【追悼展】「永遠に光り輝いて みんなとMAYA MAXX展」-病床で描き上げた人生最後の作品をふるさと今治で公開中

~地域と共に歩んだ画家・MAYA MAXXさんが残してくれたものとは?~

今治市役所

今治市河野美術館で6月1日まで開催中の『永遠に光り輝いて みんなとMAYA MAXX展』は、今年1月に63歳で逝去した今治市出身の画家・MAYA MAXX(マヤ マックス)さんの作品と創作活動を振り返ることができる特別展です。今治応援大使として携わったふるさと・今治でのプロジェクトや、移住先の北海道で展開した地域密着型の創作活動、そして病床で制作した人生最後の作品まで、生涯を通じて地域とアートを繋いだMAYA MAXXさんの足跡を紹介しています。

見つめるリス Nobody MAYA MAXX

■地域と共に歩んだ画家・MAYA MAXXさん

 2025年1月9日、63歳で逝去された今治市出身の画家・MAYA MAXX(マヤマックス)さん(1961年~2025年)。1993年にアーティストとしての活動を始め、東京や京都を拠点に絵画だけにとどまらず幅広い分野で活躍。2013年には優れた書家に贈られる手島右卿賞を受賞されています。晩年は北海道岩見沢市美流渡(みると)地区に移住し、地域に根ざしたアート活動に取り組まれていました。

 現在、今治市河野美術館(今治市旭町1丁目4−8)では、MAYAさんの創作活動と人生を振り返る追悼展『永遠に光り輝いて みんなとMAYA MAXX展』を6月1日まで開催しています。本展は、病床で描かれたイラストや美流渡での創作を含む74点の展示と共に、ふるさと今治での活動を紹介する特別展となっています。

○永遠に光り輝いて みんなとMAYA MAXX展

【開催日】2025年4月29日(祝・火)〜2025年6月1日(日)

【開催時間】9時〜17時(月曜日休館 ※月曜日が祝日の場合は翌平日)

【会場】今治市河野美術館(今治市旭町1-4-8 電話0898-23-3810)

【観覧料】無料

【公式サイト】https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/kono/event/event.html?p=1822(河野美術館HP)

○移動展(一部作品のみ展示)

【開催日】2025年6月18日(水)~2025年7月13日(日)

【開催時間】9時〜17時(月曜日休館)

【会場】大三島美術館 小展示室(今治市大三島町宮浦9099-1 電話0897-82-1234)

【観覧料】常設展示観覧料 一般:520円 学生:260円(高校生以下無料ほか)

 4月29日に行われた開展式では、來嶋路子(MAYA MAXX_Luce代表)さんにテープカットをしていただきました。來嶋さんは、MAYA MAXXさんの20年来の友人であり、美術関連の出版などに長年携わってこられた編集者でもあります。開展式終了後には、ギャラリートークにもご出演いただきました。
 トークでは、MAYAさんが北海道美流渡で取り組まれていた創作活動や作品について、ユーモアを交えながら丁寧に解説していただきました。また、今治と北海道をつなぐメッセージや、MAYAさんが残してくれたつながりを未来へ引き継いでいく想いも語っていただき、心に残るひとときとなりました。
 現在、MAYAさんのアトリエの保存や展示会などの活動を支える「MAYA MAXXのplaypray」サポーターズクラブでは、会員を募集しています。詳しくは下記URLをご覧ください。
 

○MAYA MAXXのplaypray サポーターズクラブ

 https://note.com/mayamaxxplaypray/membership/join

■病床で描いた人生最後の作品も展示

 「小さくてもいいから、作品をかけ替えながら展示してほしい」と生前に願っていたMAYA MAXXさん。今回の追悼展では、病床で描かれていた人生最後の作品も展示されています。

 今回の展示で特に注目されるのは、深い緑の空間に白い象が浮かび上がる縦2.1メートル×横4.3メートルの大作『林の中の象のように』。さらに、病床で描かれた『私の相棒』『最後の季節』などの作品や、美流渡のエゾリスやエゾシカをモノクロで描いた作品なども展示されており、MAYAさんが晩年にたどり着いた創作の境地を感じることができます。

■今治と紡いだアートの絆

 MAYA MAXXさんは、2011年に出身地である今治市の「今治応援大使」に就任。アートを活用した地域との協働によるまちづくりプロジェクトを実践してきました。

 「MAYA MAXX塾」と称して若者を集め、ワークショップを開催したり、子どもたちとまちなかの建物にペイントをしたり、福祉施設やお寺などにも活動の場は広がり、たくさんの人々との交流を通じてアートの絆が結ばれました。上浦町井口港待合所やマリーナパーク王浜の堤防など、現在も今治市内ではあちらこちらでMAYAさんの作品を目にすることができます。

 ふるさと今治を愛してくれたMAYA MAXXさん。MAYAさんが遺してくれたアートの息吹は、これからも今治のまちと人々の心の中で、永遠に輝き続けていきます。

今治応援大使の活動記録 “今治応援大使の奇跡”より一部抜粋

○今治市政広報番組『永遠に光り輝いて みんなとMAYAMAXX展』(YouTube)

 https://youtu.be/WGxXdMYhxMU

【関連サイト】

○今治市公式ホームページ

 https://www.city.imabari.ehime.jp/

○「今治応援大使」について-今治応援大使の活動記録 “今治応援大使の奇跡”(今治市HP)

 https://www.city.imabari.ehime.jp/simingamannaka/teijyu/ouentaisi.html

○今治市河野美術館ホームページ

 https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/kono/

○今治市大三島美術館ホームページ

 https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/omishima/

○今治市戦略的情報発信プロジェクト

 https://prtimes.jp/story/detail/xJQ2GZFz4EB

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

今治市役所

7フォロワー

RSS
URL
https://www.city.imabari.ehime.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
愛媛県今治市別宮町1丁目4番地1
電話番号
0898-32-5200
代表者名
徳永 繁樹
上場
未上場
資本金
-
設立
2005年01月