アフターコロナのZ世代〜ミレニアル世代の美容意識変化と2023年下半期美容トレンドを、約11万件の投稿データから予測。キーワードは「リップ」「60年代」「攻めのケア」

アフターコロナは「リップメイク」が重要!トレンドは「ワンホン(中国)メイク」・60年代「リバイバルメイク」が注目度大!スキンケアは効果をより求めた「攻めの成分」配合化粧品がトレンドに!?

ByteDance株式会社 Lemon8チーム

ライフスタイル共有アプリ「 Lemon8(レモンエイト)」は、2021年〜2022年のコロナ渦の半年間と2022年〜2023年の半年間の計1年間のLemon8ビューティー投稿、約11万件を分析、調査しました。Lemon8利用者の中心であるZ世代〜ミレニアル世代の投稿内容の変化に基づき、アフターコロナにおける美容意識の変化と、2023年下半期美容トレンドを発表します。

  • 11万件の投稿から分析した「アフターコロナの3つの美容意識変化」と「2023下半期美容トレンド3選」を大発表!

【投稿集計基準】

集計期間:2021年12月1日から2022年5月31日、2022年12月1日から2023年5月31日

集計方法:Lemon8内で投稿された約11万件の投稿のうち、いいね数、保存数、コメント数、シェア数の変化を基に2021年12月1日から2022年5月31日をコロナ禍、2022年12月1日から2023年5月31日をアフターコロナと位置づけ、「アフターコロナの3つの美容意識変化」と「2023下半期美容トレンド3選」を選定したもの。


<まとめ>

●目元重視から"リップ重視メイク"へと変化。60年代を彷彿させる「リバイバルメイク」が注目度大。

●崩れない"ナチュ盛れ"メイクへと変化。Z世代を中心に「ワンホン(中国)メイク」人気がより加速。

●スキンケアは効果を重視した"攻めの成分"が人気に。「レチノール」入り化粧品に要注目。


  • アフターコロナの3つの美容意識変化

①眉メイクからリップメイク重視へ

コロナ禍では常にマスクを着用していたため、「マスクメイク」が注目度の高いワードに。マスクメイクは目元の印象が重要なため、アイメイクや眉メイクに重点を置いた投稿が人気に。その中でも眉は顔のイメージを決定づける重要なパーツのため、「抜け感の出る眉の書き方」や「眉の整え方」等の投稿が人気となる傾向があった。

一方、アフターコロナではマスクを取る機会が増えてきたことから、マスクで隠れていたリップに重点を置くメイクやリップアイテムの紹介投稿が人気に。コロナ禍ではマスクにつかないリップの投稿の需要が高かまったが、今はツヤ感の出るリップや、リップをふっくら見せるためのメイクが人気となり、「粘膜リップ」というワードがバズワードに。全体的にコロナ禍よりもリップで主張するメイク、リップアイテムが人気の傾向となっている。

【コロナ禍の人気投稿】

【アフターコロナの人気投稿】

②崩れないメイクからナチュ盛れメイクへ

コロナ禍では1日中マスクをしていることが多かったため、マスクにメイクが移り、メイクが崩れやすくなっていた。そのため、「崩れないメイク」が人気となり、崩れないファンデーションやリップ等がトレンドコスメとなった。

一方、アフターコロナではマスクを外す機会が増えたことにより、メイクに時間をかける人が増加。全体的にナチュラルでありながら、肌の透明感を重視。より目元が華やな「ナチュラルだけど盛れる作り込みすぎないメイク」が人気に。その需要に合ったのが、SNSを中心に広まった人気韓国アイドルのメイクや、中国のインフルエンサーから生まれた「ワンホン(中国)メイク」。Lemon8では「純欲(じゅんよく)メイク」や「白湯(さゆ)メイク」等中国で流行ったメイクをいち早く、多くのLemon8クリエイターが投稿し、多くのバズり投稿が誕生した。
【コロナ禍の人気投稿】

【アフターコロナの人気投稿】

③守りから攻めの成分重視へ

コロナ禍では毎日のマスク生活で肌荒れや乾燥で悩む方が増え、それが要因で健やかな肌を保つための基本的なスキンケアに重点を置いた「守りのケア」が増加。また、肌をダメージや刺激から守る成分入りのスキンケアアイテムが人気に。特に、韓国コスメで話題となったツボクサ由来の成分であるCICA(シカ)入りのスキンケア商品が大きな話題に。

アフターコロナでは、マスクで隠れていた肌悩みが明るみになることから、スキンケアにより効果を求める「攻めの成分」入りの化粧品が人気に。特に、肌のキメを整えると言われているビタミンCやレチノールといった成分配合の化粧品が各メーカーから発売され、Lemon8内でも商品紹介投稿が人気となった。

【コロナ禍人気投稿】

【アフターコロナ人気投稿】

  • 2023年下半期美容トレンド3選

①ワンホンメイク

Lemon8では2023年上半期、中国のインフルエンサーから広まった「ワンホン(中国)メイク」が人気となりました。ツヤ感、血色感、透明感をベースにした“あどけなさ”を強調した「純欲メイク」から始まり、「白湯(さゆ)メイク」、「杏仁(あんにん)メイク」、「水蜜桃(すいみつとう)メイク」等、次々と人気投稿が生まれ、この勢いは下半期でも続くと思われる。その理由は、「ワンホンメイク」のほとんどが「清純」でありながらも「盛れる」要素を兼ね備えており、常にバージョンアップされてSNSを通じて広がるため、下半期も勢いを落とすことなく、Z世代からミレニアル世代に注目されるメイクとなりそう。

②リバイバルメイク

アフターコロナにおいて、マスクで隠れていたリップを中心とするメイクが流行の兆しを見せている。現在SNSで活躍しているメイクアップアーティストを中心に、レトロでビンテージ感のある、60年代風「リバイバルメイク」がトレンドとなっている。「リバイバルメイク」はリップをメイクの重点に置き、色味は上質な深みのあるものを使用し、目元は光で飛ぶようなベージュカラーで艶感を出す。まつ毛はブラックのマスカラでナチュラルに、眉はふんわりとしっかりと仕上げれば完成。どこか懐かしくもあるメイクで、過去の時代にカムバックできる。

③レチノール

アフターコロナでスキンケア効果を求めて「攻めの成分」が注目され、2023年下半期もその傾向は続くと思われる。その中でも特に、韓国コスメを中心に、肌にハリを与えると言われているレチノール含有コスメが続々と発売されている。また、各社発表のベストコスメにも選ばれているため、下半期もこの流れは止まらず、レチノール含有コスメから人気商品が誕生する可能性が高い。


【Lemon8について】

Lemon8(レモンエイト)の名前の由来は「Lemonade(レモネード)」からきています。爽やかなレモネードのように、新鮮でポジティブな価値観の共有を出来るアプリであることをイメージしています。数字の「8」は「∞(infinity=無限)」を象徴し、無限のコンテンツで毎日の生活に実用的で楽しい、新しいアイデアを提供するプラットフォームを目指しています。Lemon8では、クリエイティブなライフスタイルやポジティブで多様な価値観を共有する、活気溢れるコミュニティとして、等身大の暮らし、また一歩先のあこがれを見つけることができます。

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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 26F
電話番号
-
代表者名
佐藤陽一
上場
未上場
資本金
1億円
設立
-