“愛犬用”線虫がん検査「N-NOSE® わんちゃん」5月9日(火)からサービス提供開始
~ お得に受検いただける“飼い主と愛犬のペア検査”も ~
犬のがん罹患率は人の8倍と言われており、死因の1位でもあります(*1)。
犬は自分で痛みなどの不調を訴えることができないため、飼い主が異変に気付くころには病状が進行していたというケースが少なくありませんでした。
手軽に受けられる犬用のがん検診がない中で、当社は愛犬の健康を守りたいという想いから、N-NOSEの技術を応用した犬用の線虫がん検査の開発に本格着手。
約5年間、協力機関との共同研究を経て、サービスを提供することとなりました(*2)。
「N-NOSE わんちゃん」は、ご利用者数が累計40万人(*3)を突破した線虫がん検査「N-NOSE」の技術を応用し愛犬用に開発した、愛犬のがんリスクを調べる一次スクリーニング検査です。
愛犬の“尿を提出するだけ”で、犬に多く見つかるリンパ種・乳腺がん・皮膚がんをはじめとする、さまざまながん種(*4)のリスクを調べることができます。
このたび、3月10日からの予約期間を経て、検査キットの発送ならびに検査を開始いたします。
また、飼い主さまと愛犬の健やかな未来のために当検査のサービスを開始するとともに、お得な“飼い主と愛犬のペア検査”を提供いたします。
万が一リスク高と判定された場合には、獣医師による次のステップや提携動物病院をご案内するなど、早期発見につながる一連のプロセスをサポートする安心アフターサービスを無料でご利用いただけます。
「N-NOSE わんちゃん」概要
・提供開始日
2023年5月9日(火)
・サービス申し込み方法
サービスサイト、提携の動物病院(6月上旬から開始予定)
・検査料金
定期検査:16,800円(税込)※年1回、年2回、年3回から選択可能
1回検査:19,800円(税込)
・”飼い主と愛犬のペア検査”割引(飼い主とそのご家族計5名までと愛犬5匹までが対象)
定期検査:1キットあたり2,000円引き
1回検査:1キットあたり1,000円引き
・サービスサイト:https://lp.n-nose.com/dog/
【HIROTSUバイオサイエンスについて】
嗅覚に優れた線虫C. elegansが、人の尿中に含まれるがん特有の匂いを高精度に検知することを利用した、がんの一次スクリーニング検査「N-NOSE」を2020年に実用化。尿を提出するだけで簡便・安価・高精度・全身網羅的に早期がんを調べられる「N-NOSE」は2020年 1月の実用化以降累計40万人以上が受検しており、法人での導入は1,400社を超えました(2023年4月末現在)。2023年1月から「N-NOSE」の次世代型 “がん種特定検査” の第1号検査として世界初の早期すい臓がん検査「N-NOSE plus すい臓」を実施。同年5月から「N-NOSE」の技術を動物に応用した愛犬用がん検査「N-NOSE わんちゃん」を実施します。
会社名 株式会社HIROTSUバイオサイエンス
所在地 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート
代表者名 代表取締役 広津崇亮
設立年月 2016年8月
主な事業内容 線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売
コーポレートサイト https://hbio.jp/
【参考】
■「N-NOSE」について
嗅覚に非常に優れた線虫C.elegansが、人の尿中に含まれるがん特有の匂いを高精度に検知することを利用した、がんの一次スクリーニング検査。尿を提出するだけで、簡便・安価・高精度・全身網羅的に早期がんを調べることが可能です。
■「N-NOSE plus すい臓」について
N-NOSEの次世代型 “がん種特定検査”。当検査には、線虫C.elegansに遺伝子操作を加えて作製した、すい臓がんの匂いにのみ特異的な反応を示す “特殊線虫“を用います。この“特殊線虫”は、すい臓がんとその他のがんを嗅ぎ分ける高い判別能を持ち、非侵襲(ひしんしゅう)な手法で早期すい臓がんの検知が可能です。
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*1:犬のがん罹患率 6歳以上の犬のがん罹患率「アニコム家庭どうぶつ白書2022年版」記載データ、40歳以上の人のがん罹患率「国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)2019年分」および「厚生労働省人口動態調査(2019)」記載データより算出。犬の死因 「アニコム家庭どうぶつ白書2021年版」 犬の死因10歳より。
*2:共同研究の成果
[論文]
2022年12月「A new detection method for canine and feline cancer using the olfactory system of nematodes」(Biochemistry and Biophysics Report )
[学会発表]
2021年11月「動物におけるN-NOSEの検討」(第42回動物臨床医学会年次大会)
2021年12月「ペットにおけるN-NOSEの検討」(第3回日本生物診断研究会)
2022年8月「Consideration of expanding the use of N-NOSE for pet」(18th Global Biomarkers and Clinical Research Summit)
2022年9月「線虫がん検査N-NOSEの動物への利用拡大について」(第165回獣医学会学術集会)
2022年9月「N-NOSEの犬と猫への応用について」(日本獣医臨床病理学会2022年次大会)
2022年11月「線虫の嗅覚を利用した犬と猫のがん検出方法」(第40回日本獣医師会獣医学術学会年次大会/第21回アジア獣医師会連合大会)
2022年12月「A new early-stage cancer test using C. elegans for canine and feline」(International Conference of Health Evaluation and Promotion 2022)
*3:2023年4月末現在
*4:肝臓がん、乳腺がん、リンパ腫、甲状腺がん、多発性骨髄腫、肉腫、骨腫瘍、尿路上皮がん、脳腫瘍
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