【福岡県筑後市】竈門(かまど)社例祭きせる祭
筑後市
筑後市溝口地区の矢部川のほとりにある「竈門(かまど)神社」では、毎年12月13日にたばこを吸う珍しいお祭り「きせる祭り」が行われています。天正6年(1578年)、溝口城主・溝口正重が肥前の竜造寺隆信との合戦に敗れ城を追われました。その際に、竹藪に逃げ込み、竹を切ってタバコを詰め、煙管(きせる)の代用にしたという伝承にならうものです。
座元(ざもと)と呼ばれるその年の当番となった家で行われ、30cmほどの青竹の煙管で刻みタバコを吸い、炊いたおこわと郷土料理を食べ、酒を酌み交わしながら先祖の苦労を偲びます。青竹の煙管に刻みタバコを詰めて一斉に点火すると、白煙が部屋中にたちこめます。慣れない刻みタバコにむせ返る人が続出し、会場は涙と笑いに包まれます。その後は竈門神社まで練り歩き、神前にご神体・お飾りを飾って、神事が執り行われます。
<イベント等の概要>
【日時】令和元年12月13日(金) 10時00分~13時00分
【問い合わせ先】
筑後市役所商工観光課
TEL:0942-65-7024
【発信】
筑後地区観光協議会
(事務局:久留米市役所観光・国際課内)
TEL:0942-30-9137、FAX:0942-30-9707
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