名古屋三井ビルディング北館地下に、期間限定の「ソーシャル美術館」、誕生。

知的障害のある作家が描くアートがキタチカを彩る。同時に、作家への還元も実現。

「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、福祉を起点に新たな文化を創る株式会社ヘラルボニー（本社：岩手県盛岡市 代表取締役社長：松田崇弥、代表取締役副社長：松田文登、以下ヘラルボニー）」は、「共⽣・共存」、「多様な価値観の連繁」、「持続可能な社会の実現」を理念に掲げる三井不動産株式会社が手掛ける名古屋三井ビルディング北館地下街（通称：キタチカ）内にて期間限定の「ソーシャル美術館」を開催いたします。また、メインビジュアルには八重樫道代（るんびにい美術館）の「おりがみ」がメインビジュアルとして採用されました。

名古屋三井ビルディング北館B1F

 

 

■参画アーティストについて

 

作家：八重樫道代 作品名：「おりがみ」 所属：るんびにい美術館（岩手県花巻市） ブラシマーカーを用い、躍動に満ちた膨大な形と色彩がひしめく緻密な画面を生み出す。小さな頃から塗り絵が好きだったが、初めて「自分の絵」を描き始めたのは19歳の時。以来、堰を切ったように鮮烈な色彩と精緻な構成からなる作品を次々に生み出していった。

 

作家：加賀谷 圭太  作品名：「魚（Fish）」 所属：やまなみ工房（滋賀県甲賀市） 1989年生まれ、滋賀県在住。2008年から『やまなみ工房』に所属。本格的に絵画に取り組むようになったのは2015年頃からである。 以前は古紙回収業務が中心で、創作活動にもあまり興味を示さなかった彼が、ある時から画材やモチーフが変化したことをきっかけに、活動に楽しみが持てるようになり集中して創作に取り組むようになった。 どの作品にも自動車や昆虫、動物等、モチーフは存在するが、彼はほとんどを目にすることはなく独自の技法でゆっくりと時間をかけ無数の細線を描き重ねていく。 筆圧は弱く繊細で、不規則な描かれた線の重なりは、まるで波状のような紋形を写しだす。

 

 

作家：佐藤 皓平 作品名：「恐竜時代」 所属：自然生クラブ（茨城県つくば市） つくば特別支援学校卒業後、2013年より自然生クラブに参加。幼いころより体を動かすことが好きで、６歳よりダンス教室に通う。ダウン症のヒップホップダンサーとして活躍している。自然生クラブでは農園や創作田楽舞の太鼓に精力的に取り組み、迫力のある掛け声は周りを引っ張っていく力がある。絵画に対してはじめは消極的だったが、今では大画面にペンを自由に走らせるようになった。さらに点と線を独特に組み合わせた文字を描き込むことが増えている。

 

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作家：郁美 作品名：「タムタムドット」 所属：多夢多夢舎中山工房 （宮城県仙台市） 1983年生まれ　仙台市在住。2011年多夢多夢舎所属。 たくさんの人とコラボするのが好きで、ダンス、朗読、コラージュなどを行う。2015年、素材としてのトワル（服）に出会う。2016年5月よりトワル作品「雨」に取り組んで以来毎日、フェルトを丸い形に切り、トワルに貼ることを続けている。ワークショップに出向いた際に、道を間違えたスタッフにツッコミを入れるのは彼女の役目。好きな武将は「多すぎて選べない」。趣味は読書（歴史関係）。

 

作家：坂本 大知 作品名：「ギザギザ」 所属：自然生クラブ（茨城県つくば市） 茨城県立美浦特別支援学校卒業後、2016年に自然生クラブに参加。温厚な性格でユーモアがあり、どんな仕事にも責任をもって取り組む。創作田楽舞では2019年の香港公演に参加。自由でのびやかな感性を持ち、太鼓を叩いたり、ダンスや歌を歌ったりする。絵画では「筆を滑らす動き」を重視し、ダンスと融合している印象を与える。形に着目し、何度も形をなぞって描き上げた「土偶」(2019)は、好評で、市役所の市長室控室に展示された。

 

■鈴木 純平（三井不動産株式会社 中部支店 事業グループ統括）

 

障害がある方や、そのご家族も、本企画のアートを通じて温かな出会いや繋がりを得られていると伺い、大変感銘を受けました。 全世界的なコロナ蔓延により働き方や生き方、持続可能な社会のあり方がダイナミックに変わってきております。今しばらくは、多様な人材、ダイバーシティなど標語になっておりますが、それすら当たり前となり、ピカソの横にヘラルボニー作品が普通に並ぶような美しい世の中を心から楽しみにしております。

 

■大田雄之介（株式会社ヘラルボニー｜名古屋拠点責任者）

 

「共生・共存」、「多様な価値観の連繁」を理念に掲げる三井不動産様だからこそ、今回のソーシャル美術館誕生に至ったと確信しております。まずは、キタチカを利用する方々に、アートを愉しんでいただき、アートを通じて障害のある方と自然な形で接点を増やしたいです。当社のミッションである「異彩を、放て」と、文字通りの「異彩」たちが、ここ名古屋の中心部から発信されることで、より障害のある方々も生活しやすい街・「名古屋」になっていくことを楽しみにしております。

■三井不動産株式会社
 

 

「or」ではなく「＆」。 つまり「あれかこれか」の二者択一ではなく、 「あれもこれも」取り込む柔軟な姿勢。 それが三井不動産が考えた 「＆」コンセプトです。 都市と自然。経済と文化。 働くことと憩うこと。 そうした異なる２つの概念を しなやかに共生・共存させることで、 街に、今までにない新しい価値を生み出します。

 

 

■株式会社ヘラルボニー

 

「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸とする事業を展開する。知的障害のある作家が描くアート作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに知的障害のある作家が描くアート作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた社会実験に奔走中。世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2019」受賞。

 

■お問い合わせフォーム
https://forms.gle/XpX6CjdBondnnnyQA
 

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○株式会社ヘラルボニー　概要
社号｜株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
本店所在地｜岩手県盛岡市開運橋通2-38
名古屋拠点｜愛知県名古屋市西区那古野２丁目１４−１（なごのキャンパス）
役員｜代表取締役社長　松田崇弥、代表取締役副社長　松田文登
問合せ先｜[e-mail]
公式サイト：https://www.heralbony.jp
ブランドサイト：https://www.heralbony.com
（5月16日迄 Makuakeでクラウドファンディング挑戦中）https://www.makuake.com/project/heralbony/
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【公式SNS】
Facebook：https://www.facebook.com/heralbony/
Instagram： https://www.instagram.com/heralbony/
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LINE：https://lin.ee/4v7ooKG/

＜事業内容＞
1. CSR・CSV・SDGsを軸とした企画のブランディング及びプロデュース
2. 福祉を軸とした新規サービスの企画立案・開発、社会実装
3. 社会課題を解決するクリエイティブツール（Web、ロゴ、冊子、プロダクト等々）の制作
4. 福祉をテーマとするイベント・ワークショップの企画・ディレクション・編集・制作
5. 知的障害のあるアーティストが描いたアート作品の社会実装（作品販売・ファブリック展開・制作物・空間演出）
6. 知的障害のあるアーティストの育成及びマネジメント
7. 新規コミュニティのコンセプト立案、社会実装、運営
8. 各種メディアの企画・ディレクション・編集・制作
9. 福祉施設に関する企画、情報収集、情報提供及びコンサルティング
10. 社会課題を解決する商品に関する企画、計画の策定及びその管理