「落とし物クラウドfind」、落とし物のリユース事業で真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」と実証実験開始 ― 落とし物の循環型モデルを強化

〜「メルカリShops」を活用した全国初の取り組みに、正規品認証で安心をプラス〜

　「落とし物クラウドfind」を提供する株式会社find（所在地：東京都港区、代表取締役CEO：高島 彬、以下「find」）は、鉄道会社や商業施設等の提携先企業で拾得された落とし物のうち、法的に保管期間が過ぎ、各企業が所有権を取得したものを、Eコマースプラットフォーム「メルカリShops」にてリユースさせる循環モデルの実証実験を2025年2月から実施しています。

　この取り組みの一環として、IVA株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：相原 嘉夫）が展開する真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を活用し、メルカリShops出品前に真贋判定を行う実証実験を開始いたしました。

　「フェイクバスターズ」は、月間4万件を超える鑑定依頼に対応しており、多様なバックグラウンドを持つ鑑定士、AI技術、最新鋭の鑑定機器を活用して、累計180万件以上の鑑定実績を有する信頼性の高いサービスです。

　今回の連携では、ブランド品の落とし物をフェイクバスターズが鑑定し、真贋判定を通過した商品に認証タグを付与することで、ユーザーに「本物である安心」を提供します。

今回の連携により、リユース市場での信頼性強化と、落とし物という社会資源の再活用を同時に実現してまいります。

【背景】

　鉄道会社や商業施設で拾得された落とし物は、遺失物法に則り適切に保管・管理され、落とし主が現れた場合は返却されますが、落とし主が見つからず、法的に保管期間が過ぎた落とし物については、やむを得ず廃棄物として処理されるケースがあります。
　findは、こうした落とし物を新たな循環資源として捉え、2025年2月より「メルカリShops」を活用した実証実験を開始。これまでに約300点を出品し、そのうち約3分の1が購入されるなど、好調なスタートを切っています。
　しかし一部のブランド品に関しては、真贋への信頼性確保が課題となっており、その解決策として「フェイクバスターズ」との連携に至りました。社会資源としての落とし物に新たな価値を見出すとともに、安心・安全な取引環境を両立させる新しい仕組みの確立を目指します。

【今後の展望】

　今後findは、フェイクバスターズとの連携を通じて、ブランド品だけでなく多様なカテゴリの落とし物に対する信頼性ある流通体制の構築を進めてまいります。持ち主に戻らなかった物品を単に処分するのではなく、社会に還元する新たな選択肢として確立することを目指し、落とし物を起点とした循環型経済の実現に貢献してまいります。

■落とし物クラウド「find」について

　落とし物クラウドfindは、落とし主の「連絡するだけでも大変」「探したくても見つからない」という悩み・不安を、テクノロジーの力によって解決するサービスです。常に最先端の技術を取り入れ様々なサービスと連携することでアップグレードし、利便性向上を図っています。また、遺失物管理だけではなく、返却率向上や管理者の業務効率化をはじめ、ユーザーとのコミュニケーションから警察署への連携まで、ワンストップで利用できる仕組みを提供しています。 鉄道会社や商業施設、テーマパークなど、多くの人が集まる場所で必ず発生する「落とし物」を、迅速かつ効率的に見つかる環境づくりを支援し、ユーザーの満足度向上に貢献することで、導入企業と利用者の信頼関係を築き、安心して日常生活を送ることができる社会の構築に貢献します。

■会社概要

会社名：株式会社find

設立：2021年12月1日

代表者：代表取締役CEO 高島 彬

本社所在地：東京都港区西新橋3丁目13番3号

資本金：1億529万4,314円

事業内容：「落とし物クラウドfind」並びに附随サービスの開発・提供・運営

コーポレートサイト：https://www.finds.co.jp/

採用サイト：https://www.finds.co.jp/recruit

会社名：IVA株式会社（フェイクバスターズ運営）

設立：2019年4月

代表者：代表取締役CEO 相原 嘉夫

本社所在地：東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 45F

事業内容：スニーカー、アパレル、ブランドバッグ、トレーディングカードの真贋鑑定

コーポレートサイト：https://iva-corp.com/