Be-A JapanとZIPAIRが桜美林大学にて授業を実施。大学生とともにSDGsの第5目標「ジェンダー平等」を考える。

株式会社Be-A Japan

超吸収型サニタリーショーツを展開するフェムテックブランド「Bé-A〈ベア〉」を運営する株式会社Be-A Japan(本社:東京都渋谷区神宮前、代表取締役:髙橋 くみ、取締役:山本未奈子、以下「Be-A Japan」)は、業務提携をする株式会社 ZIPAIR Tokyo(代表取締役:西田真吾)とともに桜美林大学のビジネスマネジメント学群において、学生が企業課題を考えて提案をする授業に参画し、2022年6月14日〜7月13日の間、全5回にわたり、SDGsの第5目標「ジェンダー平等」をテーマに、「女性活躍推進」を考える授業を行いました。
Be-A Japanが大学生へ向けた授業を担当するのは初の試みです。


これまで、吸水ショーツによって女性ならではの悩みを解決するとともに、誰もが生きやすい社会を目指し、次世代を担う小中学生や男子生徒を含む高校生に向けた生理セミナーに取り組んできたBe-A Japanが、今回初めて大学での授業の一部を担当しました。
航空業界に興味を持つ桜美林大学ビジネスマネジメント学群の学生に向けて、「女性活躍推進」というテーマのもとZIPAIRと共同で授業を行い、両社の共通の目標である性別問わず誰もが輝ける社会に向けての考えを伝えました。

Be-A JapanとZIPAIRは、両社の共通の目標である「女性がよりよく活躍できる社会の実現」のために業務提携を締結し、女性活躍推進を実現に向けた相互協力を行っています。

「生理」は、社会に出て働く上でのハードルとなることがあります。十分なパフォーマンスが発揮できなかったり、女性ならではのライフサイクルにより働き方を変えざるを得なかったり、中には生理によりキャリアを諦めてしまう人もいるほど、人生を左右するものです。

中でも航空業界は、例えば客室乗務員の場合、長時間のフライト中に生理用品を取り替えることが難しい、月経随伴症を抱えながらの立ち仕事が辛い、など生理期間中の女性にとってハードな環境だという声が多く聞こえてきます。

そのような課題への解決に向けて、Be-A Japanでは生理をテーマにしたセミナーを開催し、生理への理解を通して互いを思いやることの大切さを伝え、誰もが自分らしく輝ける未来の実現を目指しています。

また、ZIPAIRはジェンダー平等に目を向け、性別問わず誰もが働きやすい環境づくりを強化し、ユニセックスな制服、またスニーカーでの勤務も取り入れるなど、「誰一人取り残さない」というSDGsの目標達成に向けた活動に積極的に取り組み、世界初「一機丸ごとSDGs」を掲げています。 

このたびの桜美林大学ビジネスマネジメント学群で行ったのは、エアラインからの企業課題を受けて学生が解決策を提案する課題解決型の授業。その一部として、SDGsの第5目標である「ジェンダー平等」の実現と女性活躍推進のために、「誰もが働きやすい環境を整えるにはどういった方法があるか」「女性の健康課題となる生理とどのように向き合い、付き合うか」また、生理という問題にとどまらず「女性が活躍できる社会を描いた時にどんなアクションを起こすべきか」などを議題に掲げ、これから社会へ羽ばたく大学生に向けてだからこそ伝えたい内容を、航空業界というシーンを具体的に想定しながら、Bé-A・ZIPAIR・そして学生の三者で共に考えることのできる貴重な機会となりました。

 
  • 授業の様子

授業の初めに、Be-A Japanからは女性が働く上での社会全体のハードルを紹介。
日本国内において年間4,900億円にも上る月経随伴症状における経済損失に触れ、職場における女性の健康課題に向き合うことの重要性をお伝えしました。

また、生理等のヘルスリテラシーが高いと、仕事のパフォーマンスが上がることに触れ、テクノロジーで解決できるだけでなく、健康課題に対する知識を持つことが解決につながることも紹介しました。
初潮の低年齢化、晩婚化や初産の高齢化などにより女性が経験する生理の回数は増加しているため、現代において、生理を知ることは、女性が豊かな人生を送るためにますます必要不可欠と説明。

また、海洋ゴミにおけるプラスチックゴミの第5位が生理用品であることにも触れ、世界中の女性の意識を変えていくことの大切さもお伝えしました。

授業の終わりには、学生の皆さまが次回から取り組む課題についてのゴールシートをZIPAIRから紹介。
大テーマに女性活躍推進、現状の問題定義、それについての課題や解決方法、最後にゴール設定をし、「女性活躍推進のためにBe-A JapanとZIPAIRができること」について考えるグループワークを6チームに分かれてスタートさせました。

 
  • 学生から様々な企画提案
夜間も業務に就く航空業界において子育てとの両立を手助けできるような保育所の開設、お迎え手配のアプリ導入など、費用の工面なども視野に入れたプレゼンテーションがあったり、乳がん患者に対し会社がサポートする仕組みづくりや女性の健康を支える下着の開発など、Be-A JapanとZIPAIRが取り入れられそうな企画立案もあり、新しい視点に驚かされることも。

女性活躍のハードルとなるキャリアについて、社内でいつでも相談できるコミュニティ作りの企画や、航空機内でのさまざまな問題に着目し、乗員、乗客ともに心地よい空間を作るための提案をするグループもあり、斬新なアイデアがあがりました。
 




ZIPAIR選出 最優秀チーム【B】

「化粧品会社と提携をして化粧品を支給する」
 


■女性=メイクという現状に着目したBチーム。
社会人になると女性はメイクするのがマナーという風潮を変えたいと提案。
メイク時間の確保や日々のメイクで肌への負担大、そして金銭的な負担も大きいなど、学生ならではの視点で現在の課題に着目。
課題解決のためには、ジェンダー平等という観点からも、ジェンダーレスコスメを扱う企業と提携を結び、化粧品を社員へ支給。肌への負担が少ないコスメの使用や、支給を受けられることで経済的な負担も軽減するとともに、化粧品提携企業のPRにもなることを提案しました。

 
ZIPAIRからの総括:
学生視点での化粧品購入の経済的負担に触れており、日々化粧品を当たり前に使用する社会 人にとっては、化粧品における経済負担に焦点を当てた切り口がユニークでした。 化粧品メーカー等の企業からの試供品を提供していただくことで、コストが少なくて済むという点や、女性に限った化粧品だけではなく、男性のメイクについても言及されており、ジェンダーレス化粧品を扱っている会社とのコラボレーションという点は、企業が協賛する可能性を感じました。ただ、化粧品メーカー等の会社とのコラボレーションは、他社でもすでに取り組んでいるところもあり、斬新さを求める企業サイドからするともう一工夫のアイデアが欲しいと感じました。

 
学生からのコメント:
女性活躍推進という難しいテーマではありましたが、当事者となって考える時間ができとても良かったです。今回女性4人、男性1人というグループでしたが、性別を超えてどう働きやすい環境をつくるかを共に考えることができ、とても良い機会となりました。


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Be-A Japan選出 最優秀チーム【F】

「女性だからできることを ZIPAIRとベアから発信していこう」
 


■生理休暇という制度をもっと生かすことを提案したFチーム。
実に84%の人が生理休暇を利用したことがない現状に鑑み、社員の心身の健康や体調に配慮した職場環境を整え、生理休暇を誰もが取りやすいような制度に変えることに着目。

周りに遠慮して取得しにくい、男性が多い職場では声をあげにくい、また女性だけの制度ではなくだれもが健康上の理由で取得できる休暇になるよう、名称を「ウェルネス休暇」へ変更することを提案。自己申告ではなく、アプリ上に生理周期を申請してもらうことで会社も把握。働きやすい職場環境を整えることを企画しました。


Be-A Japanからの総括:
斬新で未来に向けて非常に期待ができる提案でした。特に女性活躍推進に対しての現状の問題点に関しては、チームとして全体的に非常に理解度が深いと感じました。
特に心に残ったのは非常に独自性の高い「生理休暇制度の改良」です。
会社が社員の生理周期を把握してスケジューリングをする、というのは一見斬新すぎる提案かと思いましたが、考えてみると今現在、生理周期アプリのペアリング機能(親や彼氏・パートナーに共有)は非常に人気のある機能です。
実は男性にも「更年期」がありますので、性別的女性だけが取得できる休暇にならないというフェアさを謳えることができると思います。さらに男性更年期を足すなどすれば、問題点として出ていた「男女不平等だと感じる」という点にも解決策に繋がるかと思いました。


学生からのコメント:
女性活躍推進について、今まであまり考えることがありませんでしたが、グループで話していくうちに様々な問題が見えてきました。今回は生理休暇にフォーカスし、現在の制度や仕組みを調べながら、実際に実現可能か、という点にも着目して課題解決に向けて考える良い機会となりました。

 

 

【 実施概要 】
◆日時:2022年6月14日(火)〜7月12日(火)
◆会場:桜美林大学 新宿キャンパス(東京都新宿区百人町3-23-1)
◆内容:エアラインのSDGs課題「ZIPAIRとBe-A Japanができる女性活躍推進 」について

<全5回>
第1回:6/14(火)  ZIPAIR/Be-A Japan会社紹介、グループワーク
第2回:6/21(火) グループワーク、企画作成
第3回:6/28(火) グループワーク、企画作成
第4回:7/5(火)   企画案発表/プレゼン
第5回:7/12(火)    ZIPAIR/Be-A Japanより総括、表彰

■チームA:「女性が健康に働ける仕組みづくりのための「乳がんの予防とサポート」」
■チームB:「化粧品会社と提携をして化粧品を支給する」
■チームC:「コミュニティーを作る」
■チームD:「ベビーホテルの提案」 
■チームE:「女性が安心して利用できるよう女性専用シート、トイレを導入」
■チームF:「女性だからできることを ZIPAIRとベアから発信していこう」

 


【桜美林大学/ビジネスマネジメント学群について】
桜美林大学ビジネスマネジメント学群は、理論教育と実践教育によって学びの水準を高めることを目標にしています。「英知」の吸収、「豊かな感性」の育成、「コミュニケーション能力」の向上を軸とした学びを展開。さらには学外での研修・実習など、理論が現場でどう活きるのかを体感できる機会も充実させています。合わせて急速に多様化・進化する社会に対応する力も培っていきます。

学校サイト: https://www.obirin.ac.jp
学群サイト:https://www.obirin.ac.jp/academics/business_management/

 

【ZIPAIR Tokyoについて】
株式会社ZIPAIR Tokyoは、日本航空株式会社の100%出資によって設立された、日本初の中長距離国際線LCC(格安航空会社)です。成田からソウル、バンコク、シンガポール、ホノルル、ロサンゼルスへの各路線を運航しています。
ZIPAIRは、これまでのフルサービスキャリアでも、ローコストキャリアでもない、新しい基準を作る、「NEW BASIC AIRLINE」を目指しています。「NEW BASIC」には、単にコストコントロールを行うだけではない、日本の航空会社ならではの細部まで配慮する美意識を持ちつつ、「フライトの体感時間を短くする」新しいエアラインを創っていくという想いを込めています。

ZIPAIR 公式サイト:https://www.zipair.net/ja

 
【Be-A Japanについて】
Be-A Japanは、「Girls be ambitious. 望めば変わる。人生も、世界も。」をコンセプトに、女性をはじめ、すべての人の心身の健康と活躍を応援しています。これまで不便を感じることの多かったサニタリーライフにおいて、その期間のニーズに寄り添う高い機能性を備えた新たな選択肢として、超吸収型サニタリーショーツを展開するフェムテックブランド Bé-A〈ベア〉を提案。多様化する女性の生き方をエンパワーし、サステナブルなものづくりと消費が求められる現代社会への貢献をめざしています。

Bé-A公式オンラインストア:https://withbe-a.com
Bé-A公式Instagram:https://www.instagram.com/be_a.japan/
Bé-A公式Twitter:https://twitter.com/beajapan1

 

【 会社概要 】
社名:株式会社Be-A Japan
本社:東京都渋谷区神宮前5丁目1番7号
代表取締役:髙橋くみ
取締役:山本未奈子
公式ホームページ:www.withbe-a.com
お取り扱い店舗一覧:https://withbe-a.com/pages/dealers

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URL
https://www.v-holdings.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区神宮前5-1-7 青山アロービル2F
電話番号
03-3473-3939
代表者名
髙橋くみ
上場
未上場
資本金
800万円
設立
2020年03月