アドバンテック NVIDIA Jetson各種に対応した産業用ベアボーンPC「EPC -R7200」を発売 エッジAIの導入を加速
各種Jetsonモジュール(Xavier™ NX、TX2 NX、Nano™)に対応
アドバンテックのエッジAI対応ベアボーンPC 「EPC-R7200」 には、現在NVIDIAより発売されている3種類のNVIDIA Jetsonモジュール(Xavier™ NX、TX2 NX、Nano™)に対して、フォームファクタとI/Fピン配置で完全に互換性のあるキャリアボードが搭載されており、NVIDIAが販売しているJetson開発者キット(JetPack™ SDK)で動作します。 JetPack™は、Ubuntu LinuxオペレーティングシステムとCUDA-Xを搭載したJetson Linux Driver Package (L4T)で構成されています。 これらのソフトウェアとの完全な互換性により、開発エンジニアは、Jetson モジュールを開発者キットからEPC-R7200に直接換装し、ドライバのインストールや機能構成の設定なしにI/O を利用する事が可能となります。
このベアボーン機構によって、プロトタイピングからシステム統合および検証までの開発期間とリソースを短縮することができます。
「EPC-R7200」の筐体内部
大量生産への移行を容易にする拡張I/O設計
画像推論を含むエッジAIアプリケーションは、高性能・高精度なカメラ入力を必要とします。 「EPC-R7200」は、2つの2レーンMIPI-CSI2カメラ入力を2ポート備え、よりインテリジェントなビジョンシステムを実現します。また、最大4K解像度表示に対応するHDMI 2.0ポートx1、Dual GbE LAN、Dual USB 3.2 Gen1 x1、無線モジュール接続拡張用 Dual M.2スロット(2230 Key E x1、3042Key B x1)を搭載しています。さらにI/Oのカスタマイズ性を高める為に、UIO40-Expressメカニカルデザイン機構を採用。 アプリケーションに応じたI/O拡張ボードを選択・構成する事ができます。
開発エンジニアは、I/O拡張ボードを選択することにより、もう一つのM.2 2280キー MスロットにNVMe SSDを接続してストレージを増設したり、シリアルポート(RS-232、RS-485)や絶縁タイプDI/ DO、USB 2.0、4ポートGbE EthernetハブなどのI/Oを追加構成することが可能です。また、アドバンテックのAIM-Linuxソフトウェアサービスでは、NVIDIA JetPack SDK 4.5.1用のUIO40-Expressペリフェラルドライバーを提供しており、追加のインテグレーション作業なしにスムーズにUIO40-ExpressのI/O拡張機能を実現することが可能です。
主な特徴
- NVIDIA Jetsonモジュールに対応。
- Jetson Xavier™ NX、Jetson™ TX2 NXおよびJetson Nano™。
- UIO40-Express I/O 拡張カードでI/Oの追加カスタマイズ
- 堅牢なベアボーンPCハウジングにより、ワイドな動作温度範囲(-40〜85ºC)、電源DC 9〜24V入力、3.0Grmsの高い耐振動性をサポート
- NVIDIA JetPack™ SDK用の周辺機器ドライバを統合したAIM-Linuxソフトウェアサービス
をご覧ください。
アドバンテックについて
アドバンテックは、IoTインテリジェントシステムおよび組込みプラットフォームの分野でグローバルトップシェアのインダストリアル・プラットフォームメーカーです。「Enabling an Intelligent Planet(インテリジェントでサステナブルな地球を実現する)」をコーポレートビジョンに掲げ、近年はIoT、ビッグデータ、AIのトレンドを取り入れ、エッジインテリジェンスなWISE-PaaS AIoTプラットフォームとマーケットプレイスのインダストリアル業界向けソリューションを提供し、クライアントとビジネスパートナーとが結びつきを深め、AI・IoT時代の新たなビジネスをCo-Creation(共創)できるエコシステムの実現を進めています。 (www.advantech.co.jp)
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