〈イベント報告〉ソニーコンピュータサイエンス研究所 ナターリア・ポリュリャーフ氏とBEENOS新規事業開発担当 人見がトークセッションを開催!
「科学でヒト本来の美しさを導き出す~美容の研究成果を活かした新規事業開発~」
当日は、当社イベントスペースに約40名が来場、美容化粧品メーカーScientistaの代表であり、ソニーCSL研究員でもあるナターリア氏によるトークショーが行われました。第二部では、BEENOS新規事業開発担当の人見がファシリテータ―として登壇し、科学と美容の関係や新規事業開発について、トークセッションを行いました。
■第一部 ソニーコンピュータサイエン研究所 ナターリア・ポリュリャーフ 氏
遺伝子を理解すると遺伝子制御が我々の生命の鍵を握っていることがわかります。例として、カロリー制限がサルのエイジングに影響を与えているという研究結果があります。
私はコスメブランドを立ちあげましたが、遺伝子研究を化粧品開発に派生させた、その原動力は女性を助けたいという気持ちです。
女性は、通常50種類以上の化粧品を使用していると言われており、人生においては3千万円という金額を費やしています。一方で、消費購買の動機としては広告効果や感覚値など、科学やエビデンスに基づいたものではありません。2018年にオリジナルブランド「Scientista」を発表して以来、美容とテクノロジーの関係について様々な場所で講演を行っていますが、男女問わず、高い関心を持っていることが感じられます。科学的に信頼できる製品を世に送り出し、人生がより豊かになる様支援したいと考えています。
■第二部 ナターリア・ポリュリャーフ氏×BEENOS 新規事業開発担当 人見峻介
第二部では、BEENOS新規事業開発担当の人見がファシリテータ―を務め、トークセッションを行いました。会場からは、終始、科学と美しさの関係について事業開発視点での質問が寄せられました。
ナターリア氏は「肌の美しさによる印象変化と科学の関係性」について、「自身の外見は、外部とのコミュニケーション」と前置きをしたうえで、肌の乱れは、生物学上、メカニズムとしての炎症化と説明しました。さらに、「肌荒れはストレスホルモンの分泌によるもので、全身がストレスフルな状態になっていることの顕在化であり、さらに、肌に自信がないことと行動に自信がないことに因果関係がある」と解説。周りに攻撃してしまうことが多く、印象に変化が生まれていると答えました。
事業開発について話が及ぶと、ナターリア氏は「アンチエイジングが好きだから自分が美容ビジネスに向いているとは理解していました。一方で、科学者として、美容ビジネスの曖昧さもあり、踏み込むことに不安を感じました。」と当初について振り返りつつ、「商品の完成を迎えたり、周囲から反響があると、事業をやってよかったと思います。何より、製品開発はクリエイティブで、すごく楽しいことでした。」とやりがいを説明しました。
人見は、自身の2度の起業経験に触れた上で、「当社でもやりたいことや壮大な夢を持つ社員は多くおりますが、一方で達成までに何をするのかを考えている若手は少ない様に感じます。そのため、代表や役員踏まえてそのサポートを行っています。新規事業を考えると、苦しいや悩ましいという感情が先に来る人も多く、自分自身も振り返ると8割・9割は苦しいことでした。ですが、楽しいと思えたことが忘れられません。だからこそ、今後も挑戦し続けたい」と事業開発について語り、イベントは終始盛況のまま終了いたしました。
【BEENOS株式会社の概要】
(1)社 名 : BEENOS株式会社 (東証一部:3328)
(2)代 表 者 : 代表取締役社長 兼 グループCEO 直井 聖太
(3)本 店 所 在 地 : 東京都品川区北品川四丁目7番 35 号
(4)設 立 年 月 : 1999年11月
(5)資 本 金 : 27億75百万円 以上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像