「フリースクール新宿アレーズ」への協賛について
多様な個性をもつ子どもたちの「やりたい」を尊重し未来の可能性をひらく
株式会社オープンアップグループ(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長 CEO:西田 穣)は、学校に通うことが難しいことから多様な学びを必要とする子どもたちに 「安心できる居場所」を提供するフリースクール新宿アレーズ(東京都新宿区)への協賛を開始しました。

文部科学省が公表した調査※によると、不登校の児童生徒数は 小・中学校で約34万6千人、高校生も含めると 41万人を超え、過去最多となっています。児童生徒全体に占める割合は約3.7%に達し、社会的な課題として注目されています。しかし、行政の支援はまだ十分ではなく、子ども自身の自主性や安心を最優先にするフリースクールの活動は社会的に評価されにくい現状があります。
フリースクール新宿アレーズは、不登校の小・中・高校生を対象に「安心して過ごせる」「興味関心を深められる」週5日開所の“居場所”を提供し、子どもが自ら学び育つ力を応援するフリースクールです。勉強や学校復帰を強制せず、ゲーム、マンガ、料理、スポーツといった日常の活動やイベントを通じて、子どもたちがやりたいことを見つけ、仲間と協力する経験を育んでいます。この度の協賛は、フリースクール新宿アレーズの「子どもたちの『やりたい』という気持ちにフタをせず、その意欲を伸ばす」という理念が、オープンアップグループのパーパスにある「ひとりひとりの可能性をひらく」という考え方と深く共鳴したことから実現しました。
協賛による支援金は、「子どもが自主性をもってやることの予算」として、子どもたちが主体的に決める音楽祭やスポーツ活動、料理講座などのイベント費用に充てられます。これにより、これまで以上に多様な活動を子どもたちが選択することができ、一人ひとりの挑戦や成長を後押しすることが可能になります。また、フリースクール新宿アレーズの活動に共感する大学生などのボランティアスタッフが一層活動しやすいように交通費などの支出に充てていきます。
<一般社団法人フリースクール新宿アレーズ 代表理事 石垣慧コメント>

「私たちのフリースクールは「居場所」を最も大切にしているフリースクールです。日常の来室ぺースから、持ち物や服装、プログラムへの参加、勉強するしないもすべて自由です。子どもたちがとことん安心して居られる「居場所」こそが、不登校のお子さんを少しでも元気にし、活動の幅が拡がり、また前を向くエネルギーとなる、と考えています。このような理念を「ひとりひとりの可能性をひらく」というパーパスを掲げているオープンアップグループ様に深くご理解いただき、ご協賛いただけたことは私たちの活動において大変励みになります。引き続き子どもたちの可能性を信じ、ひとりひとりに寄り添いながら、協賛金を子どもたちの「やりたい」に活用させていただき、さらに活動を拡げてまいります。」
オープンアップグループは、教育や人材育成を通じて社会の多様性を支えることを重要な使命と考えています。本協賛をきっかけに、子どもたちの居場所づくりや情報発信の支援にも積極的に取り組み、社会全体で「ひとりひとりの可能性をひらく」環境づくりを推進してまいります。
※文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2024年10月公表)
■フリースクール新宿アレーズについて
東京都新宿区市ヶ谷駅から徒歩5分の場所にある、都内でも数少ない「居場所」で週5日開所 のフリースクール。時間割やプログラム参加などの強制はなく、子どもたちの自主性を尊重しています。現在は小学4年生から20歳までの28名が在籍し、デジタルやアナログのゲーム交流、イラスト交流などの日常の活動を中心に、料理講座、フットサル、音楽発表、秋合宿、クリスマス会などの様々なプログラムやイベントを通じて、ひとりひとりのコミュニティの拡がり、活動の拡がりを応援し、自己肯定感を育む場となっています。
詳細URL: https://a-laise.org/
d8894-48-02175ee6da7c7b8c07bf724c579eb0ac.pdfこのプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
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