日本音楽著作権協会(JASRAC) 楽曲情報管理システム「KENDRIX」がアップデート-中村佑介さんによるキービジュアルを公開-
1 中村佑介さんによるキービジュアル
中村佑介さんによるキービジュアルは、KENDRIXのウェブサイト(https://kendrix.jp/)等で公開されています。
<中村佑介さんからのコメント>
インターネットは自由で便利だからこそ、発信側としては損失や不安な面も多くあります。だからといって権利を第三者に任せることも不透明に感じて動けなくなる。「だったらブロックチェーン技術で作家自ら作品の権利を守ってもらい、安心して広大な世界へ音楽を発信してもらおう!」そんなKENDRIXさんのビジョンに共感して絵を描かせて頂きました。こういうのがないイラストレーターの世界からは眩しい限りです。
<中村佑介さんプロフィール>
1978年生まれ、兵庫県出身のイラストレーター。大阪芸術大学デザイン学科卒業。
ASIAN KUNG-FU GENERATION、さだまさしなどのCDジャケット、『夜は短し歩けよ乙女』『謎解きはディナーのあとで』、音楽の教科書などの書籍カバー、浅田飴、ロッテのチョコパイなどのパッケージほか、数多くのイラストを手掛ける。ほかにもアニメのキャラクターデザイン、ラジオ制作、エッセイ執筆など表現は多岐にわたる。
画集『Blue』『NOW』(共に飛鳥新社)は累計13万部を記録中。教則本『みんなのイラスト教室』(飛鳥新社)、ぬりえブック『COLOR ME』『COLOR ME,too』(共に復刊ドットコム)、最新刊CDジャケット全集『PLAY』(飛鳥新社)も好評発売中。
2 KENDRIXの新たな機能
(1) プロジェクト機能(ID招待機能)
KENDRIXに楽曲情報を登録したユーザー(オーナー)は、自身が登録した楽曲情報を他のユーザーとシェアできるようになりました。オーナーが登録した楽曲情報に共同著作者や実演家を招待することで、招待されたユーザーもオーナーが登録した楽曲情報を参照できます。また、招待されたユーザーも楽曲情報に音源を追加登録(バージョン追加)できます。オーナーがKENDRIXからJASRACに作品届を提出した際には、招待されたユーザーもオーナーが提出した作品届を閲覧して届出内容を確認することができます。
(プロジェクト機能に関する補足)
・ 招待されるユーザーもKENDRIXにアカウント登録している必要があります。
・ オーナーは招待したいユーザーからKENDRIXの「名義ID」を取得し、シェアしたい楽曲情報ページに入力すると、招待が送信されます。
・ 招待されたユーザーが受け取った招待を承認すると、楽曲情報がシェアされます。
・ 次期アップデートでは、招待したいユーザーがアカウント登録していない状態でも、メールアドレスで他のユーザーに招待を送信できる機能を追加する予定です。
(2) 楽曲情報の削除機能
KENDRIXに登録した楽曲情報を削除できるようになりました。
(削除機能に関する補足)
・ 物理削除ではなく論理削除となります(ユーザー側からはアクセス不可となる)。
・ 音源(バージョン)単位での削除はできず、楽曲情報単位での削除となります(複数の音源が登録された楽曲情報を削除した場合、全ての音源が削除されます)。
・ 自身が登録した楽曲情報のみ削除できます(自身がオーナーではない楽曲情報は削除できません)。
・ JASRACに作品届が提出されている楽曲情報は削除できません。
新機能を画面キャプチャ付きで詳しく解説するこちらの記事(KENDRIX Media:https://kendrixmedia.jp/article/2403/)もあわせてご参照ください。
■KENDRIXとは
「すべての音楽クリエイターが Creation Ecosystem に参画できる世界へ」というコンセプトのもと、音楽クリエイターが安心して楽曲を発表でき、適正な対価還元を受けるための各種手続きのハードルを下げることを目的としたクリエイターDXプラットフォームです。
プロアマ問わず、どなたでも無料でご利用いただけます。
以下のページからアカウント登録を行ってください。
(プロモーションムービー)
■関連情報
YouTube「KENDRIX」チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCHeWi_DMH0BaLDcHUXnhWBg)
KENDRIXの利用が想定される音楽制作の現場を紹介するコンテンツや、KENDRIXで改善したい権利やお金に関する課題のポイントなどを分かりやすく解説するコンテンツを随時公開していきます。
KENDRIX Media(https://kendrixmedia.jp/)
KENDRIXがターゲットとするユーザー向けに、KENDRIX関連情報のみならず、音楽クリエイターのインタビューや音楽活動で役立つ情報などを幅広く発信しています。
■一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)について
JASRACは作詞家、作曲家、音楽出版社等の権利者から音楽の著作権の管理委託を受け、音楽を利用する方々に利用を許諾し、その対価としてお支払いいただいた著作物使用料を著作権者に分配しています。1939年に国内初の著作権管理団体として設立され、80年以上にわたり、著作権管理のプロフェッショナルとして音楽文化の発展に向けた努力を続けています。
団体名 :一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)
代表者 :理事長 伊澤 一雅
本部所在地:東京都渋谷区上原3-6-12
設立 :1939年11月18日
URL :https://www.jasrac.or.jp
事業内容 :音楽の著作物の著作権に関する管理事業、音楽著作物に関する外国著作権管理団体等との連絡および著作権の相互保護、私的録音録画補償金に関する事業、著作権思想の普及事業、音楽著作権に関する調査研究、音楽文化の振興に資する事業
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- 音楽財団法人・社団法人・宗教法人
- ダウンロード