dSPACE Japan株式会社 宇野重雄が代表取締役社長に就任
dSPACE Japan20周年を新しい体制でスタート
dSPACE Japan株式会社(本社:東京都品川区)は、宮野 隆に代わり宇野重雄が代表取締役社長に就任し、設立20周年となる2025年を新しい体制で迎えることとなります。
新社長の宇野重雄は、国内半導体メーカーでの自動車用マイクロコントローラの業務に従事した後、2012年にdSPACEに入社。 ソリューション技術部(現:技術営業部)、CX技術部、アプリケーション技術部の部長を歴任し、2025年1月1日付で代表取締役社長に就任しました。
20周年を迎えるdSPACE Japanのこれまで、これから
dSPACEグループの一員として、dSPACE Japanは2005年に設立され、2025年に設立20周年を迎えます。これまでの20年間、モデルベース開発や仮想検証を推進し、MicroAutoBoxやHIL(Hardware-in-the-Loop)製品を中心に、日本の多くのお客様に支えられ、継続的な成長を達成してきました。今後、SDV(ソフトウェアディファインドビークル)など、ソフトウェア開発の重要性がますます高まると考えられます。当社は、最先端のSIL(Software-in-the-Loop)、クラウド、AI技術を駆使し、お客様の成功を実現するためのソリューションを提供し、開発環境にイノベーションをもたらす提案を進めてまいります。
新取締役社長 宇野重雄からのコメント
「dSPACE Japan設立20周年を迎える2025年1月1日より、宮野の後を引き継ぎ、代表取締役社長を務めることになりました。これまで支えていただいた多くのお客様に心より感謝申し上げます。今後も皆さまの成功を実現するために、全力を尽くしてまいります。
私たちのビジョンは『テクノロジーリーダーになる』ことです。これは単に製品やサービスを提供するだけでなく、グローバル企業としての知見を活かし、最先端の技術を基にソリューションを提案し、お客様と共に未来を創り上げることを意味します。近年、社会のニーズはかつてないスピードで変化しています。私たちも新しい視点でのアプローチが必要だと感じています。言い換えれば、『モノ』売りから『コト』売りへシフトし、新しい挑戦や難題に対しては、お客様と共にPoC(Proof of Concept)を実施し、その価値を実感していただけるよう積極的に取り組んでまいります。そして、その価値をより高めるために継続的にサポートしていきます。
2025年には、お客様の高まる要望に応えるため、日本でのHIL生産能力を増強します。また、バーチャルECUのテストプラットフォームやクラウドでのシミュレーションの拡大など、仮想検証環境の強化も推進し、SIL・HIL分野でのリーディングカンパニーを目指していきます。
お客様の要望を満たし、共に未来を創るためには、当社だけでなくパートナー様との連携が不可欠です。パートナー様と協力しながら、日本の産業を元気にする仕事をしていきたいと考えています。」
dSPACE Japan株式会社
dSPACEは、コネクテッドカー、自動運転車両および電気自動車を開発するうえで必要なシミュレーションおよび妥当性確認ソリューションを提供する国際的企業です。自動車メーカーやサプライヤのお客様は、当社のエンドトゥエンドのソリューションを利用し、実車での試験前にソフトウェアやハードウェアの各種コンポーネントをテストしています。また、自動車産業だけでなく、航空宇宙や産業オートメーション、およびその他の産業分野でもdSPACEは開発パートナーとして選ばれ、当社の知識と経験はさまざまな現場に活かされています。当社の製品ポートフォリオは、シミュレーションや妥当性確認向けのエンドトゥエンドのソリューションからエンジニアリング、コンサルティングサービス、トレーニングやサポートまで幅広くカバーしています。dSPACEは、ドイツのパーダーボルンにある本社と、ドイツ国内の3つのプロジェクトセンター、米国、イギリス、フランス、クロアチア、日本、中国、韓国、インドおよびスウェーデンにある子会社を含め、世界中で2,700名を超える従業員が製品・サービスを提供しています。
詳細についてはwww.dspace.comを参照してください。
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