大型造形を加速させるストラタシス 3Dプリンター用「新型T25高速ヘッド」販売開始

丸紅I-DIGIO

丸紅I-DIGIOグループ・製造ソリューションセグメント(セグメントCEO:佐藤 由浩)の丸紅情報システムズ株式会社(代表取締役社長:佐藤 由浩 以下、MSYS)は、ストラタシス社(以下、ストラタシス)製工業グレードFDM方式大型3Dプリンター「F770」向け最新オプション「新型T25高速ヘッド」の取り扱いを開始します。大型パーツの造形速度を大幅に向上させるオプション製品で、先行導入された事例では治工具開発プロセスの大幅な効率化とコスト削減が実証されています。

航空宇宙から自動車産業に至るまで、製品開発の現場においてスピードは単なる効率化の指標ではなく、市場競争力を左右する重要な要素です。大型の治工具やプロトタイプの内製化に最適な「F770」は、クラス最大の造形エリア(1,000 x 610 x 610 mm)で多くの製造現場を支えてきましたが、大型部品の造形には物理的な時間を要するという課題がありました。

新型 T25 高速ヘッドは、従来の標準(T14)ヘッドと比較して造形時間を大幅に短縮し、特に大型モデルで高い効果を発揮します。T14ヘッドと比べて造形速度を最大 2.3 倍まで高めることができ、先行導入企業で行われたテストでは、36 インチ(約 91 cm)の治工具造形において 1.96 倍の高速化が確認されました。強化されたモータートルクと再設計されたホットエンドにより、従来と同じ 0.33 mm 積層ピッチでの造形品質を維持しながら高速化を実現しているため、表面品質や詳細形状の再現性を損なうことなく生産性の向上が可能です。また、既存の F770 ユーザーにとっても導入しやすい設計となっており、標準ヘッドと同様の使い勝手で利用できるほか、特別な事前準備も不要です。造形ソフトウェアの GrabCAD Print および Insight を最新版にアップデートすることで、新型 T25 高速ヘッドをすぐにご活用いただけます。対応材料は ASA モデル材料(全 7 色)、積層ピッチは 0.33 mmに対応しています。

Subaru of America, Inc.(スバルオブアメリカインク)のアクセサリー製品開発(APD)チームでは、純正アクセサリー取付用の治工具開発において、従来は外注による金属・プラスチック加工を活用していましたが、F770による内製化へシフトしました。従来の機械加工による治工具製作は高コストであるうえ、試作と検証のサイクルに数週間を要することが課題でした。F770と新型T25高速ヘッドの導入後は、治工具の開発サイクルを「数週間」から「数日」へと大幅に短縮し、製品ライン全体の開発時間を50%以上短縮することに成功しています。F770単体の導入だけでも約70%のコスト削減と、約2年での投資回収(ROI)が見込まれていましたが、新型T25高速ヘッドによる造形時間の短縮が加わることで、さらなる付加価値生まれています。

同社のProject Engineering Manager である Matt Daroff 氏は、「F770の造形速度向上を検討する機会が訪れたとき、私たちは皆賛成しました。(中略)これによってより堅牢で柔軟な作業が実現し、設備全体を他の仕事に割り当てることができました」とコメントしています。導入検討の際にはストラタシス以外の装置も比較対象となりましたが、その中で F770 を選定した理由として、造形品質や信頼性などの点が高く評価されています。

MSYSは、1992年以来、30年以上にわたりストラタシスの正規販売代理店として製品を取り扱っています。3Dプリンター本体の販売に加えて、造形サービスやレンタルサービスを提供し、顧客の要望に合わせてF770の活用を提案していきます。「新型T25高速ヘッド」の注文受付開始は、2026年2月を予定しています。

■新型T25高速ヘッド対応機種: ストラタシス3Dプリンター F770

■対応樹脂:ASAモデル材料(全7色)

※サポート材料はSR-30可用性サポート材料をT14ヘッドでご利用ください。

■交換頻度:800時間

■F770 製品サイト:https://www.marubeni-sys.com/3dprinter/f770/

■先行導入事例:https://www.marubeni-sys.com/3dprinter/f770/file/CS_FDM_AU_Subaru_A4.pdf

■造形モデル例

クラス最大のワークサイズを持つ F770 3Dプリンター
T25高速ヘッド
スバル オブ アメリカ インクでの自動車向けアクセサリー組付け治具

【ストラタシスについて】

ストラタシスは3Dプリンティングとアディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)技術で世界をリードする企業です。30年にわたり、ストラタシスの製品は製品開発期間、コスト、工具コストの削減/解消、製品の品質向上をサポートしてきました。ストラタシスは現在FDM、PolyJet、SLA、P3、SAFの5種類の方式で 3Dプリンターを提供し、各3Dプリンター材料の製造販売、ソフトウェア開発販売、エキスパート・サービス、パーツの造形サービスに関するソリューションや専門知識を提供します。その技術は航空宇宙、車載、ヘルスケア、コンシューマー製品、教育などのさまざまな産業向けのプロトタイプ、治工具、生産部品の製造に利用されています。

詳細は、https://www.stratasys.co.jp/ をご覧ください。

【丸紅I-DIGIOグループについて】

丸紅I-DIGIOグループは、丸紅株式会社のICT領域における事業会社グループとして、以下の4事業セグメントに注力し、商社の強みである幅広い顧客基盤とネットワークを生かした成長戦略を推進しています。

製造ソリューションセグメント:製造業向けソリューション

流通・産業ソリューションセグメント:システム開発およびコンタクトセンターソリューション

デジタルソリューションセグメント:ネットワーク・ストレージ・クラウド・セキュリティ領域のソリューション

IT基盤サービスセグメント:IT基盤領域の設計・構築・運用

ホームページ: https://www.marubeni-idigio.com/

<お問い合わせ先(プレス関係者窓口)>

丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社

管理本部 マーケティング&コミュニケーション部 広報課

〒112-0004東京都文京区後楽2丁目6番1号 住友不動産飯田橋ファーストタワー

電話:03-4243-4040

<製品に関するお問い合わせ>

丸紅I-DIGIOグループ 製造ソリューションセグメント

製造ソリューション事業本部 デジタルマニュファクチャリング営業部

電話:03-4243-4123

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会社概要

URL
https://www.marubeni-idigio.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区後楽2-6-1 住友不動産飯田橋ファーストタワー
電話番号
03-4512-3700
代表者名
佐藤 由浩
上場
未上場
資本金
3億1000万円
設立
2023年04月