潮騒ジョブトレーニングセンター・センター長・栗原豊さんのノンフィクション、『人生は、いつからでもやり直せる ―薬物依存から生還した「ユタカさん」の物語―』(歌代幸子著)11月10日発売!
薬物がらみで7回の逮捕。60歳で生き方を変えた栗原さん。
自分のように社会の中で生きづらさを感じ、ひとり孤立している人たちのために居場所をつくりたい―という強い気持ちから、依存症から回復するためのリハビリテーション施設「潮騒ジョブトレーニングセンター」を設立。
自身の壮絶な過去から現在まで、ノンフィクション作家の歌代幸子さんがその生き様に迫るノンフィクション!

清流出版株式会社は、『人生は、いつからでもやり直せる ―薬物依存から生還した「ユタカさん」の物語―』(歌代幸子著)を 2025年11月10日に発売しました。
URL:https://www.seiryupub.co.jp/books/2025/09/post-217.html
様々な経験もすべて財産に
六〇歳で人生のどん底まで落ち込んだ自分が、いかに回復への道を歩み、まったく違う生き方を切り拓いてきたか。それは山あり谷あり、幾度も壁にぶつかってきたけれど、顧みればどんな経験もすべて財産になっている。そして、いつまでも学び続ける意欲を持つことで、人は成長していけるのだと信じているという。
(終章 「人生は、いつからでもやり直せる」より)



【目次】
序章
生き直しの人生に踏み出す
二〇年の歳月
「男一代」に込めた思い
第一章 回復への歩みは、人生の棚卸し
八〇代のセンター長の日常とは
回復途中のアディクション(依存症)のユタカとして
「依存症」からの回復
姪から届いた一通の手紙
「ダルクへ行け」
第二章 人生のターニング・ポイント
七回の刑務所入所のはてに
ダルクへの道
日本初の薬物依存者のリハビリ施設
自分の「無力」を悟ること
ダルクからの独立
第三章 あくなき挑戦への道
人生の伴侶との出会い
夫婦二人三脚で歩む
様々な壁にぶつかりながら
農業で感じた手応えとは
地域の住民に支えられて
子どもたちと「ジョブさん」
第四章 親父と慕う若い世代へ
回復のギフト
希望の灯りになれたら
学ぶことで道は広がる
自立を目指して
当事者だからこそ力になれることを
第五章 仲間たちはかけがえのない家族
息子に託した未来への希望
栗原さんが描く「未来予想図」に向かって
依存症は「孤独の病」
家族には見守る愛が大切
仲間と暮らす「最後の砦」に
自分の好きなようにやらせてほしい
第六章 さらなる学びの日々
いまだ回復の途中
俳句に親しむ
幼き日に別れた両親への思い
学ぶことの意欲は尽きない
終章 人生は、いつからでもやり直せる
八〇代からのさらなる目標
今を生きる人たちに伝えたいこと
あとがき
【著者略歴】歌代幸子(うたしろ・ゆきこ)
ノンフィクション作家。1964年新潟県生まれ。学習院大学卒業後、出版社の編集者を経て、独立。スポーツ、人物ルポルタ―ジュ、事件取材など幅広く執筆活動を行っている。著書に、『私は走る 女子マラソンに賭けた夢』、『音羽「お受験」殺人』『精子提供―父親を知らない子どもたち』『100歳の秘訣』(以上、新潮社)、『一冊の本をあなたに―3・11絵本プロジェクトいわての物語』(現代企画室)、『慶應幼稚舎の流儀』(平凡社)、『鏡の中のいわさきちひろ』(中央公論新社)など。
【書籍概要】
書名:人生は、いつからでもやり直せる ―薬物依存から生還した「ユタカさん」の物語―
著者:歌代幸子
出版年月日:2025/11/10
判型・ページ数:四六判並製・216頁
定価:1870円(税込)
書誌詳細ページ
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
