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セコム株式会社
会社概要

9月1日「防災の日」に合わせ、セコムが「防災に関する意識調査」を全国500人に実施

災害時、スマホの通話機能が使えない際の連絡手段がない人が9割以上

セコム株式会社

9月1日「防災の日」を前にセコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:尾関一郎)は全国の20歳以上の男女500人を対象に「防災に関する意識調査」を実施しました。
その結果、災害時、回線の混雑で携帯電話・スマートフォンの通話機能が使えない場合、携帯電話・スマートフォン以外の代替手段を持たない人が95%に上ることが明らかになりました。また、何らかの防災対策をしている人の半数以上が防災リュックを準備している一方で、その防災リュックの中身がベストだと思えない人が8割いることも明らかになりました。なお本調査結果を踏まえたセコムIS研究所の研究員・濱田宏彰の分析とコメントも掲載しています。
◆全ての調査結果は以下のURLからダウンロードできます。ぜひ、ご活用ください。
URL:https://www.secom.co.jp/corporate/release/2022/pdf_DL/nr_20220824.pdf

サマリ① 今後災害が増加すると思う人は9割に上る一方、防災対策をしている人は47.0%にとどまる
  • 今後、災害の増加や被害が拡大する可能性があると思う人は90.2%。
  • 何らかの防災対策をしている人は全体では47.0%、1人暮らしの人はその割合が全体よりも約10ポイント低く、37.5%にとどまる。
  • 具体的に行っている防災対策ランキング1位「ローリングストック」、2位「防災リュックの用意」、3位「ハザードマップの確認」。


サマリ② ​災害時、スマホ等の通話機能が失われた際、代替の連絡手段がない人が95.6%に上る

 

  • 「家族と災害時の安否確認方法や集合場所を決める」と答えた人のうち、実際に安否確認方法を試したり、集合場所に行ったりしたことがある人は33.3%にとどまる。
  • 一方で家族との集合に関して「家族全員が集合場所に来られるかどうか」不安という人は6割に上る。
  • 家族との集合のために必須のスマートフォン・携帯電話ですが、災害時に通話機能が使えなくなった際に、代替の連絡手段を持たない人が95.6%にも!

サマリ③ 防災対策をしている人の約半数が防災リュックを準備するもベストだと思えない人が8割
  • 防災リュックの中身ランキング1位「懐中電灯」、2位「軍手」、3位「救急セット」。追加したアイテムでは「マスク」や「除菌グッズ」なども上位に!
  • 置き場所ランキング1位「玄関」、2位「寝室」、3位「クローゼット」。
  • 防災意識の高い人が多く、防災リュックを1年以内に点検したという人が8割を超えるも、中身がベストだと思えない人が81.8%と大多数の結果に。

調査概要  ■実施時期:2022年8月1日(月)~ 8月3日(水)
■調査手法:インターネット調査 ■調査対象:全国の20歳以上の男女500人
■調査機関:セコム株式会社調べ【実務委託先:楽天インサイト(2022年8月)】
★構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

解説 ​セコムIS研究所 研究員・濱田に聞く「災害時に家族と連絡をとるための備え」

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9割が災害増加を懸念する一方、防災対策をしている人は半数以下

■ 1人暮らしで防災対策をしている人は37.5%と同居家族がいる人よりも低い結果に
全国の20歳以上の男女500人に、現在の防災意識と具体的な対策について聞きました。今後、災害の増加や被害拡大の可能性があると思うかどうかを聞くと、「そのように思う」(49.8%)、「どちらかといえばそのように思う」(40.4%)で、合計90.2%の人が災害への危機意識を持っていることがわかりました 【図1】。

9割以上の人が災害に危機意識を持つ一方、実際に何らかの防災対策をしているかを聞くと、「対策をしている」と答えた人は47.0%と全体の半数以下にとどまる結果となりました【図2-1】。


全体の中でも、同居家族がいる人は50.3%が「対策をしている」のに対し、1人暮らしをしている人は37.5%となり、防災意識の低さが読み取れました【図2-2】。

■ 行っている防災対策ランキング、ローリングストックや防災リュックなど備蓄が上位に
防災対策をしていると答えた人に、具体的な対策の内容について聞くと、「一定量の食料・生活用品の日常的な備蓄(ローリングストック)」(61.7%)、「防災リュック(非常持ち出し袋)の用意」(51.5%)が上位になりました。防災対策として、アイテムや食料品の備蓄・ストックが重視されているようです。

一方、「家族(両親や配偶者など)と災害時の安否確認方法や集合場所を決める」(26.8%)、「災害用伝言サービスや災害用安否確認サービスの登録・利用」(11.9%)を実施している人は3割に満たず、避難時の集合場所や家族との連絡方法の想定は対策として浸透していないことが判明しました【図3】


災害時にスマホで通話ができなくなると、9割以上が連絡手段を喪失
■安否確認方法や集合場所を決めるも、実際にシミュレーションしたことがある人はわずか3割

防災対策として「家族(両親や配偶者など)と災害時の安否確認方法や集合場所を決めている」と答えた63人に、実際に家族で災害時を想定して安否確認を試したり、集合場所に行ったりしたことがあるかどうかを聞きました。

そのうち、実施したことがあるという人は33.3%にとどまり、災害時の安否確認方法や集合場所を決めていても、実際の避難時を想定したシミュレーションを行っている人は少ないことがわかりました【図4】。

 


■災害時、家族全員が事前に決めた集合場所に来られるか…3人に2人が「不安」と回答
上記と同様、家族と災害時の集合場所を決めていると答えた人に、実際に家族と集合する際の不安について聞きました。具体的な不安の内容として最も多く挙げられたのは「家族全員が集合場所に来られるかどうか」(60.3%)で、事前に避難について相談している家庭でも、3人に2人は災害時に家族全員が集まれるか不安に感じているようです。

また、「回線や電波の不具合などにより、決めていた連絡手段が利用できるかどうか」と答えた人も36.5%と、災害時には集合だけでなく連絡手段への不安もあることがうかがえます【図5】。

 

 


■災害でスマホ・携帯電話が使えなくなった場合、ほかに連絡手段がない人は95.6%にも!
災害時にスマートフォンや携帯電話などの通話機能が使えなくなった場合、代替になる家族との連絡手段があるかどうか聞いたところ、「ない」と答えた人が95.6%に上りました【図6】。

大規模災害下では電波障害や回線の混雑など通信トラブルが起こりやすく、スマートフォンや携帯電話の通話機能が一時的に利用できないケースも考えられますが、その場合家族との連絡も困難になる人が多数発生することが調査結果からも予想されます。


防災リュックの実態は?ベストな中身だと思えていない人が8割以上
■防災リュックへ追加したものは「食料品」が最多、「マスク」などの衛生用品も上位に
前述【図3】の通り、防災対策として半数以上が「防災リュックの用意」をしていると回答しましたが、その121人に、防災リュックに購入時から入っていたアイテムを聞くと、1位「懐中電灯」(69.4%)、2位「軍手」(62.8%)、3位「救急セット」(59.5%)となりました【図7-1】。


また後から追加したものも聞くと、1位「食料品」(32.2%)、2位「水」(27.3%)と賞味期限があるものや、4位「マスク」(21.5%)、6位「除菌グッズ」(20.7%)とコロナ禍を感じさせるアイテムが上位となりました【図7-2】。


■防災リュックの置き場所は、1位「玄関」、2位「寝室」、3位「クローゼット」
防災リュックを準備している人に普段置いている場所を聞くと、1位「玄関」(34.7%)、2位「寝室」(20.7%)、3位「クローゼット」(18.2%)という結果になりました。

家の中でも、防災リュックはすぐに持ち出せる場所に保管するのが主流のようです【図8】。


■8割以上が防災リュックの点検経験あり!しかし大半が中身に満足できていない現状も
防災リュックを準備している人に、中身の点検経験について聞くと、81.0%が「点検したことがある」と答えました。さらに点検したことがある人に、直近で点検した時期を答えてもらうと、1カ月~1年以内に点検したと回答した人の合計が8割以上を占めました【図9】。



こまめに中身を確認する意識が高い人が多い一方で、防災リュックの中身の満足度を聞いたところ、「アイテムの量が足りないと感じる」と答えた人が65.3%に上り、「アイテムの量が多すぎると感じる」人は31.4%にとどまりました。さらに81.8%が「現状の防災リュックがベストなものなのかわからない」と回答し、現状の防災リュックの中身に満足できていない人が多いことがわかりました【図10】。
 


セコムIS研究所 研究員・濱田に聞く「災害時に家族と連絡をとるための備え」
(今回の調査結果について、セコムIS研究所の研究員・濱田宏彰が対策を紹介します)

2012年に本調査を開始してから防災対策をしている人は増加傾向にあり、最近では何らかの対策をしている人の割合は、50%前後に落ち着いてきました。近年、気候変動などの影響を受けて、自然災害の規模や被害が拡大していることから、防災意識も高まっていると考えられます。

災害時に家族と集合するときの不安として、「回線や電波の不具合により、決められていた連絡手段が利用できるかどうか」が36.5%と「出会えるかどうか」の不安(39.7%)に次いで高く、平時に連絡が取れることが当たり前である現代社会を映し出しているものと読み取れます。

一方で、スマートフォンや携帯電話の通話機能が使えなくなった場合の代替手段がないという人が9割を超えましたが、災害時にはそれらが使えなくなるということを念頭に置く必要があります。固定電話と比較すると、パケット通信を利用するスマートフォンや携帯電話は災害時に有利で、今や連絡手段だけでなく情報収集のツールとして不可欠なものになりました。

災害時における通信への備えとして知っていただきたいのが、大規模災害の際に無料で開放されるWi-Fi「00000JAPAN」。その上で、災害用伝言サービス、SMS、SNSのメッセージ機能など複数の連絡手段を用意して、何を使うか家族で決めておくことをお勧めします。災害用伝言サービスは毎月1日、15日に体験利用ができるので、ぜひ試していただきたいです。

さらに、スマートフォンの電源が切れたり、水没したりして使えなくなることも想定されますので、家族など連絡を取りたい人の電話番号はメモを控えておくと安心です。

また、防災リュックやローリングストックでは食料が中心になりがちですが、災害トイレも十分に用意したいアイテムの一つです。トイレを我慢して体調を崩してしまう、飲食もちゅうちょしてしまうということのないようにしておきましょう。
 


セコムIS研究所

リスクマネジメントグループ 研究員・濱田宏彰

シニアリスクコンサルタント/防犯設備士/防災士/日本市民安全学会常任理事


■「セコム・スーパーレスキュー」
セコムが用意した防災用品セットの“決定版”。実用性の高いアイテムを厳選して標準化を図った「スタンダード」と、防寒具を高性能なアイテムにしてLEDソーラーランタンや非常ウェットタオルを追加するなど、さらに機能性を追求した「プラス」の2種類をご用意しています。
<料 金>     スタンダード:18,000円(税込19,800円)、プラス:27,000円(税込29,700円)
<サービス詳細> https://www.secom.co.jp/business/saigai/anpi/rescue.html 

              「セコム・スーパーレスキュー」スタンダード


              「セコム・スーパーレスキュー」プラス

 

 

 


 

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電話番号
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東証1部
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664億円
設立
1962年07月
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