ご家族ががん闘病経験を持つアキラ100%さんも登壇 がん個別化治療啓発セミナー「みんなでみつける、ひとりひとりにあわせた『がん治療』」開催
バイエル薬品×キャンサーネットジャパン共催
• 国立がん研究センター東病院の内藤 陽一先生が、がん個別化医療の最新動向を解説
• ご家族ががんの闘病経験を持つお笑いタレント兼俳優のアキラ100%さんも、がん遺伝子検査について「もっと早く知りたかった」と、知識の重要性を語る
• がんサバイバーと小児がん患者さんのご家族の方が、納得した治療を受けるための医師とのコミュニケーション術を紹介
• ご家族ががんの闘病経験を持つお笑いタレント兼俳優のアキラ100%さんも、がん遺伝子検査について「もっと早く知りたかった」と、知識の重要性を語る
• がんサバイバーと小児がん患者さんのご家族の方が、納得した治療を受けるための医師とのコミュニケーション術を紹介
大阪、2023年2月28日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:フリオ・トリアナ、以下「バイエル薬品」)と認定NPO法人キャンサーネットジャパン(理事長:岩瀬 哲)は、2月の「希少がん啓発月間」に合わせて、2月27日(月)にがん個別化治療啓発セミナー「みんなでみつける、ひとりひとりにあわせた『がん治療』」をオンラインで開催しました。
本セミナーは、がん患者さんのCTやMRIの検査の認知率が9割以上※であるのに対して、がん遺伝子検査の内容を把握している人が2割未満※にとどまっていることから、がんの個別化治療についてより多くの人に知っていただくことを目的に企画いたしました。調査の詳細は、別添資料をご参照ください。
当日は、ゲストとして国立がん研究センター東病院の内藤陽一 先生のほか、がんサバイバーの方と小児がん患者さんのご家族の方、ご家族ががん闘病経験を持つお笑いタレント兼俳優のアキラ100%さんをお迎えし、それぞれの立場から考えるがん個別化治療について、お話いただきました。また、247名の方々にご視聴いただき、ゲストと一緒にがん個別化治療について考える機会となりました。
※2022年11月25日~30日に患者さん/ご家族のPrecision medicine、CGPに対する認識を把握することを目的として、バイエル薬品株式会社が実施したインターネット調査(実施機関は株式会社インテージヘルスケア)
次のプログラムでは、お父様が肺がんの闘病経験を持つアキラ100%さんが登壇され、内藤先生とのトークセッションをお届けしました。アキラ100%さんはお父様の闘病経験について、「治療については、家族で調べてはいたが、積極的に治療について医師に相談するというよりは、状況をみながら、医師の提案どおりの治療を受けていた」と、お話いただきました。
司会者から、「もし、お父様の闘病時に個別化医療を知っていたらどう対応されたか」と聞かれると、「がん遺伝子検査を検討していたと思う。可能性があるなら、いろんな治療を検討した方が良いと思う」と回答されました。続けて「医師から提案がなかった場合、患者や患者家族の立場からどのように相談するか」問われた際には、「先生への伝え方が分からない」と、医師とのコミュニケーションの難しさを語りました。
セミナーの最後には、医師に相談する時のポイントとして、①伝えたいことはメモして準備すること(自分の価値観)、②大事なことはメモを取って整理すること(選択肢の整理)、③何度でも相談すること(セカンドオピニオンも1 つの選択肢)、④治療を決めるのはご自身であること(医師や家族と共同で)の4点が紹介されました。内藤先生も、医師の立場から「患者さんからもがん遺伝子検査について話題を切り出していただくことが重要で、必要に応じてセカンドオピニオンを受けていただくのも良いと思う」とお話いただき、改めて、治療を決めるのは医師ではなく患者さんご自身であり、納得した治療を受けるために必要なコミュニケーションであることが伝えられました。
バイエル薬品はこれからも、皆様のがん治療に役立つ情報を提供してまいります。なお、がん情報サイト「オンコロ」と共催して、本セミナーご登壇いただいた患者さんとは別の方によるがん遺伝子検査の体験談を収載しております。こちらも併せてご覧ください。https://oncolo.jp/feature/cgp_experience
開催概要
■セミナー名:
みんなでみつける、ひとりひとりにあわせた「がん治療」
■共催:
バイエル薬品株式会社、認定NPO法人 キャンサーネットジャパン
■日時:
2023年2月27日(月) 18:30~19:45
■形式:
オンライン配信
■主な内容:
がんの基礎知識
がん個別化医療(プレシジョン・メディシン)、がん遺伝子検査とは
患者さんとご家族の闘病体験
■登壇者:
・国立がん研究センター東病院 総合内科 科長・腫瘍内科・先端医療内科 内藤 陽一 先生
・お笑いタレント兼俳優 アキラ100%(大橋 彰)さん
・がんサバイバーの方と患者さんのご家族の方
主な登壇者プロフィール
国立がん研究センター 東病院 総合内科 科長・腫瘍内科・先端医療内科
がん薬物治療における国内のエキスパート
お笑いタレント 兼 俳優
ご家族ががんで闘病
2017年R1グランプリ優勝者
認定NPO法人 キャンサーネットジャパンについて
1991年に発足し、がん患者が本人の意思に基づき治療に臨むことができるように、科学的根拠に基づく情報発信を行うことをミッションとしています。2001年にNPO法人化、2007年1月に専用事務局を開設し、現在は東京と大阪を拠点に全国で活動しています。2016年8月認定NPO法人となり、現在の主な活動は、各種がんについての啓発イベント、全国のがん診療連携拠点病院等に設置されている「もっと知ってほしいシリーズ冊子」の制作、養成講座や認定試験など教育事業等も実施しています。これらの活動を通して、がんと向き合う人々が自分らしくがんと向き合える社会を実現することを目指しています。希少がんも含め、あらゆるがんに関する最新医療情報発信のため、2014年より毎年開催しているジャパンキャンサーフォーラムは、がん患者・家族のみならず一般市民を対象とした最大級のがん啓発イベントです。詳細はhttps://www.cancernet.jpをご参照ください。
バイエルについて
バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。その製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献しています。バイエルは、持続可能な発展を推進し、事業を通じて良い影響を創出することに尽力します。同時に、収益力を高め、技術革新と成長を通して企業価値を創造することも目指しています。バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。グループ全体の売上高は441億ユーロ、従業員数は約100,000名(2021年)。特別項目計上前の研究開発費は53億ユーロです。詳細はhttps://www.bayer.comをご参照ください。
バイエル薬品株式会社について
バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、コンシューマーヘルスの各事業からなるヘルスケア企業です。医療用医薬品部門では、循環器・腎臓領域、オンコロジー領域、眼科領域、婦人科領域、血液領域、画像診断領域に注力しています。コンシューマーヘルス部門では、プレナタルサプリメントや腟カンジダ抗真菌剤に注力しています。同社は、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さんの「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指しています。詳細はhttps://www.pharma.bayer.jpご参照ください。
バイエル薬品株式会社
2023年2月28日、大阪
将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれている場合があります。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(https://www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。
<別添資料>
本セミナーは、がん患者さんのCTやMRIの検査の認知率が9割以上※であるのに対して、がん遺伝子検査の内容を把握している人が2割未満※にとどまっていることから、がんの個別化治療についてより多くの人に知っていただくことを目的に企画いたしました。調査の詳細は、別添資料をご参照ください。
当日は、ゲストとして国立がん研究センター東病院の内藤陽一 先生のほか、がんサバイバーの方と小児がん患者さんのご家族の方、ご家族ががん闘病経験を持つお笑いタレント兼俳優のアキラ100%さんをお迎えし、それぞれの立場から考えるがん個別化治療について、お話いただきました。また、247名の方々にご視聴いただき、ゲストと一緒にがん個別化治療について考える機会となりました。
※2022年11月25日~30日に患者さん/ご家族のPrecision medicine、CGPに対する認識を把握することを目的として、バイエル薬品株式会社が実施したインターネット調査(実施機関は株式会社インテージヘルスケア)
セミナーの冒頭では、内藤先生が基調講演を行いました。まず基礎知識として、様々なタイプの遺伝子変異が加わっていくことでがん細胞になることをご説明いただきました。その上で、一人ひとりの遺伝子に合わせた治療を行う、がんの個別化治療の重要性についてお話いただきました。さらに、がん個別化治療で用いられるがん遺伝子検査については、複数の発がん遺伝子をまとめて調べ、治療に結びつけるという観点から、がん治療において有用な検査であることを解説いただきました。
続いて、大腸がんサバイバーの患者さんと、お子様が小児がんを経験されたご家族の方にお話しいただきました。このセッションでは、ご自身やご家族の闘病に関するお話や、担当医から提案された治療以外の選択肢も含め、納得した治療を受けるための医師とのコミュニケ―ション術についての実体験をご紹介いただきました。患者さんは、ご自身で治療方針を決めることができたポイントとして、「自分で調べた治療に関する情報を診察前にメモを取り、それを医師と一緒に見ながら相談した。医師にその信頼度について意見をもらい、納得した治療を受けることが出来た」とお話いただきました。ご家族の方はお子様のがんということもあり、治療に対して不安がありました。この状況に対して、「医師に自分の子どもが同じ状況になった場合、提案した治療を行うかどうかを質問した」と明かされました。
次のプログラムでは、お父様が肺がんの闘病経験を持つアキラ100%さんが登壇され、内藤先生とのトークセッションをお届けしました。アキラ100%さんはお父様の闘病経験について、「治療については、家族で調べてはいたが、積極的に治療について医師に相談するというよりは、状況をみながら、医師の提案どおりの治療を受けていた」と、お話いただきました。
司会者から、「もし、お父様の闘病時に個別化医療を知っていたらどう対応されたか」と聞かれると、「がん遺伝子検査を検討していたと思う。可能性があるなら、いろんな治療を検討した方が良いと思う」と回答されました。続けて「医師から提案がなかった場合、患者や患者家族の立場からどのように相談するか」問われた際には、「先生への伝え方が分からない」と、医師とのコミュニケーションの難しさを語りました。
セミナーの最後には、医師に相談する時のポイントとして、①伝えたいことはメモして準備すること(自分の価値観)、②大事なことはメモを取って整理すること(選択肢の整理)、③何度でも相談すること(セカンドオピニオンも1 つの選択肢)、④治療を決めるのはご自身であること(医師や家族と共同で)の4点が紹介されました。内藤先生も、医師の立場から「患者さんからもがん遺伝子検査について話題を切り出していただくことが重要で、必要に応じてセカンドオピニオンを受けていただくのも良いと思う」とお話いただき、改めて、治療を決めるのは医師ではなく患者さんご自身であり、納得した治療を受けるために必要なコミュニケーションであることが伝えられました。
バイエル薬品はこれからも、皆様のがん治療に役立つ情報を提供してまいります。なお、がん情報サイト「オンコロ」と共催して、本セミナーご登壇いただいた患者さんとは別の方によるがん遺伝子検査の体験談を収載しております。こちらも併せてご覧ください。https://oncolo.jp/feature/cgp_experience
開催概要
■セミナー名:
みんなでみつける、ひとりひとりにあわせた「がん治療」
■共催:
バイエル薬品株式会社、認定NPO法人 キャンサーネットジャパン
■日時:
2023年2月27日(月) 18:30~19:45
■形式:
オンライン配信
■主な内容:
がんの基礎知識
がん個別化医療(プレシジョン・メディシン)、がん遺伝子検査とは
患者さんとご家族の闘病体験
■登壇者:
・国立がん研究センター東病院 総合内科 科長・腫瘍内科・先端医療内科 内藤 陽一 先生
・お笑いタレント兼俳優 アキラ100%(大橋 彰)さん
・がんサバイバーの方と患者さんのご家族の方
主な登壇者プロフィール
内藤 陽一 先生
国立がん研究センター 東病院 総合内科 科長・腫瘍内科・先端医療内科
がん薬物治療における国内のエキスパート
アキラ100%(大橋 彰) さん
お笑いタレント 兼 俳優
ご家族ががんで闘病
2017年R1グランプリ優勝者
認定NPO法人 キャンサーネットジャパンについて
1991年に発足し、がん患者が本人の意思に基づき治療に臨むことができるように、科学的根拠に基づく情報発信を行うことをミッションとしています。2001年にNPO法人化、2007年1月に専用事務局を開設し、現在は東京と大阪を拠点に全国で活動しています。2016年8月認定NPO法人となり、現在の主な活動は、各種がんについての啓発イベント、全国のがん診療連携拠点病院等に設置されている「もっと知ってほしいシリーズ冊子」の制作、養成講座や認定試験など教育事業等も実施しています。これらの活動を通して、がんと向き合う人々が自分らしくがんと向き合える社会を実現することを目指しています。希少がんも含め、あらゆるがんに関する最新医療情報発信のため、2014年より毎年開催しているジャパンキャンサーフォーラムは、がん患者・家族のみならず一般市民を対象とした最大級のがん啓発イベントです。詳細はhttps://www.cancernet.jpをご参照ください。
バイエルについて
バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。その製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献しています。バイエルは、持続可能な発展を推進し、事業を通じて良い影響を創出することに尽力します。同時に、収益力を高め、技術革新と成長を通して企業価値を創造することも目指しています。バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。グループ全体の売上高は441億ユーロ、従業員数は約100,000名(2021年)。特別項目計上前の研究開発費は53億ユーロです。詳細はhttps://www.bayer.comをご参照ください。
バイエル薬品株式会社について
バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、コンシューマーヘルスの各事業からなるヘルスケア企業です。医療用医薬品部門では、循環器・腎臓領域、オンコロジー領域、眼科領域、婦人科領域、血液領域、画像診断領域に注力しています。コンシューマーヘルス部門では、プレナタルサプリメントや腟カンジダ抗真菌剤に注力しています。同社は、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さんの「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指しています。詳細はhttps://www.pharma.bayer.jpご参照ください。
バイエル薬品株式会社
2023年2月28日、大阪
将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれている場合があります。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(https://www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。
<別添資料>
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