受験生4万人が回答!「関心を持った大学」の最新エリア別ランキング(テレメール進学調査)
全国の受験生が「関心を持った大学」の第1位は今年も早稲田大学。なお、エリア別ランキングでは順位の変動も!?
株式会社フロムページ(本社:大阪府大阪市)が毎年実施している「テレメール全国一斉進学調査」の最新調査において、「関心を持った大学2021」の在住エリア別ランキングでは、早稲田大学、名城大学、岡山大学が6年連続でエリア別1位、近畿エリアでは近畿大学が1位でした。
株式会社フロムページ(本社:大阪府大阪市)は、大学進学の実態を可視化するために2013年よりテレメール全国一斉進学調査を毎年実施しています。本調査の結果は、進路決定の過程を改善するための重要な情報として多くの高等学校で活用されています。
2021年3月31日に回答を締め切った2021年度入学の調査結果のうち、受験生が「関心をもった大学」の在住エリア別集計は以下のとおりです。■「関心を持った大学2021」在住エリア別ランキング
- 「早稲田大学」「名城大学」「岡山大学」は、6年連続で地元エリアの1位となった。近畿エリアでは、前回2位だった「近畿大学」が1位となった。
- 近畿エリアを除く5つのエリアで、前年と同じ大学が1位となった。
- 関東エリアでは「立教大学」が5位から3位に、近畿エリアでは「関西学院大学」が6位から5位にランクアップした。
参考:全国的に関心を持たれた大学は、私立大学では「早稲田大学」、国立大学では「東京大学」であった。
※詳細は後述
【会社概要】 株式会社フロムページ
◎独自に開発したソリューション「テレメール」や「夢ナビ」、またオープンキャンパス運用システム「OCANs」などを用いて、主に大学の学生募集広報の支援を行っています。高い意識・意欲をもった高校生を育てる「教育」が、日本経済復活のカギと考えています。(ホームページ https://frompage.jp )
◎代表取締役社長:森兼 勝志 ◎設立:平成2(1990)年4月26日 ◎取引先:全国の大学、短期大学、専門学校、高等学校、予備校、進学塾、大学入試センター、一般企業等
■ テレメール全国一斉進学調査 調査概要
【調査目的】
受験生の進学実態を把握し、調査結果を提供することにより、大学の学生募集広報と、高等学校の進路指導がより良いものとなり、その結果、「受験生にとって有効な大学選択ができる環境」づくりに貢献すること。
【調査方法】
株式会社フロムページが管理運営する資料請求サービス「テレメール」を利用した受験生約44万人(令和3年度 大学入学共通テストの受験者は484,114人)に対し、株式会社フロムページが発行する紙媒体・メールマガジンなどで告知を行い、2020年11月1日(日)~2021年3月31日(水)の期間に、アンケート専用サイトで最大40問・85項目の質問に回答を求めました。
【回答者数および有効回答者数】
第9回(2021年度)テレメール全国一斉進学調査実績 回答者数 46,749人 有効回答者数 42,132人
※不真面目に回答していると考えられる者、および高1生・高2年生を、適切な基準のもとに除外したものを有効回答者数としています。
参考
第1回(2013年度)テレメール全国一斉進学調査実績 回答者数 26,993人 有効回答者数 23,079人
第2回(2014年度)テレメール全国一斉進学調査実績 回答者数 40,311人 有効回答者数 39,707人
第3回(2015年度)テレメール全国一斉進学調査実績 回答者数 31,601人 有効回答者数 31,139人
第4回(2016年度)テレメール全国一斉進学調査実績 回答者数 42,902人 有効回答者数 41,462人
第5回(2017年度)テレメール全国一斉進学調査実績 回答者数 41,076人 有効回答者数 39,766人
第6回(2018年度)テレメール全国一斉進学調査実績 回答者数 47,013人 有効回答者数 45,333人
第7回(2019年度)テレメール全国一斉進学調査実績 回答者数 45,757人 有効回答者数 40,605人
第8回(2020年度)テレメール全国一斉進学調査実績 回答者数 44,077人 有効回答者数 41,235人
【回答者への謝礼(プレゼント)】
調査に協力いただいた方の中から抽選で1万名に、総額1千万円相当の商品券・賞品をプレゼントしています。
【主な質問内容】
●入学することを決定した学校、検討した学校
第一想起、既認知/オープンキャンパス(来場型・Web型)への参加/資料入手の有無/関心を持った大学、学部/出願した大学、学部、利用した入試制度/出願しなかった大学、学部/出願しなかった理由/受験した大学、学部/合格した大学、学部/入学する大学、学部/入学する理由/入学しなかった理由
●新型コロナウイルスによる影響
コロナ禍による不安/大学情報収集で役に立った媒介/Web型オープンキャンパスの効果/現役志向・地元志向・早期合格志向
●資料請求までのルート
入学校を認知した媒介/入学校の興味を深めた媒介
●入学する大学への評価、入学後の意欲
入学する大学が発信した情報への評価/入学する大学への評価/入学する大学への総合評価/入学する大学への志望度/入学後の意欲
●進路選択活動
検討した学問系統/学問の検討について/進学活動への評価/後輩へのアドバイス
●属性情報
居住地域/在籍高校/学年/入学後の通学環境
【エリア区分】
●北海道・東北 (北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
●関東 (茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)
●中部 (長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県)
●近畿 (京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、三重県、滋賀県)
●中国・四国 (鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県)
●九州・沖縄 (福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
【関心を持った大学】
大学受験生が関心を持った大学であれば、いくつでも回答可能。
「どのくらいの受験生に関心を持ってもらえたか」という、いわば人気のバロメーターとなります。
■「関心を持った大学2021」在住エリア別ランキング(上位20大学)
全国的に関心を持たれた大学は「早稲田大学」「明治大学」「慶應義塾大学」「法政大学」「立教大学」の順であった。国立大学では「東京大学」が最も関心を集めた(全国14位)。- 有効回答者1人当たりの関心大学数は、前回の4.0校から2021年度は3.4校に減少した。2021年度の受験生は、関心大学数を減らした傾向が見てとれる。
- 「立教大学」と「上智大学」は、それぞれ全国5位(前回6位)、全国15位(前回17位)に順位を上げたが、大学入学共通テストの利用などを中心とした入試改革の影響がうかがえる。
- 北海道・東北エリアで、前回は関東エリア5大学(千葉大学・明治大学・法政大学・早稲田大学・筑波大学)が20位以内にランクインしたが、今回は3大学(早稲田大学・日本大学・明治大学)のみとなった。近畿エリアでも早稲田大学がランク外(前回19位)、九州・沖縄エリアでも東京大学(前回15位)がランク外となった。新型コロナウイルスの影響による地元志向の可能性がある。
- 2020年もほぼ全面的に対面授業を行った「安田女子大学」が、中国・四国エリアで3位(前回9位)に順位を上げた。
- 「早稲田大学」は、北海道・東北14位(前回18位)、関東1位(前回1位)、中部9位(前回7位)、中国・四国19位(前回17位)、九州・沖縄20位(前回14位)と、近畿エリアを除く5つのエリアで20位以内にランクインした。
- 「明治大学」は、北海道・東北19位(前回16位)、関東2位(前回2位)、中部11位(前回13位)にランクインした。
- 「慶應義塾大学」は関東5位(前回3位)、「法政大学」は関東4位(前回4位)だった。
- 「近畿大学」は、近畿1位(前回2位)、中国・四国7位(前回4位)にランクインした。
- 「東京大学」は、関東12位(前回13位)にランクインした。
※「全国」の関心者数には、「在住エリア該当なし(海外の方)」を含みます。
■ 株式会社フロムページについて
独自に開発したソリューション「テレメール」や「夢ナビ」、またオープンキャンパス運用システム「OCANs」などを用いて、主に大学の学生募集広報の支援を行っています。高い意識・意欲をもった高校生を育てる「教育」が、日本経済復活のカギと考えています。(ホームページ https://frompage.jp)
【会社概要】
代表取締役社長 森兼 勝志
従業員数:220名(正社員130名) 令和3年4月現在
設立:平成2(1990)年4月26日
取引先:全国の大学、短期大学、専門学校、高等学校、予備校、進学塾、大学入試センター、一般企業等
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