日本橋兜町「coin(コイン)」にて、「花器と壺 渡邊翔士・ALPS」展を開催。LAを拠点に活躍する陶芸家 渡邊翔士氏の花器作品を国内初展示
本展では、渡邊翔士氏の日本で初となる花器作品とヴィンテージショップのALPSの展示販売を行います。
数々の人気シェフと共にレストランの器を手がける渡邊氏は、活動拠点であるロサンゼルスでは花器や壺などのセラミックアート制作。今回、その花器作品に注目し、彼が感じるコンテンポラリーの延長線上になる歴史、東洋と西洋の文化の重なりを感じるアンティークと共に展示。時と共にうつりかわる造形の美しさを楽しむひと時に。渡邊氏の手がける花器はその時の手の動きを記録し、複数の釉薬を重ねる、そのリズム感、独創性が現れています。
ヴィンテージショップALPSの独自の目線でセレクトされる花器は、さまざまな歴史をもつ花器を巻き込む1つの世界観をつくりあげています。通常はオンラインショップのみで販売し、イベントやポップアップなどで、さまざまなショップやブランドとのコラボレーションを行っています。今回は「coin」のコンセプト、渡邊氏の作品からインスプレーションを受けセレクトしたアンティーク花器が並びます。
■作家・ブランドについて
渡邊 翔士/Shoshi Watanabe
陶芸家 1986年生まれ
ロサンゼルスを拠点に活動。18歳で渡米。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の陶房長、大学では講師を務める。東京の高校で初めて陶芸と出会い、日本の陶芸文化に触れたことが、彼の機能的な作品のスタイルに大きな影響を与えたと考えている。2014年にはUCLAで陶芸の修士号を取得し、現在は学生を指導しながらスタジオを構えている。ロサンゼルスに住み、師であるアドレイン・サックスと密接に仕事をすることで、彼の作品は徐々に西洋と日本のスタイルと技術を融合していく。
色彩、使いやすさ、文化の多様性など、ロサンゼルスから多くのインスピレーションを受けている。彼が扱ういくつかの釉薬は、サックスから受け継いだ50年前のカリフォルニアの釉薬のレシピに基づいている。リズム感やバランス感覚、手仕事による釉薬の塗布など、日本の伝統的な技法はそのままに、渡邊の作品にはカリフォルニアが色濃く反映されている。陶芸は、土や鉱物、有機物など、地球上のさまざまなものを使って、その土地に根ざした作品を作る錬金術であると渡邊は考えている。
2018年からは、日本にも活動の幅を広げ、食文化への興味から、Salmon & Trout Tokyo, Kabi などのシェフとの対話によって器をデザインしている。また、各地でのポップアップやグループ展など、日本での活動にも励む。
アメリカでの活動は個展、インテリアデザイン、レストランウェアなど多肢に渡る。2019年からYosei Shibata, Michael Doppと共にクリエイティブスペースZakka Bakka を始める。
2020年1月にパリで初の個展を開催。
shoshiwatanabe.com
Shoshi Watanabe is a Japanese ceramicist and teacher based in Los Angeles. As a high school student in Tokyo, Watanabe first began working with clay and considers his exposure to the culture of ceramics in Japan to have had a considerable influence on the style of his functional work. In 2014, he completed an MFA in ceramics from UCLA, where he now supervises students and maintains a studio. Having lived in Los Angeles for 15 years, and worked closely with mentor Adrain Saxe, his work has gradually come to blend Western and Japanese styles and techniques.
Watanabe draws considerable inspiration from Los Angeles: color palettes, a sense of ease and utility, a diversity of cultures. Some of his most-used glazes are based on 50-year-old glaze recipes from California, passed down by Saxe. California runs deeply through his practice, even as his sense of rhythm and balance, and hand-application of glazes, distinctly recall Japanese traditions. Watanabe sees ceramics as alchemy, in which elements derived from the earth — clay, minerals, and organic materials — are transformed to create artifacts that tie directly to their place of origin.
shoshiwatanabe.com
ALPS(アルプス)
2022年にスタートした、独自のセレクトで国内外のヴィンテージ花瓶を収集・販売するプロジェクト。
花瓶の販売のみならず、花のスタイリングや空間全体のディレクションなど、ヴィンテージ花瓶のインテリアへの昇華を提案。
https://alps-vase.stores.jp/
Launched in 2022, this project collects and sells vintage vases from Japan and abroad through unique selections.
In addition to selling vases, the project proposes the sublimation of vintage vases into interior design, including flower styling and overall space direction.
【ディレクション】
鎌田梓(かまだあずさ)
企業での勤務の傍ら、作家へのリスペクトと生活の中で作品を楽しむ感覚を持ち、フリーランスでインテリア・食に関わるライフスタイル企業やブランドのプランニング・プロデュースを行なっている。
【展示会情報】
「花器と壺 渡邊翔士・ALPS」
期間:2023年1月8日(日)〜2月6日(月)11:00〜22:00
場所:BANK B1F
Coffeebar & Shop 「coin」
定休日:火曜日・水曜日
【施設概要】
BANK
所在地:東京都中央区日本橋兜町6-7 兜町第7平和ビルB1F
営業時間:11:00〜22:00
公式ソーシャルメディア:https://linktr.ee/bank.kabutocho
Coffeebar & Shop coin
コーヒー バー & ショップ コイン
日本橋兜町に生まれた食と生活の複合ショップ「BANK」の地下1階。
長く銀行の金庫として使われていた隠れ家のような空間。
「個性と愛着」をコンセプトに、国内外の作家の器や花器、雑貨に加え、オリジナル家具が並ぶショップ。
長く使いたくなる実用性とデザイン性を兼ね備えたものを揃えています。
【運営】
株式会社イートクリエーター
「食から社会をアップデートすること」を目指し、食に関わる全ての人が驚き、楽しみ、発見する機会を創出するサービスの開発を行っています。
・ホームページ:https://www.ec-corp.jp
・事業内容/飲食業態開発・運営、研究開発・インキュベーション、食のリテラシー向上
・本社/東京都中央区日本橋兜町6-7 兜町第7平和ビル1F
・代表取締役/永砂智史
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