AIサービス"ばりぐっどくん"が、長崎県西海市で脱炭素の課題解決に挑戦へ。名前は"エコバースばりぐっとくん"
西海市のウェルビーイングと脱炭素行動変容をWeb3でブースト!
2023年3月20日に発表されたIPCC(The International Panel on Climate Change|気候変動に関する政府間パネル)の第6次統合報告書は、産業革命以降の気温上昇が1.1度に達していることを指摘しました。この気温上昇は、地球の生態系を維持する上での深刻な脅威となり、私たちの生活にも甚大な影響を及ぼすことが予想されます。
こうした状況の中、2020年にゼロカーボンシティ宣言を行った西海市は、脱炭素社会をリードする人材と事業が生まれるまちを目指しています。また「脱炭素社会に向かうまち西海市」を実現するために、洋上風力発電の促進、高効率発電システムへの転換、地元企業との協力体制の構築などの具体的なプロジェクトが進行中です。
我々は、新たな価値を創出するためにメタバース空間とデジタルツインを活用し、実世界のゼロカーボンアセットをデジタル化し、その価値をNFTにより流動化することを考えました。そのプロジェクトが、西海市のゼロカーボンアセットの価値を可視化・透明化するために、NFTとweb3.0等のデジタル技術を活用し、市民の参加を促す「ゼロカーボンNFT;エコバースばりぐっどくん」プロジェクトです。このプロジェクトの背後には、西海市の子供たちの未来への希望と、現在の私たちの行動の重要性が結びついています。
エコバースばりぐっとくんは、「西海市の脱炭素技術や自然資本等の価値をデジタル技術で拡張する」と「人口が減っても地域が持続可能に運営される」の両立を目指すNFTプロジェクトです。
市内のCO2削減プロジェクトをNFT化し、NFTを購入したユーザーはそのプロジェクトの「デジタルオーナー」となります。デジタルオーナーは、対象施設・プロジェクトのCO2削減データをリアルタイムで確認できます。これにより、脱炭素とデジタル技術の融合を通じて、市民と企業の行動変容を促進し、早期の脱炭素社会実現を目指します。
第1弾として、西海市役所の屋根に設置された太陽光パネル192枚がNFT化されます。各パネル1枚ごとに独自のNFTを創出し、市民等はこれらのNFTを購入することで、デジタルオーナーとして太陽光パネルの環境への貢献を間接的にサポートします。これにより、市民はCO2削減プロジェクトの一翼を担い、脱炭素社会への移行に貢献するとともに、ウェルビーイングの向上を実感できます。
Web3技術の採用により、「エコバースばりぐっとくん」は透明性と信頼性の高いデジタルプラットフォームを提供します。市民の参加と協働を促進し、デジタル化された脱炭素の取り組みを通じて、市民の行動変容を促します。
また、特徴として、メタバース上のばりぐっど大学と連携します。デジタルとリアルの境界を超えた学びと体験の場を提供し、脱炭素社会への理解を深める機会も提供します。第1弾として、脱炭素設備の太陽光発電、EVなどのエコカー、森林を設置し、今後はNFTと連動して、脱炭素アイテムを増やす予定です。
「エコバースばりぐっとくん」プロジェクトを通じて、西海市の脱炭素技術や自然資本等の価値をWeb3技術やAIを活用して、新たな価値としてアップデートします。また市民一人一人がデジタルオーナーシップの概念を活用することで、脱炭素社会の構築に積極的に関与し、その成果を共有できるようにします。
【会社概要】
社名 :株式会社西海クリエイティブカンパニー
所在地 :長崎県西海市西彼町喰場郷1686番地3
会社HP:http://saikaicreative.co.jp/
代表者 :代表取締役 宮里 賢史
事業内容:AIテクノロジー事業、ブランディング&マーケティング事業、コミュニティマネジメント事業
、エネルギー事業
設立日:2017年12月18日
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