Fastly、エッジでの脅威検出とブロックを支援する新たなボット管理ソリューションを発表

Fastly のエッジクラウドプラットフォームのパワーとパフォーマンスにより、強化されたボット管理機能をセキュリティソリューションに統合

ファストリー株式会社

グローバルエッジクラウドプラットフォームのリーダーである Fastly, Inc. (NYSE : FSLY) は本日、自動化されたボット攻撃をエッジで阻止し、詐欺や DDoS 攻撃、アカウント乗っ取りなどを含むオンライン上の不正行為のリスクを大幅に軽減する「Fastly Bot Management」を発表しました。Fastly Bot Management は、現在 Next-Gen WAF で利用可能な実績のある Fastly の高いボット対策技術と機能を基盤としており、Fastly のサイバーセキュリティ戦略において重要な役割を担います。

IDC の Security & Trust 部門で Research Director を務める Christopher Rodriguez 氏は次のように述べています。「より優れたデジタルエクスペリエンスをエッジでユーザーに提供する組織が増えています。当然のことながら、サイバー攻撃者もこの流れに追随しており、脅威にできる限り近い場所で攻撃を検出し、阻止する必要性がこれまで以上に高まっています。Fastly の主力製品であるエッジクラウドプラットフォーム上でボット対策機能を拡張し、強化するという同社のミッションは現在のニーズに応えるものであると同時に、同社の全体的なサイバーセキュリティ戦略の自然な進化の結果と言えるでしょう。」 

また、Fastly の Chief Product Officer である Kip Compton は次のように語っています。「ボットオペレーターを含む悪質な行為者が日々、自動化された攻撃を通じて eコマースや他のインターネットトラフィックを妨害し、不正に収益を得ようとしています。詐欺やサイバー攻撃、アカウント乗っ取りなどのリスクに晒されている組織は正当なトラフィックを迅速に保護し、悪意のあるトラフィックを阻止する必要に迫られています。Fastly Bot Management は、Fastly のエッジクラウドプラットフォームを基盤とするセキュリティソリューションの一部に統合されました。Fastly は、お客様の Webサイトやアプリケーションのニーズに合わせて拡張でき、不正行為のリスクとインフラコストを削減する、シンプルで使いやすい単一プラットフォームソリューションにより、特に eコマース業界やメディア業界のグローバル企業のお客様がこれらの攻撃を阻止できるよう支援します。」

新たなボット管理ソリューションにより Fastly 全体のセキュリティ機能を強化し、お客様は実際のデプロイ環境でセキュリティを大幅に向上できます。実際、誤って正当なトラフィックが阻止されるのを避けるため、セキュリティツールの多くはトラフィックをブロックするように設定されていませんが、Fastly の Next-Gen WAF を使用するお客様の約 90%* は「フルブロックモード」で使用しており、Fastly のソリューションに対するお客様の高い信頼と自信を反映しています。


フランスの新聞社 Le Monde で Chief Technology Officer を務める Paul Laleu 氏は次のように述べています。「詳細な可視性とルール設定機能を備えた Fastly の新しいボット管理ソリューションによって、正当なトラフィックを許可しながら悪質なトラフィックを阻止が可能となるため、コンテンツの保護とインフラコストの削減を実現できます。」

Fastly Bot Management の仕組み

Fastly Bot Management は自動化された悪質なトラフィックから Webサイトやアプリケーション、および重要なデータを保護します。本ソリューションは、悪質でないボットと悪質なボットをネットワークエッジで瞬時に分類し、サーバー側とクライアント側で緩和対策を講じます。Fastly Bot Management は開発者チームのニーズを念頭に構築されており、開発者にとって使いやすく、Fastly のエッジクラウドプラットフォームのパワーを活かして複雑さを軽減しながら、高いパフォーマンスを発揮します。


Fastly Bot Management の主な利点は以下の通りです。

  • 不正行為やリソースの悪用を削減:アカウント乗っ取りやカーディング攻撃など、カスタマーエクスペリエンスの質の低下、高額な返金、カスタマーサポートのオーバヘッドの増加を招く不正行為を助長する、悪意のあるボットを自動的に特定し、多層的なアプローチで阻止します。エッジにデプロイしてルールを実行し、正当な顧客からのリクエストにのみトラフィックを提供することで、オリジンのコストを削減できます。

  • カスタマーエクスペリエンスの保護:Fastly が提供するエッジベースのソリューションにより、レイテンシを低減し、アプリケーションのパフォーマンス維持を支援しながら、チャレンジフローなどクライアント側の機能によって購入プロセスをよりスムーズにし、コンバージョン率の向上を促進します。

  • ボット対策、アプリケーションセキュリティ、配信サービスの統合:開発者が使いやすいコンソールを通じて迅速にデプロイし、攻撃を阻止できます。

Fastly Bot Management は Fastly のエッジクラウドプラットフォームをご利用のすべてのお客様に提供されています。詳細については、こちらをご覧ください。

* 2023 年 3 月時点

Fastly について

Fastly のパワフルでプログラム可能なエッジクラウドプラットフォームは、Webパフォーマンスの向上、セキュリティ強化、そしてグローバル規模でのイノベーションの促進するエッジコンピュート、デリバリー、セキュリティ、可観測性の提供を通じて、世界のトップ企業による高速で安全かつ魅力的なオンラインエクスペリエンスの実現を支援しています。Fastly の強力かつ最先端のプラットフォームアーキテクチャにより、開発者は安全な Webサイトやアプリケーションの市場投入までの期間を短縮し業界トップレベルのコスト削減を実現します。Fastly のお客様には、国内では日本経済新聞社、メルカリ、リクルート、サイバーエージェント、海外では Reddit、Wendy’s、Stripe、Universal Music Group など、世界的に著名な企業が Fastly のサービスを通じてインターネット体験を向上させています。Fastly の詳細については https://www.fastly.com/jp をご覧ください。また、X @FastlyJapan および Facebook でも最新情報をご覧いただけます。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ファストリー株式会社

5フォロワー

RSS
URL
https://www.fastly.com/jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区新橋3−3−13 Tsao Hibiya 8階
電話番号
-
代表者名
今野 芳弘
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年03月