「MDV analyzer for Patient Journey」サービス開始へ 患者の薬歴、医師の処方変更など時系列で把握
国内最大規模の診療データベース(DB)を保有するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之)は、その診療DBを活用して患者数や処方日数、処方量などを容易に分析できるWeb分析ツール「MDV analyzer」に、療養中の患者の処方変更などが確認できる新たな機能を搭載した「MDV analyzer for Patient Journey」のサービス提供を開始しましたのでお知らせします。
Patient Journey(ペイシェントジャーニー)とは一般に、患者が疾患や症状を認識して、医療機関を受診し、その後の服薬、治療などを含めた「行動」プロセス全体の流れを表したものと言われています。「MDV analyzer for Patient Journey」を使えば、ユーザーは疾患名を入力して期間を設定すれば、患者が受けた手術・処置内容のほか、処方された薬剤などが時系列で把握できるほか、疾患毎の診療ガイドラインの臨床実態も確認することができます。
【MDV analyzer for Patient Journeyで可能になること】
- 疾患毎の実臨床での手術・処置、薬剤などの実態把握
- 療養中の患者の処方変更、処置などを時系列で確認
- サンキー図(工程間の流量を表現する図表)による視覚的な表示
- 診療ガイドラインとの比較検討
MDVは医療機関から二次利用許諾を得た匿名加工データの集積。急性期を中心にした「病院データ」の実患者数は4,042万人(2022年7月末集計)です。
また、健康保険組合データを保有することで回復期や慢性期のデータも充実し、病院・診療所別の情報のほか、転院先情報も追えるようになりました。「健保データ」は784万人(同)となりました。
これらの診療DBを基に「MDV analyzer」のサービスを提供し、製薬会社やアカデミアの研究者などが主なお客様で、薬剤の処方実態の分析やマーケティングのほか、研究論文作成の際などにご利用いただいています。
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