TOWING、兼松・森永乳業と共同で、ブラジル産コーヒー豆の持続可能なサプライチェーン構築へ

株式会社TOWING

株式会社TOWING、兼松株式会社、森永乳業株式会社は共同で、コーヒー2050年問題に対する施策およびサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量削減策の一つとして、ブラジルのコーヒー生産者であるダテーラ農園※1の育苗地を対象に、TOWINGの高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)※2」を施用する実証実験を開始しました。

TOWINGの高機能バイオ炭「宙炭」 
宙炭を散布したダテーラ農園の苗木

 実証実験では、コーヒー豆の収穫量・品質、農地および土壌の炭素貯留量・性質改善率等を分析・評価すると共に、環境再生型農業の促進可能性を検証し、一定の成果をもってより広範囲な実証へと移行していく予定です。また、将来的には、ダテーラ農園が実施する持続可能なコーヒー生産体系の更なる促進およびサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量削減に寄与するカーボンインセット※3の実現を通して、気候変動対応の更なる推進と、サプライチェーンパートナーとの関係強化に繋げ、より持続可能なサプライチェーンの協創を目指していきます。

※1 ダテーラ農園

ブラジルのミナスジェライス州にあるコーヒー農園。2005年から、森永乳業株式会社のチルドカップコーヒー「マウントレーニア」シリーズ向けに同農園コーヒー豆の一部を使用。2009年には、同農園のコーヒー豆を100%使用した「マウントレーニア ディープエスプレッソ」を販売開始。

 

※2 宙炭

地域の未利用バイオマスの炭化物に対し、TOWINGが保有する土壌由来の微生物群を効率的に選別・培養する技術を用いて実現した土壌改良資材。減化学肥料・有機転換の促進、作物の品質や収穫量の向上など、多くの有効機能を持ち、一般的なバイオ炭の特徴である、「炭素固定による温室効果ガス排出量削減」、「残渣利活用によるサーキュラーエコノミー」に加え、「農地内の土壌微生物群の活性化による土質改善を通じたネイチャーポジティブ」というサステナビリティにおける3つの主要課題すべてに対しての貢献が期待される。

 

※3 カーボンインセット

サプライチェーン内で削減・除去された温室効果ガス排出量を同一サプライチェーン“内”で取り込む(生産者により組成されたカーボンクレジットの調達・償却、製品排出量の削減への活用等)仕組み。サプライチェーン“外”で創出される環境価値を取り込む”カーボンオフセット”(他社が創出したカーボンクレジットの調達等)の対義語。

株式会社TOWING

「サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会を実現する」をミッションに掲げ、2020年2月に設立した、名古屋大学発のグリーン&アグリテックスタートアップです。温室効果ガス排出削減と、減化学肥料・有機転換を同時に実現する土壌改良資材である、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を開発しました。未利用バイオマスを宙炭としてアップサイクルし、持続可能な食料生産システムの実現を目指しています。

ウェブサイト:  https://towing.co.jp/ 

 

森永乳業株式会社:https://www.morinagamilk.co.jp/ 

 

兼松株式会社:https://www.kanematsu.co.jp/

【お問い合わせ先】

株式会社TOWING コーポレート部 広報チーム

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お問い合わせフォーム:https://forms.gle/K3KxyC4WAGPbqu7M9

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会社概要

株式会社TOWING

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URL
https://towing.co.jp/
業種
水産・農林業
本社所在地
愛知県名古屋市千種区不老町1番 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学インキュベーション施設
電話番号
-
代表者名
西田 宏平
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年02月