【株式会社フェイガー】2024年度 JAXA衛星「だいち2号」のデータを活用した事業化実証を行いました

株式会社フェイガー

©宇宙航空研究開発機構

株式会社フェイガーは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構JAXA(以下JAXA)が行っている「2024年度 JAXA 陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)事業化実証(以下、本実証)」に選定され、「水稲栽培における中干し期間の延長」方法論によるカーボンクレジット創出において、衛星データを活用した事業化実証を行いました。

今回の実証は、実証提案が採択された6月から12月にかけて秋田県大潟村と新潟県関川村の生産者の協力の下、複数品種の対象圃場約100haを対象に実施しました。

実験圃場の様子(フェイガー撮影)

◾️本実証の背景と目的

J-クレジット制度「水稲栽培における中干し期間の延長」方法論において、中干し期間の延長を証明するデータが必要です。

現状フェイガーでは、各生産者が撮影した画像をエビデンスデータとしてフェイガー独自のシステムにアップロード、各地協力会社のモニタリングも合わせ、プロジェクトの信憑性の担保と中干し期間の確認を実施しております。

本実証では、「だいち2号」の観測データを活用した圃場の水位モニタリングと現地に設置した水位センサー等との比較により、衛星モニタリングの有用性を検証します。地上からの測定においては、より高い精度で正しくとれる一方、測定にリソースがかかること、測定者によって品質のばらつきがあることが挙げられます。これに対して、衛星活用のメリットとしては、広域に同じ品質で繰り返しデータを取得できることがあります。

今回の実証により、J-クレジット創出にかかる生産者の工数削減と、JAXAの衛星データ活用によるクレジットの質の向上を目指す取り組みです。

調査風景(フェイガー撮影)

◾️「JAXA 「だいち2号」(ALOS-2)事業化実証」について

本実証は2021年度より開始しており、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」のアーカイブデータを用いた民間・自治体等の事業における定常的な利用の成立性を実証するものです。

https://www.satnavi.jaxa.jp/ja/project/alos-2/

本実証を通し、フェイガーが推進している「日本の農業分野におけるカーボンクレジット生成」分野で、クレジット生成の品質管理・モニタリングにおいてさらなる進化・革命を起こしていきます。

◾️関連リリース:リモートセンシングのリーディングカンパニーであるMantle Labs社と株式会社フェイガーとの協業について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000114514.html

◾️株式会社フェイガーについて

株式会社フェイガーは、持続可能な農業を目指し、カーボンクレジットの生成と販売を通じて「環境価値市場の創出」と「農業体系の構築」に取り組んでいます。農家と協力して脱炭素農法によるクレジットを創出し、作り手として企業へ質の高いクレジットを提供します。

https://faeger.company/

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ビジネスカテゴリ
環境・エコ・リサイクル
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会社概要

株式会社フェイガー

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URL
https://faeger.company/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山 2-2-15 WIN青山531
電話番号
03-6824-0769
代表者名
石崎貴紘
上場
未上場
資本金
4000万円
設立
2022年07月