ボイラ制御最適化システム「ULTY-V plus」が Asian Power Awards 2023のInnovative Power Technology of the Yearを受賞
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一)、郵船商事株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:梅原 慎史)、日本郵船株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:曽我 貴也)の出資会社である郵船出光グリーンソリューションズ株式会社※(本社:東京都品川区、以下YIG)が販売する「ULTY-V plus」(アルティ ヴイ プラス)が、Asian Power Awards 2023のInnovative Power Technology of the Yearを受賞しました。
Asian Power Awardsは、シンガポール拠点の電力業界誌Asian Powerが主催する賞で、専門家による審査を経て、電力事業に関連して優れた業績を果たしたプロジェクト・技術開発・製品・会社経営者などを分野ごとに表彰するもので、今年で19年目となります。このうちInnovative Power Technology部門は、各国の電力業界に大きく貢献する革新的な技術開発を行った会社が表彰されます。
「ULTY-V plus」は、発電所などのボイラ制御システムに接続することで燃料投入量や蒸気圧力などの変動を人工知能(AI)を用いて自動最適化する装置で、燃料使用量削減と二酸化炭素排出量削減を実現します。YIGの持つ技術の独自性および導入実績などが高く評価され、今回の受賞に至りました。なお、革新的発電技術分野でのエネルギー効率改善を目的とした制御装置での同賞受賞は初となります。製品化から20年を迎える実績と培われた技術を有する「ULTY-V plus」の東南アジア市場での販売拡充を図ります。
YIGは、これまでに培ったULTY技術およびAI技術を駆使し、火力発電など周辺設備向けの効率改善技術を含めた完全自律統合型最適化システムの開発を進めており、本年8月には後継となる「ULTY-V plus AT」をリリースしました。今後もユーザーニーズに対応し、低炭素社会に向けた製品づくりを進めます。
※:国内および東南アジアなどへの「ULTY-V plus」販売強化を目的に2019 年 3 月設立
出資:出光興産株式会社、郵船商事株式会社、日本郵船株式会社
事業内容:ボイラ制御最適化システムに関する販売事業、改良開発事業、コンサル事業他
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