フルラ 2018年上半期売上も好調、二桁成長継続　日本売上シェアNo.1キープ、さらなる成長戦略プランも

フルラは2018年上半期も二桁成長を達成、売上高252百万ユーロ（約330億円 換算レート1ユーロ＝132.06円 2018年10月1日現在）を記録しました。2017年上半期売上と比べ10.6％増となり、2018年度も最高売上更新に向けて好調に推移しています。

世界各地で売上成長しました。中でも、APAC（日本を除くアジア諸国）は昨年対比で28.6%増を記録し、アメリカは24.2%増と、著しく売上を伸ばしました。

引き続き、日本は国単体での売上シェアの1位を保持し、売上の23%のシェアを占め ました。EMEA（ヨーロッパ諸国とアフリカ）では43％、APAC（日本を除くアジア諸国）では27％、アメリカ合衆国で7%の結果となりました。

現在、100カ国以上で展開するグローバルブランドとなり、全国で471店もの直営店を展開し、そのほとんどが多くのラグジュアリーブランドが展開するメインショッピングエリアでの好立地で出店をしています。セレクトショップや 百貨店での展開は1,200店舗以上になります。

また、免税店を中心とするトラベルリテール事業においても、昨年対比で23％増に伸ばし、会社全体の売上を牽引する重要なマーケットの一つとなっています。現在64 カ国298箇所で展開しています。

フルラは、近年の著しい成長を継続させる為にも、強化すべき分野への投資計画を遂行します。会社規模に伴ったサプライチェーンの強化をさらに行い、イタリアンクラフトマンシップを誇る品質とより効率的な製造工程のシステム構築に注力します。 イーコマースはさらなる成長が見込める分野として強化して参ります。プラット フォームを一新したことにより、この上半期で24.1%の売上増を達成しました。
成長に伴った組織拡大と人事制度強化も引き続き注力します。現在、全世界の社員数は2,514名となり、2017年度より150名以上増加となりました。
マーケティングも引き続き、デジタル・ソーシャルネットワーク強化のため投資を増やします。また、2019年春夏コレクションに登場するフルラの象徴となるロゴや 新モデルの発表を大きく広げていきます。

フルラCEO アルベルト・カメルレンゴのコメント：
「フルラはここ3年で売上を倍増させ急成長しました。グローバル規模の継続的な不況にも関わらず、稀に見る素晴らしい成長を継続できていることを誇りに思います。2018年は、さらにフルラブランドの信頼とその保証を確固たるものにするため、戦略的に 取り組むべき分野を明確にし、今後のさらなる成長へ向けての足がかりとなる年となるでしょう。