NextDriveのIoEプラットフォーム「Ecogenie+」が中海テレビ放送のサービス管理システムとの連携を開始

PPA従量課金向けのインフラとして、鳥取県の推進する「鳥取スタイルPPA」事業と連携

NextDrive株式会社

エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDrive株式会社(東京都港区西麻布3-19-22/代表取締役社長:顏 哲淵/以下「NextDrive」)は、IoEプラットフォーム「Ecogenie+(エコジーニー プラス)が、株式会社中海テレビ放送(鳥取県米子市河崎610番地/代表取締役社長:加藤典裕/以下「中海テレビ放送」)が運用している電力メーター管理システム(MDMS:Meter Data Management System)および顧客管理システム(CIS:Customer Information System)と一体的に稼働するPPA向け従量課金システムのインフラとして採用され、稼働を始めることをお知らせします。


中海テレビ放送では、NextDriveが提供するエネルギーマネジメントコントローラー「Atto」、モバイルアプリ、IoEプラットフォーム(クラウドサービス)、Web APIサービスをワンパッケージで導入、PPA事業にて必要となる差分計量データをスマートメーター Bルートならびに検定付き子メーターより取得する仕組みとして活用しています。

NextDriveが提供するサービスは計量データの取得に留まらず、蓄電池等の各種エネルギーデバイスを管理・制御することも可能な拡張性を有しており、将来のサービス拡充の際にもシームレスな活用が可能となっています。

■PPA事業展開における課題を解決
PPA事業では従量課金のための検針・料金計算・請求システムが必要となります。
しかしながら、PPA事業を展開する各社が個別にシステムを構築するには、時間的、費用的な負担が大きい面がありました。

今般、既に電力事業者の業務システムの運用を行なっている中海テレビ放送と連携することで、「Atto」を活用した導入先での差分計量データの取得から請求までを一気通貫で実現できる仕組みを実現しました。

中海テレビ放送の専務取締役である森真樹さまは、次のようにコメントしています。
「弊社は各地域の電力事業者様に業務システムをご利用いただいています。今後はPPA事業のニーズの高まりとともに、今回のシステム連携の事例を他地域でも積極的に展開していきたいと考えています。」

NextDriveでは今回の取り組みを契機として、各地域や企業で進展するPPAモデルの活用に併せてエネルギーデータを取得、管理するためのプラットフォームとしても、より使い易く、充実したサービスのご提供に務めてまいります。

■鳥取スタイルPPAについて
鳥取県では卒FIT家庭を中心に再エネ無料診断を実施することで、太陽光発電を中心とした再エネ導入の継続の支援を行なうとともに、地域事業者による自家消費型の屋根貸し太陽光発電を活用した太陽光発電設備の更新を行なってもらえるよう課題の把握を行なうことを目的として、再エネ無料診断・鳥取スタイルPPA推進課題把握事業補助金を交付しています。
この仕組みは「鳥取スタイルPPA」と呼ばれ、自治体と地域が連携した再エネ普及拡大の取り組みとして注目されています。

■IoEプラットフォーム「Ecogenie+」について
NextDriveのIoEプラットフォームは、分散するエネルギー設備のネットワーク化を素早く、手軽に実現します。
様々な通信プロトコルをサポートし、通信の安全性も確保したエンドツーエンドのコネクティビティをPaaS(Platform as a Service)型で提供、大きなリソースを確保することなく、サービスの成長に応じた形で拡張していくことができます。
IoEプラットフォームを採用されたお客様は新規サービスの立ち上げ、エネルギーデータを活用した新たな価値創出に集中することが可能です。
令和4年度の新エネ大賞で、新エネルギー財団会長賞を受賞しました。

https://www.nextdrive.io/ja/dev/



■エネルギーマネジメントコントローラー「Atto」について
洗練されたデザインと安定したネットワーク通信が特徴で、4G LTEのSIMを内蔵し、Wi-Fiが届かない環境下でもネットワーク通信に対応します。センサーなどのデバイスと併用すると、スマートフォンで気軽に電力可視化と家電の遠隔操作などが可能となります。
「エコーネットコンソーシアム」が制定した、国際通信プロトコルECHONET LiteのAIF認証(Application InterFace認証)を取得しています。
また、Modbus RTU通信とModbus TCP/IP通信を標準サポートし、同プロトコルに対応している機器であれば、短期間でIoEプラットフォームを通じた利用ができるようになります。
RS-485やEthernetを介してIoEプラットフォームのエンドツーエンドのサービスを利用でき、モバイルアプリを通じて手軽にセットアップ、Web APIを利用したデータ取得が可能です。
優れたデザインに贈られるグッドデザイン賞を受賞しています(2020年度)。



サイズ:122mm × 122mm × 38.6mm(壁掛けを含む)
電源:AC 100〜240V 50/60Hz
無線通信規格:Wi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac) / Bluetooth Low Energy (BLE) 4.2 / Wi-SUN (Rohm BP35 C0) / 4G LTE
SIMカード:nano SIM内蔵

https://www.nextdrive.io/ja/gw-atto/

■中海テレビ放送について
中海テレビ放送は、鳥取県西部をサービスエリアとするケーブルテレビ会社です。
サービスエリア内にお住まいのお客さまにインターネット接続サービスや、多チャンネル放送サービス、電力サービスなどを提供しています。
地域密着型の企業として、今後も安定したサービス提供と充実のサポート体制で地域文化・コミュニティーの発展に貢献し、地域のお客さまに役立つサービスを提供していきます。

公式Webサイト
https://www.chukai.co.jp/

■NextDriveについて
「エネルギーを無駄なく賢く使う」をビジョンに掲げ、分散エネルギーを「つなぐ」、「集める」、「管理する」ための仕組み(IoEプラットフォーム<IoE:Internet of Energy|エネルギーとインターネットの融合)と、産業・法人(高圧)向けから家庭(低圧)向けまで幅広く対応可能なエネルギーマネジメントサービスを提供しています。
これらのサービスは企業・家庭の脱炭素化推進に活用されているだけでなく、VPPの構築やディマンド・リスポンスの実現、EVスマート充電サービスの提供など幅広く利用されています。


公式Webサイト
https://www.nextdrive.io/ja/

■本リリースに関するお問い合わせ
NextDrive株式会社 マーケティング 大石(おおいし)
電話番号:03-6432-9616
E-mail:contact@nextdrive.io

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会社概要

NextDrive株式会社

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URL
https://www.nextdrive.io/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区西麻布3-19-22
電話番号
03-6432-9616
代表者名
顏 哲淵
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2017年01月