【ウポポイ】北海道白老町｜開業5周年「ウポポイ祭2025」でアイヌ文化と民謡江差追分を堪能

「芸能と食」をテーマに文化交流！共生社会を考える機会に

公益財団法人アイヌ民族文化財団

2025年6月20日 14時00分

公益財団法人アイヌ民族文化財団（札幌市中央区、常本照樹理事長）が運営するウポポイ（民族共生象徴空間）では、2025（令和7）年7月12日（土）と13日（日）の2日間、開業5周年を記念して「ウポポイ祭2025」を開催します。

「芸能と食」をテーマに、北海道江差町発祥の民謡「江差追分」と文化交流を行います。江差追分踊りの衣装にはアイヌ文様が使われているなど、両者には文化的なつながりが見られます。

本イベントを通じて、郷土芸能の魅力を深く掘り下げるとともに、異なる文化を尊重し、共生する社会について改めて考える機会となることを目指します。

【ウポポイ祭2025 特設ウェブページ】

https://ainu-upopoy.jp/specialevent-anniversary2025/

開催概要

開催日：2025年7月12日（土）、13日（日）

営業時間：9:00～18:00

場所：ウポポイ園内（北海道白老郡白老町若草町2丁目3）

イベント概要

12日は江差追分を深堀り！

江差追分－海を渡る唄－

第29回江差追分全国大会優勝など国内外の大会で受賞歴多数の木村香澄（きむらかずみ）さん他による特別ステージです。ウポポイスタッフの踊りとのコラボも。

深堀り！！江差追分を知る

民謡の中でも一番難しいとされる江差追分に来場者が挑戦できるワークショップです。

んめぇにしん三平汁けぇ～！

北海道沿岸地域で親しまれてきたにしん三平汁を300食提供します。

１３日はアイヌ文化を深掘り！

アイヌ古式舞踊披露

阿寒アイヌ民族文化保存会と帯広カムイトウウポポ保存会により芸能を披露します。

10：00の回は「ハルランナ！」。アイヌのお祭りなどでお餅やお菓子などをまく催しも行います。

エヤン！エヤン！(お食べ！お食べ！)

チェプオハウ(魚の汁もの）を開業５周年にちなんで500食提供します。

北海道民謡からみるアイヌ文化（通常プログラム「ウパシクマ」特別版）

江差追分とアイヌ文化の関連性を学び、来場者も一緒に踊りを体験できます。

詳細

特設ウポポイウェブページ及び別添チラシをご覧ください。

※下線部は下付き小文字

ウポポイ（民族共生象徴空間）について

アイヌ文化の復興・創造等の拠点として2020年に北海道白老町にオープン。道内初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」、アイヌ文化を五感で感じる体験型フィールドミュージアム「国立民族共生公園」、アイヌ民族による尊厳ある慰霊を実現するための「慰霊施設」からなり、豊かな自然に抱かれたポロト湖のほとりで、触れる、体験する等さまざまな角度からアイヌ文化や歴史を体感いただけます。