[札幌版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 18ヵ月連続で2%台の低水準を記録(三幸エステート)
募集賃料 統計開始以来の最高値を更新
※1:主要エリア=札幌市南口エリア・北口エリア・大通エリア
2023年7月号概要
全規模ビル 空室率&潜在空室率:空室率 6ヵ月ぶりに上昇 小口の面積帯で品薄感
全規模ビル 募集賃料&募集面積:募集賃料 2ヵ月連続で上昇
規模別 空室率:「中型」2ヵ月連続で統計開始以来の最低値を記録
全規模ビル 主要エリア 空室率:「北口」4ヵ月連続で低下
※大規模ビル:1フロア面積200坪以上、大型ビル:同100坪以上200坪未満、中型ビル:同50坪以上100坪未満
※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
主要エリアでは複数の開発計画が進んでいることから、建替えに伴う移転需要も多い。築年数が経過した建替え予定のビルから近隣のビルへ移転する場合、賃料相場の上昇等を背景に、テナント側の賃料負担が増える傾向にある。空室率が低水準で、面積帯によっては選択肢が限られることに加え、交通利便性や採用活動の優位性を重視することで、賃料負担の増加を受け入れるケースも多く見られる。(札幌支店長 滝口恵貴)
札幌市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 6ヵ月ぶりに上昇 小口の面積帯で品薄感
空室率は前月比プラス0.13ポイントの2.39%となった。6ヵ月ぶりで小幅に上昇したが、2%台の低水準は18ヵ月連続となっている。本社ビルに集約移転したテナントの解約床が現空となり、主な上昇要因となっている。潜在空室率は前月比プラス0.12ポイントの3.46%だった。オフィス需要が堅調な一方、主要エリアでは小口の面積帯で品薄感が漂っており、複数の引き合いを集める募集床も散見される。
<空室率&潜在空室率>
※空室率:貸付総面積に対する「現空面積」の割合
※潜在空室率:貸付総面積に対する「募集面積」の割合
既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年6月末現在および各年12月31日時点
札幌市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 2ヵ月連続で上昇
募集賃料は前月比プラス117円/坪の11,386円/坪となった。2ヵ月連続の上昇で、統計開始以来の最高値を更新した。
<募集賃料&募集面積>
※募集賃料: 共益費込
※募集面積: 各統計日において公開されているテナント募集中面積の合計
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年6月末現在および各年12月31日時点
札幌市 規模別 空室率
「中型」2ヵ月連続で統計開始以来の最低値を記録
<規模別 空室率>
※大規模ビル: 1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※大型ビル: 同100坪以上200坪未満の賃貸オフィスビル
※中型ビル: 同50坪以上100坪未満の賃貸オフィスビル
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年6月末現在および各年12月31日時点
札幌市 全規模ビル 主要エリア 空室率
「北口」4ヵ月連続で低下
<主要エリア 空室率>
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年6月末現在および各年12月31日時点
6大都市 空室率 募集賃料(大規模ビル)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
※募集賃料 : 共益費込
※2023年6月末現在および各年12月31日時点
その他の全国6大都市の大規模ビル(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)のマーケットデータをまとめた各都市のプレスリリースは、下記リンク先よりダウンロードいただけます。
https://prap.gigapod.jp/f89961f3ffe981eae0b8a39cae821dbb29f0984bf
三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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