郡山産の鯉が海を越えた!ベトナムの現地バイヤー向け試食会で高い評価[福島県郡山市役所]
真空急速冷凍実験による鯉の輸送に成功し、ベトナムの方に鯉を刺身で食べていただきました。
内 容
郡山市園芸畜産振興課では、こおりやま広域圏農産物等輸出創出事業の一環として、12月7日にホーチミン市内の日系レストラン「YAKUZEN」にて現地レストラン・小売店等のバイヤーを対象にした試食会「こおりやま鯉・健康食まつり」を開催しました。
試食会では、今回初めて真空急速冷凍実験により輸送した鯉を活用し、鯉の「刺身」や「カルパッチョ」など計6品を振る舞い、参加者から「郡山の鯉は臭みがなく身が引き締まっていておいしい」、「ベトナムでこれほどおいしい鯉が食べられるとは驚きだ」など高い評価を得ました。
また、「うねめ牛のステーキ」、「あまざけカクテル」、「日本酒」、「ウイスキー」、「菓子類」などこおりやま広域圏内13事業者の様々な商品を活用したメニューも提供し、こおりやま広域圏農産物のPRを行いました。
複数の来場者から事業者に対し、取扱いに向けた商談希望が寄せられていることから、今後、アンケート結果などを各事業者にフィードバックし、郡山産鯉をはじめとした広域圏産品の本格輸出に向け営業活動等の支援を実施してまいります。
<こおりやま鯉・健康食まつり>
開催場所:ホーチミン市内の日系レストラン「YAKUZEN」(https://yakuzen.vn/)
開催日時:12月7日(木)15:00~16:30
来場者:54名(現地レストラン関係者、ディストリビューター、食品関連商社など)
<こおりやま広域圏農産物輸出創出事業>
郡山市は、日本貿易振興機構 福島貿易情報センター(ジェトロ福島)と共同で、郡山市及び近隣16市町村で形成する「こおりやま広域連携中枢都市圏(こおりやま広域圏)」の農産物や地域産品の輸出創出・拡大による地域経済の活性化を目的として、令和元年度(2019年度)より地元特産品を世界へ発信しています。
郡山産鯉の真空急速冷凍実験について
ベトナム向け郡山産鯉輸出可能性調査を実施したところ、現地バイヤーより高い関心を得たことから、「海外でも刺身で食べられる鯉」を目指し、市内養鯉業者「有限会社廣瀬養鯉場」と真空急速冷凍設備を整えている市内飲食店経営「株式会社フードビジネスジャパン」に協力いただき、今回初めて海外において鯉を生食で提供することに成功しました。
<有限会社廣瀬養鯉場>
昭和24(1949)年4月より郡山市大槻町にて鯉の養殖を開始。鯉の持ち味を生かした加工品には多くのファンがおり、鯉を活用したレトルトカレーの開発など、鯉の普及にも力を入れている。
<株式会社フードビジネスジャパン>
郡山市内で和食料理店や鮮魚店を経営している。鮮魚店に導入している真空急速冷凍設備を活用し、鯉の真空急速冷凍実験を行った。
本件に関するお問合せ先
郡山市農林部園芸畜産振興課
T E L:024-924-3761
MAIL:engeichikusan@city.koriyama.lg.jp
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