロゴマークから公式キャラクター「ミャクミャク」、デザインシステム、会場装飾、二次創作に至る歩みを時系列で紹介します。
EXPO WORLDs展示
会場を彩ったミャクミャクのモニュメントやデザインシステムのバナーフラッグ、愛称“こみゃく”で親しまれた〈Co-MYAKU Sign〉、さらに会場音楽のSoundscape〈いのちのアンサンブル〉まで、会場装飾の全体像を紹介します。
ドキュメント&スケッチ展示
ロゴマークや公式キャラクター、デザインシステムが生まれる背景や思考プロセスを可視化する資料を公開します。
パビリオンの空間デザイン展示
日本館やパナソニックグループ パビリオン「ノモの国」など、25以上のパビリオン・出展ブースを含む、総計50以上のプロジェクトに携わった乃村工藝社グループ。その実績の一部と、制作過程を記録した映像を展示します。
万博の舞台裏を語るトークプログラム「EXPO DESIGN TALK」
展示会期中には、万博に携わったクリエイターやプロデューサーによるトークプログラムを予定しています。
大阪・関西万博の背景には、数えきれないほどのクリエイティブな挑戦があります。本トークプログラムでは、彼らがその舞台裏を語り、現場のリアルなストーリーをお届けします。
※ セッション内容や日時は予告なく変更となる可能性があります。
※ 内容や日時は決定次第、公開する予定です
【予定している出演者(50音順)】
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赤川 純一 [テクニカルディレクター]
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朝戸 一聖 [TANSAN 代表 / ゲームクリエイター]
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荒井 亮株 [株式会社知財図鑑 編集長]
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川口 智士 [株式会社ZIZO 代表 / ディレクター / プランナー]
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しまだ あや [みんなの エッセイスト]
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野老 朝雄 [芸術家]
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豊田 啓介 [NOIZ 建築家 / 東大生産研特任教授]
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花岡 [株式会社人間 代表 / 変なプロデューサー]
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浜名 信次 [株式会社Beach 代表 / デザイナー / 映像作家]
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引地 耕太 [株式会社VISIONs クリエイティブディレクター]
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ブルース イケダ [JKD Collective プロデューサー / クリエイティブディレクター]
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水野 祐 [シティライツ法律事務所 弁護士]
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山根 シボル [株式会社人間 代表 / アイデアマン]
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Co-MYAKU‘25の参加アーティスト
その他にも、トークセッションはまだまだ企画中です。PeatixやSNSにて随時発表予定です。
「いのちの循環からひらく、未来のデザイン」
大阪・関西万博のデザインは、一人のクリエイターや一つの企業が生み出した完成品ではありません。人間中心の設計を超え、多様な人々や自然、テクノロジーが共生する未来を体現し、新しい〈いのちの循環〉を描くものでした。
八百万(やおよろず)の生命が芽吹き、木々となり、森となって豊かな生態系を育んでいくように。ロゴ=種、ミャクミャク=水、デザインシステム=土壌、そしてそこから芽吹いた無数のID=花。これらの要素はやがて市民や来場者の間で**〈こみゃく〉という愛称**によって親しまれ、SNSを通じて爆発的に二次創作が広がり、誰もが参加できる文化的ムーブメントへと成長していきました。こうして、万博のデザインは「生態系」として耕され続けたのです。
このムーブメントが形成された根底には 〈OPEN DESIGN 2025〉という構想があります。それは「万博における参加と共創を促す生成的デザイン・コモンズ」であり、リアル空間とデジタル空間を横断しながら文化的共有地を創出する試みでした。
本展は、このような「参加と共創」のプロセスを記録し、未来へと提示するものです。そして、「制度から文化へ、統制から生命へ」という転換を体現しながら、来場者自身もまた、この生態系と循環に加わり、未来をともに耕していく参加者となることを目指しています。
開催概要
[期 間]2025年10月1日(水)~10月19日(日) ※最終日は15時まで
[開館時間]11:00~20:00(入場は閉館30分前まで)
[休館日]月曜日(10月6日、10月13日)
[会 場]大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco) Room4
〒550-0006 大阪市西区江之子島2丁目1番34号
Osaka Metro 中央線・千日前線「阿波座駅」下車、8番出口から徒歩3分
[入場料]無料
[主 催]読売新聞社
[共 催]株式会社VISIONs、株式会社人間、株式会社ワントゥーテン
[協 賛]株式会社乃村工藝社
[協 力]株式会社Beach、一般社団法人demoexpo、JKD Collective株式会社、株式会社parks、株式会社TakaraTec、株式会社THE PASSION、株式会社ZIZO、赤川純一、久保みのる、クレー株式会社
[後 援]公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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