【慶應義塾】アルツハイマー病の新たな鍵、神経のつながりを壊すアストロサイト因子の発見
-アルツハイマー病患者に対するテーラーメイド創薬の実現へ-
慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授、渡部博貴特任講師、および同大学院医学研究科博士課程の村上玲博士課程大学院生らを中心とする研究グループは、ヒトiPS細胞由来のアストロサイトを用いて、アルツハイマー病に罹りやすい感受性遺伝子を有するアストロサイトから神経毒性を持つタンパク質が分泌され、神経細胞間のシナプスが障害されることを発見しました。
今回の研究成果は、ヒトiPS細胞由来神経細胞モデルを用いてアルツハイマー病の感受性遺伝子の作用機序を示すことに成功したものであり、APOE4を持つ患者のテーラーメイド創薬が期待されます。
本研究成果は、国際幹細胞学会(ISSCR)公式ジャーナルであるStem Cell Reportsオンライン版で2023年8月31日(米国東部時間)に公開されました。
今回の研究成果は、ヒトiPS細胞由来神経細胞モデルを用いてアルツハイマー病の感受性遺伝子の作用機序を示すことに成功したものであり、APOE4を持つ患者のテーラーメイド創薬が期待されます。
本研究成果は、国際幹細胞学会(ISSCR)公式ジャーナルであるStem Cell Reportsオンライン版で2023年8月31日(米国東部時間)に公開されました。
▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2023/9/1/230901-1.pdf
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