GitLab、GitLab Duo Chatの一般提供を発表
単一の自然言語チャットインターフェイスを通じてAIをシームレスに統合し、DevSecOpsワークフローの最適化と生産性向上を実現してソフトウェア開発を変革
最も包括的なAIを活用したエンタープライズDevSecOpsプラットフォームでソフトウェアイノベーションを実現するGitLab(本社:米サンフランシスコ、読み方:ギットラボ、NASDAQ:GTLB)は、GitLab Duo Chatの一般提供について発表しました。
GitLab Duo Chatは、GitLab DuoのAI機能のスイートを使いやすい自然言語チャットインターフェイスに集約して、ソフトウェア開発のライフサイクル全体にわたってDevSecOpsの各ワークフローを連携させます。GitLab Duo Pro のアドオンとして提供し、AI機能が統合された単一のDevSecOpsプラットフォームにおいて、開発者の作業効率とコラボレーションの強化を実現します。
GitLab Duo Chatは以下の機能を搭載しています。
・ ユーザーの習熟していないコードの理解をサポートするコード解説
・ レガシーコードのモダナイゼーションを支援するコードリファクタリング
・ 機能や手法のテストを自動で記述し、バグの早期発見に貢献するテスト生成
GitLab Duo Chatは、GitLabのWeb IDEをはじめとしたUI、およびVS CodeやJetBrainsのIDEスイートといった一般的なIDEで利用できます。また、自社独自のタスクをより正確に実行できるよう、カスタムツールを追加して拡張することも可能です。なお、GitLabのPremiumユーザーとUltimateユーザーは、Gitlab Duo Chatに新たに追加されたAIプライバシー管理機能も利用できます。
GitLabが2023年9月に発表したレポート「The State of AI in Software Development(ソフトウェア開発におけるAIの現状)」では、AIツールによる個人情報や知的財産へのアクセスに対して懸念があるとした回答者が79%に上ることが明らかになっています。Gitlab Duo ChatにAIプライバシー管理機能が追加されたことにより、プロジェクトやグループ、サブグループのレベルで機微データを管理できるようになり、AI導入に関わるセキュリティやコンプライアンスのリスクが低減されます。
GitLab Duo Chatの一般提供に伴う、各社コメントは次の通りです。
・ IDCでソフトウェア開発・DevOps・DevSecOpsのプログラム担当バイスプレジデントを務めるジム・マーサー(Jim Mercer)氏
「IDCが実施した生成AIに関する調査では、生成AIのコードアシスタントを利用する開発者が、生成されたコードのセキュリティに懸念を抱いていることが明らかになりました。このような懸念を解消する上でGitLab Duoの機能は有益で、アプリケーションのセキュリティを維持しつつ、AIを活用したソフトウェアの開発がより効率的にできるようになります。」
・ GitLabでプロダクト最高責任者(CPO)を務めるデイビッド・デサント(David DeSanto)
「GitLab Duoは、お客様のプライバシーとセキュリティを最優先しつつ、ソフトウェア開発のライフサイクル全体でのAI活用を実現します。GitLab Duo Chatの一般提供を通じて、開発者の生産性の向上やコード品質の改善が進み、セキュリティが保たれた状態でのより効率的かつ安全なソフトウェア開発が可能になり、お客様とのパートナシップが強化されると考えています。また、新たに提供するAIプライバシー管理機能により、お客様はコンプライアンスを維持しながら、AIの機能をさらに活用できるようになるでしょう。」
GitLab Duo ChatやAIのアクセスコントロールに関する新機能についての詳細は、こちらで確認できます。
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