デジタル教材「リブリー」、学習意欲向上を狙う新コンテンツを2022年春より順次提供
〜学習単元に関連した職業インタビュー記事で「キャリア教育」を支援〜
株式会社Libry(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:後藤 匠、読み方:リブリー、以下Libry)は、デジタル教材プラットフォーム「リブリー」の新たなコンテンツとして、キャリア教育に関するコンテンツ(*)を2022年春より順次提供開始いたします。
今回の新コンテンツでは、リブリーを使用している生徒がデジタル教材やデジタル教科書で学んでいる「単元」に関連する「職業」を、一冊のデジタル書籍の中で紹介します。将来的にはデジタル教科書やデジタル問題集をめくっていると、その単元の知識を使って仕事をしている人のインタビュー記事に飛べるようになります。生徒が興味をもった瞬間を逃すことなく、生徒の学習意欲を高める記事コンテンツを、リブリーのプラットフォーム上にて提供いたします。本コンテンツを活用することで、生徒の「学びに向かう力」を育むきっかけをつくります。
今回の新コンテンツでは、リブリーを使用している生徒がデジタル教材やデジタル教科書で学んでいる「単元」に関連する「職業」を、一冊のデジタル書籍の中で紹介します。将来的にはデジタル教科書やデジタル問題集をめくっていると、その単元の知識を使って仕事をしている人のインタビュー記事に飛べるようになります。生徒が興味をもった瞬間を逃すことなく、生徒の学習意欲を高める記事コンテンツを、リブリーのプラットフォーム上にて提供いたします。本コンテンツを活用することで、生徒の「学びに向かう力」を育むきっかけをつくります。
*本コンテンツは、リブリーで「数学」のデジタル教科書・デジタル教材を購入した高校1年生〜3年生を対象に配布予定(3月22日以降の納品分から対応)
■背景
2022年度より高校で施行される新たな学習指導要領では、”幸福な人生を切り開くために周囲や社会とどのように関わっていくか”という観点で、「学びに向かう力、人間性等」が重要視されています。具体的には、主体的に学習に取り組む態度も含めた学びに向かう力や、自己の感情や行動を統制する力、よりよい生活や人間関係を自主的に形成する態度等があり、自分の思考や行動を客観的に把握し認識する、いわゆる「メタ認知」に関わる力を含むものです。
また株式会社Libryが掲げる「一人ひとりが自分の可能性を最大限発揮する社会をつくる」というVisionを実現するために、子どもたちが自分自身の可能性と、その可能性を最大限発揮できる手段(キャリア)を認知している状態にする必要があります。そのため、「キャリア教育」はLibryにとっても重要なテーマのひとつです。
特に「いま学んでいる内容が社会とどう繋がっているのか」に気づき、学ぶ楽しさを感じることは、この資質・能力を育むための第1歩になると考えました。また、変化が激しい現代社会において、「学校から社会・職業への移行が円滑に行われていない」「社会的・職業的自立に向けてさまざまな課題が見られる」といった指摘もある中で、Libryには以前より、多くの教師から、生徒の「主体的な学び」「学ぶ意欲」を支援してほしい、という声が寄せられていました。これらの声にお応えするべく、キャリア教育に関するコンテンツを提供するに至りました。
■キャリア教育に関するコンテンツの特徴
①「学んでいる内容」と「社会」を接続するインタビュー記事
教科書や問題集の単元を実際に仕事で使っている社会人へ取材を行い、記事にしています。記事の中では、いま生徒たちが学んでいる内容が社会でどのように役立つのかをわかりやすく紹介しています。
②新学習指導要領で重視される「学びに向かう力」を育む
「授業導入で生徒の興味を引きつける」、「進路指導で生徒の得意分野に関連する職業を紹介する」のように、日々の学習を通じて「生徒の学びに向かう力を育む」支援ツールとしてご活用いただけます。
③日本オペレーションズ・リサーチ学会の協力
日本オペレーションズ・リサーチ学会は、数学的アプローチで経済学・経営学・理学・工学・農学・医学・芸術など文系理系を問わずあらゆる現実問題を解決しようとする学問、OR(オーアール)を扱う学術ソサイエティで、ありとあらゆる分野の専門家から構成されております。そのOR学会のアドバイスやご協力のもと、今回のコンテンツ制作を進めています。
参考:暮らしに溶け込むOR https://orsj.org/wp-content/uploads/2021/07/poster.pdf
■コンテンツのラインナップ
2022年春には、20を超える職業のインタビュー記事の提供を予定しています。学んでいる内容と身近な職業や社会活動を結びつけたコンテンツになっています。
■今後について
リブリーはデジタル教材プラットフォームであり、これまでは積極的に独自コンテンツ提供に取り組んでおりませんでした。しかし、今回学校現場のニーズを満たすものがないことがわかり、独自コンテンツを制作することを決定しました。
今回、日本オペレーションズ・リサーチ学会さま協力のもと、キャリア教育に関するコンテンツの記事をつくり始めると、今回は匿名&無報酬にも関わらず協力してくれる方がとても多いことに気付きました。皆さんに共通していたのは「子どもたちに学ぶ楽しさを伝えたい」という想いです。
一方で、伝える手段や機会がなかったという課題も見つかりました。今後は、自社のみでコンテンツづくり続けることにはこだわっていません。今回の取り組みをきっかけに「学びと社会をつなぐ重要性」に気付いてもらい、より多くの企業や社会人が子どもたちの教育に関心を持ち、行動を起こす「呼び水」のようになれば、と思っています。
■コンテンツ提供にあたってのコメント
- 日本オペレーションズ・リサーチ学会 広報理事 森口聡子氏(東京都立大学)
- 職業インタビュー記事にご協力いただいた方の声
学校で習ったことは「社会に出ると使わない」と言われることも多いですが、実は身近なところでたくさん使われていることを伝えられたらと思い協力いたしました。この内容が少しでも、学校教育と実生活の架け橋になれば幸いです。
<職業:臨床検査技師>
学生の時に学んでいることが「将来役に立つのかな?」と思うことは、とても大切だと思ってインタビューを受けました。些細なことでも、もっと疑問に思って考える。何か将来へのきっかけになればと思います。
- Libry代表取締役CEO 後藤 匠
<参考>今回の取り組みに関する取材記事
●2021年10月27日 日本経済新聞:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76994140W1A021C2FFT000/
●社団法人LeaLインタビュー:
https://leal.or.jp/interview_220228_3/
https://leal.or.jp/interview_220228_4/
■日本オペレーションズ・リサーチ学会について
(WEBサイト:https://orsj.org/)
公益社団法人として、1957年6月15日設立。「困っていること」の分析と解決のための計画立案やその実施、意思決定を数学的アプローチで助ける「問題解決学」として、日常生活のあらゆる仕組みの基礎となっている学問、ORを扱う学術団体です。経済学・経営学・理学・工学・農学・医学・芸術など文系理系を問わず、ありとあらゆる分野の会員から構成されています。本部と6支部(北海道・東北・中部・関西・中国四国・九州)に地域分けされ、各支部においても講演会や研究会などの活動が展開されております。
■リブリーについて
(サービスサイト:https://libry.jp/)
現在、全国の高校・中学を中心に600校超で導入されている、19社400冊以上のデジタル教材をプラットフォームで提供しています。デジタル教材とAIドリルの特性をあわせ持ち、1つの端末で複数の教材や問題集を管理することができるほか、学習履歴に基づいた「類似問題」機能等で、生徒一人ひとりの学習状況や理解度に合わせた個別最適化学習を実現します。また日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社 2022年版」の<働き方・教育>分野で新しい市場をつくる会社として選出されています。
■株式会社Libry
代表者:代表取締役CEO 後藤 匠
所在地:東京都千代田区岩本町3-9-13 岩本町寿共同ビル 4F
コーポレートサイト:https://about.libry.jp/
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