お子さま連れのママ・パパの75%が「施設利用時の空調に不満」──約4割が「もう行かない」と施設を敬遠
株式会社ケイズ(本社所在地:大阪府大阪市中央区、代表取締役:桑崎健)は、未知株式会社(本社所在地:大阪府大阪市北区、代表取締役:下方 彩純)と共同で、「施設の空調に関する意識調査」を実施しました。
約75%のママ・パパが施設利用時の空調に不満を経験
お子さまと一緒に利用した施設で空調に不満を感じることがあるかを尋ねたところ、「ときどきある」が68.9%、「とてもよくある」が5.6%となり、合わせて約75%のママ・パパが不満を感じた経験があることが分かりました。

飲食店とショッピングモールで不満が集中
空調の不満を感じることが多い施設を複数回答で尋ねた結果、「飲食店(ファミレス・カフェ・ファストフードなど)」が45回答で最も多く、次いで「ショッピングモール・アウトレット」が36回答となりました。

一方、最も不満を感じる施設を単一回答で尋ねた設問では、飲食店が33.3%でトップとなったものの、「スーパー・ドラッグストア」が20.0%で2位に浮上し、毎日の生活に身近な場所ほど、空調への不満が目立つ結果となりました。

「寒すぎる」が最大の不満ポイント
空調のどのような点に不満を感じるかを尋ねたところ、「寒すぎる」が49回答で最多となり、続いて「暑すぎる」が32回答でした。極端な温度設定に不快感がある方が多いようです。

また、「エアコンの風が直接当たる」が28回答となり、温度だけでなく風向の配慮も求められていることが分かりました。
病院・クリニックは「快適な空調」のベンチマークに
空調が快適なイメージのある施設を尋ねたところ、「病院・クリニック・歯医者」が39回答で圧倒的多数となりました。

他の施設が空調環境を見直すうえで、参考にしたいポイントといえそうです。
空調が子どもの機嫌や施設選びに直結
約40%のママ・パパが、空調が原因でお子さまがぐずったり不機嫌になった経験があると回答しました。

さらに、空調が合わないことを理由に「あのお店・施設にはあまり行かないようにしよう」と思ったことがある人は約41%に上りました。

空調の快適さは、居心地だけでなく、リピート利用や集客にも直結する要素といえそうです。
【ママ・パパの実際の声】「場所による温度差」「風の直撃」に悩み
自由記述では、具体的なエピソードが多数寄せられました。
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「夏場のお座敷でクーラーが息子に直接当たりすぎて寒がってしまい、席を替えてもらった」
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「スーパーの生鮮食品コーナーが寒すぎるため、上着なしではゆっくり買い物ができず子連れで行きにくい。」
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「電車・バスなどの公共交通機関はときどき寒いので、上着だけは持参しています」
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「ショッピングモールは、寒すぎる場所や逆に暑い場所の差が結構あり子供の体温調節が大変なので行く足が遠のいてしまいます。」
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「レストランのテーブル席で、子供が座った壁際だけクーラーの風が当たっていて寒く、風邪を引くレベルでした。子供が震え出したので、席を変わったところ上機嫌でご飯を食べ始めました。」
施設内でのエリアによる温度差や、風が直接当たることへの不安など、お子さまの体調を気遣う声が多く見られました。
【調査概要】
調査対象:お子さまがいるママ・パパ
調査期間:2025年12月15日~2025年12月21日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:90名
【運営者概要】
運営元:株式会社ケイズ
本社所在地:大阪府大阪市中央区内淡路町2丁目3-14 日宝グリーンビル406号
代表取締役:桑崎健
サービスページ:https://www.ks-ac.jp/
運営元:未知株式会社
本社所在地:大阪府大阪市北区中津1-18-18 若杉ビル6階
代表取締役:下方 彩純
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