台湾人・香港人が日本で買いたい調味料・ジャム類 1位「たれ」 十五夜にバーベキュー文化の台湾「焼き肉のたれをお土産に」
2位「果物のジャム」、叙々苑やアヲハタなどブランド指名も
株式会社ジーリーメディアグループ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:吉田皓一)は、台湾人・香港人向けで最大※1の訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」のユーザーを対象に、日本のスーパーで買いたい物について調査しました。夏休みシーズンに合わせて行った今回の調査では、日本のスーパーで調味料やジャム系食品を買いたい台湾人・香港人の半数が「たれ」をお土産にしたいと考えていることがわかり1位でした。また2位は「果物のジャム」で、4割強でした。それぞれの理由について自由回答形式で聞くと「叙々苑のたれが好きです」、「アヲハタのジャムは美味しい」など、個別ブランドをあげる人もいました。1位の「たれ」について「ラーチーゴー!日本」の陳怡秀(チン・イーシュウ)編集長は「台湾の人は濃い味を好み、食事の際には様々なたれをつけるのが好きです。また、中秋節(中秋の名月)にはバーベキューをするのが恒例なので、夏休みの日本旅行で焼き肉のたれを購入する人も少なくないでしょう。」と解説します。この調査では、1756の有効回答を取得しました。
※1:SimilarWeb調べ
■訪日台湾人・香港人の消費動向
観光庁が発表した2025年1-3月期の訪日外国人旅行消費額(2次速報)によりますと、台湾からの訪日観光客の旅行消費額は3,171億円、また香港は1,535億円でした。台湾、香港の旅行消費額を合計すると4,706億円で、1位の中国(5,478億円)に迫る額となり、インバウンド消費を支えていることがわかりました。※2
※2:観光庁 インバウンド消費動向調査 2025年1-3月期の調査結果(2次速報)の概要より
■調査のサマリー
・台湾人・香港人の5割「日本のスーパーで調味料・ジャム類を買いたい」
・台湾人・香港人が日本で買いたい調味料・ジャム類 1位「たれ」2位「果物のジャム」自由回答では「叙々苑」や「アヲハタ」など、個別ブランド指名も
・台湾人・香港人が日本で買いたい調味料・ジャム類の5位は「その他」 自由回答では「ゆず胡椒」、「七味唐辛子」、「明太子関連の調味料」「桃屋のニンニクソース」など、ピリ辛のアクセントがある調味料の記載が目立ち、じわりと人気の兆し
調査結果①台湾人・香港人の5割「日本のスーパーで調味料・ジャム類を買いたい」
日本のスーパーで買いたいものについて複数回答形式で聞くと、「調味料・ジャム系食品」は全体の50.7%で、半数がお土産としての購入意欲を示しました。また、お土産として定番のお菓子は91.8%となり、1位となりました。日本のスーパーで買い物をしたくない人は全体の1%にとどまり、ほぼすべての台湾人・香港人が日本のスーパーでの買い物意欲があることがわかりました。

調査結果②台湾人・香港人が日本で買いたい調味料・ジャム類 1位「たれ」2位「果物のジャム」
上記の質問で、日本のスーパーで調味料やジャム系食品を購入したいと答えた人に対し、具体的な商品について質問しました。複数回答形式で聞くと、1位は「たれ」で49.7%が購入意欲を示しました。2位は「果物のジャム」で41.8%となりました。3位と4位には、日本を代表する発酵食品の「みそ」(36.7%)、「しょうゆ」(27.4%)がランクインしました。また5位の「その他」を選んだ人の自由記述では、「ゆず胡椒(11票)」「七味唐辛子(7票)」、パンにぬって食べるスプレッドやペーストなど「明太子関連の調味料(5票)」「桃屋のニンニクソース(1票)」の記載が目立ち、ピリ辛のアクセントがある調味料への人気がじわりと広がる兆しが読み取れる結果となりました。※3

※3:全選択肢は次の通りです。:砂糖・塩、酢、ケチャップ・ソース、たれ、ピーナッツバター、果物のジャム、ミルクスプレッド、しょうゆ、みそ、みりん、その他
調査結果③「叙々苑」「アヲハタ」…たれやジャムの個別ブランド指名も
日本のスーパーで調味料やジャム系食品を購入したい台湾人・香港人に、購入したい理由について自由回答形式で聞きました。1位の「たれ」については「叙々苑」、2位の「果物のジャム」については「アヲハタ」といった、個別ブランドをあげる人もいました。1位、2位の自由回答を紹介します。
■1位の「たれ」を選んだ理由(年代、性別)
・叙々苑のたれが好きです。(20代、女性)
・肉の炒め料理に合うので日本の焼肉のたれが好き。(40代、女性)
・台湾では餃子のたれは売っていないと思う(20代、男性)
・ゴマだれがおいしい。(40代、女性)
・日本のつけだれはとても種類が多い。(50代、女性)
■2位の「果物のジャム」を選んだ理由(年代、性別)
・アヲハタのジャムはネットでよく勧められるが、実際に買ってみるとなかなか美味しい。(30代、女性)
・日本の果物は種類が豊富で質もよく、ジャムも添加物が多すぎずおいしいので、食べていて安心感がある。(60歳以上、女性)
・個包装でオフィスに持って行きやすい。(30代、女性)
・日本のジャムは美味しくて安い。(40代、女性)
■調査を受けて
「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」陳怡秀(チン・イーシュウ)編集長

・調味料・ジャム類のランキングでは、「たれ」が1位となりました。台湾の人は味の濃い料理を好み、食事の際には様々な、たれやソースをつけるのが好きです。日本のたれは手軽で美味しく、品質も信頼できることから、台湾・香港の人にとって非常に人気の高いお土産となっています。台湾では中秋節(中秋の名月)にバーベキューをするのが恒例で、日常的にも肉料理をよく食べるため、焼肉のたれに対する需要が高い傾向があります。夏休みの日本旅行でたれを購入する人も少なくないでしょう。
・2位の「果物のジャム」は、日本で質の高い果物を味わった台湾人・香港人が、その美味しさを自宅に持ち帰りたいという気持ちから、人気なのだとみています。
・5位の「その他」では、ピリ辛調味料のひそかな人気がうかがえる結果となりました。日本のピリ辛調味料の選択肢は、台湾や香港に比べて非常に豊富で、単に辛さを求めるのではなく、香りや味の奥行きを楽しむという点で注目されています。
■調査概要
調査対象:「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」の台湾人・香港人ユーザー (繁体字中国語で聞き取り)
実施期間:2025年6月20日~27日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:1756
※数値は、小数点第二位以下を四捨五入し、小数点第一位で表記しています。
※当データ使用の際は「ラーチーゴー!日本」とクレジットの記載をお願いいたします。
■樂吃購(ラーチーゴー)!日本とは(https://www.letsgojp.com/)

月間のユニークユーザー数340万人の台湾人・香港人向けで最大の訪日観光サイトです。繁体中国語圏で日本での遊び方や食、買い物、ホテルについてなど様々に発信しています。また、合計100万人以上のFacebookファン、登録者数30万人以上のYouTubeチャンネル、30万人以上Instagramユーザーを獲得しています。全国各地域で訪日台湾人・香港人観光客を呼び込みたい企業や自治体、公共交通機関、団体などと連携し、地元の魅力を紹介しています。
<会社概要>
【社名】株式会社ジーリーメディアグループ (https://www.geelee.co.jp/)
【代表者】代表取締役 吉田 皓一(よしだ こういち)
【設立】2013年10月30日
【資本金】1000万円
【社 員 数】 22名
【所在地】東京都渋谷区千駄ヶ谷5-20-11 第一シルバービル5F
【事業内容】台湾人向け日本情報サイト「ラーチーゴー!日本」の運営、越境EC、観光商品販売、日本人向け台湾情報サイト「メイリー!台湾」の運営
【実績】日本政府観光局、運輸局、全国の都道府県、羽田空港、成田空港、JRグループ等
台湾人・香港人向け日本情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」
URL: https://www.letsgojp.com/
日本人向け台湾情報サイト「美麗(メイリー)!台湾」
タイ人向け日本情報サイト「JapaiJAPAN(ジャパイジャパン)」
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