株式会社ITCが提供するパチンコホール経営基幹システム「Compass(コンパス)」へのYellowfinの組み込み導入を発表
パチンコホール経営基幹システムのCompassにYellowfinを組み込み、BI機能を新たに搭載
2024年10月21日 - 世界をリードするイノベーティブなアナリティクスベンダーであるYellowfin Japan株式会社（本社：東京都千代田区、Director：Richard Lee Chambers lll）は、株式会社ITC（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：早田 郁治郎）が提供するホール経営基幹システム「Compass (コンパス)」にYellowfinを組み込み、新たにBI機能が搭載されたことを発表します。
概要
時代の変化と共に趣味の多様化が進み、参加人口は徐々に減少傾向にあるパチンコ・パチスロ業界ですが、一方で、ホール1店舗あたりの遊技機の設置台数は増える傾向があり、ホールの大型化が進行しています。
このような状況下で売り上げを伸ばしていための意思決定を支援するのが、ITCが提供するホール経営基幹システム「Compass (コンパス)」です。2023年、さらにホール経営者を支援すべく、BI機能を追加。そのBI機能のソリューションとして採用されたのが、Yellowfinでした。
CompassがBI機能の搭載に取り組んだワケ
15年前の創業当初から提供してきたCompassにBI機能を搭載するきっかけとなったのは、もともとBIツールを活用していたとある顧客 (以後、A社) から「使っているBIツールをCompassに統合できないか」と言われたことです。A社にとっては、CompassとBIツール双方の費用が発生してしまうため、統合の検討を本格化させたのです。
これまでITCは、Compassを構成する各システムは自社開発で行ってきました。しかし、BI機能については当初から既存のBIツールを組み込もうと考えていました。
「Compassはグラフやチャートなど、視覚的な表現は弱いので、BI機能を自前で開発するとなると、かなり作り込まないといけません。それだと開発コストも工期も随分かかってしまいます。ですが、既存のBIツールをCompassに組み込むことができれば開発コストも工期も低減できる。そこでCompassにマッチするツールを探すことにしました」とITC システム部執行役員の永峯氏は明かします。
BIツールベンダー数社に話を聞きましたが、導入は見送られました。その理由は「ライセンス体系が合わなかったため」と永峯氏は回答。ITCが考えていたのは、BIライセンスの代理店販売ではなく、ITCがライセンス契約をして、顧客にはITCのサービスとしてBI機能を提供したいということでした。
Compassに組み込むBI機能としてYellowfinを採用
そのためA社のニーズに応えつつITCが望むライセンス体系を持つ企業を探す必要がありました。Yellowfinには、通常ライセンスとは別に組み込み利用者 (ISV) 向けの柔軟なライセンス提供の仕組みがあり、ITCの要望に合致していたのです。「Yellowfinなら、当社向けにカスタマイズされたライセンス契約ができる。しかも、過去の検討と比較してコストも抑えられている。それがCompassへの組み込みBIとしてYellowfinを採用した最大の理由です」(永峯氏)
A社が他社BIツールでやってきたことのリプレースは順調に進み、２〜３か月後には完成しました。現在、A社では日々の意思決定にYellowfinの組み込みで搭載されたBI機能が貢献しています。「Compassへの統合がご満足いただける結果となったことで、お客様からは更にこういうことができないかというご要望もいただくようになりました」と永峯氏は話します。
お客さまだけではなく、ITCの社内でも、YellowfinをCompassの利用状況分析で活用しています。「どのサービスを誰がどのくらい使っているのかを分析し、今後のサービス提供の参考にしたいと考えています」(永峯氏）
1人の開発者を雇ったような感覚。新たなBIコンテンツを増やしていく
Yellowfinの採用により、1人の開発者を雇ったような感覚があるといいます。これまで1-2週間かけて作っていたExcelレポートが、Yellowfinレポートだと一度作ってしまえば翌日には自動で生成されます。また軽微な修正に関しては、開発者の手を煩わせることなく運用の法人担当者自身でできるようになったのも、Yellowfinを採用した効果です。
今後も、「お客さまの要望を鑑み、Yellowfinを使ったコンテンツを増やしていきたいと思います」と意気込み。その一つが、全国データから傾向を分析し、ホール経営の示唆につながるようなレポートを提供することです。「Yellowfinの自動インサイト機能や傾向分析機能などは、ぜひ使ってみたいですね」(永峯氏）
娯楽が多様化する現在において、今後もパチンコ・パチスロ業界が続いていくためにはホール経営企業のデータ活用は欠かせません。BI機能を強化したCompassは、ホール経営企業のデータ活用を促進し、意思決定を支援するツールとして、さらに期待を集めそうです。
本事例の詳細・全文はこちらからご確認いただけます。
https://yellowfin.co.jp/blog/jpnews-case-study-itc
株式会社ITC
東京都千代田区内神田1-14-8 神田スクエアゲート9F
2009年1月設立。パチンコ店のオーナーの悩みを解決する仕組みを作りたいという思いから、パチンコホール経営企業に向け経営基幹システム「Compass」を開発。「強いホール企業を創出し、プレイヤーが安心して楽しめる環境作りに努めて遊技産業の進化発展に貢献する」ことをバリューとして定め、ホール運営に欠かすことのできないシステムを提供・サポートし続けている。
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Yellowfinについて
Yellowfinは、自動化で強化されたインテリジェントな製品スイートを提供する、ビジネスインテリジェンスおよびアナリティクスソフトウェアのグローバルベンダーです。世界中の様々な評価機関から継続的にイノベーターとして認識され、50の国々に渡り、29,000を超える組織で、300万人を超えるエンドユーザーが、日々Yellowfinを使用しています。より詳細な情報は、Yellowfinのウェブサイトをご確認ください。
社名 ：Yellowfin Japan 株式会社
本社 ：東京都千代田区内神田1-14-8 KANDA SQUARE GATE 5F
設立 ：2014年10月31日
https://yellowfin.co.jp
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