紅麹健康被害問題における大阪市健康局の情報隠蔽
紅麹健康被害問題における大阪市健康局の情報隠蔽
【発信日】令和8年(2026年)7月24日
【発行者】株式会社薫製倶楽部 代表取締役・薬剤師 森 雅昭
紅麹サプリメント「紅麹コレステヘルプ」による健康被害問題について、当社は2026年6月7日に大阪市保健所(健康局保健所東部生活衛生監視事務所)に情報公開請求を行いました。
本日、大阪市長横山英幸名で「部分公開決定通知書」(大阪保第8202号・令和8年7月22日付)が届きました。以下の部分を非公開とする決定がなされています。
■開示対象文書
開示対象とされた文書は、以下5つすべてが小林製薬から提出された資料のみです:
1. 令和6年3月27日小林製薬提出資料「原生労働省健康・生活衛生局食品基準審査課 ご説明資料」
2. 令和6年3月27日小林製薬提出資料「分析結果と今後の対応」
3. 令和6年4月10日小林製薬提出資料「【厚生労働省 調査会】弊社紅麹関連製品自主回収に伴う状況報告書」
4. 令和6年8月27日小林製薬提出資料「紅麹原料;原因究明進捗」
5. 令和7年3月31日付け「検査成績書の送付について」
■非公開とされた部分
開示通知書の「別紙」に記載された「公開しないこととした部分」として、以下が挙げられています:
【非公開対象1】個人情報(氏名、関連情報など)
【非公開対象2】
「物質Xの含有量」の一部
「分析結果の一部」
「紅麹原料;原因究明進捗」の一部
営業者(小林製薬)の事業所所在地などの一部
■非公開理由
非公開理由として挙げられているのは「大阪市情報公開条例第7条第2号」です:
「法人等の事業者の経営上又は技術上の情報で、これを公にすることにより、当該法人等の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがある」
■当社の見解
当社が指摘する重大な問題点は以下のとおりです:
1. 行政の自主検証がない
大阪市健康局は、小林製薬からの報告のみを「保有文書」としており、自らが独立して検証したデータを保有していません。
2. 企業秘密が公衆衛生情報より優先されている
死亡事例を含む健康被害の原因究明に必要な情報が、企業の「競争上の地位」を理由に非公開とされています。
3. 行政の透明性・説明責任の問題
開示請求者が求めた「世界中の科学者が独立して検証可能な形でのプベルル酸同定根拠資料」は存在せず、あるのはメーカーの自己報告のみです。
4. 小林製薬資料のみが対象
開示対象がすべて小林製薬からの提出資料という点で、行政の独立性が問われます。
■今後の対応
当社は、実際の開示文書を確認した上で、改めて詳細を報告します。同時に、本決定に対する不服申立(審査請求)を検討しています。
公衆衛生に関わる健康被害の原因究明は、企業の競争上利益よりも公共の利益が優先されるべき事柄です。死亡者が発生した重大事案である本件について、大阪市が企業に依存した形での対応から、独立した科学的検証に基づく行政判断へ転換することを求めます。
以 上
会社概要
会社名 株式会社薫製倶楽部
代表者 代表取締役 森 雅昭
所在地 岡山県都窪郡早島町前潟611-1
事業内容 ハムソーセージの販売
TEL 086-483-0602
Email sales@kunsei.co.jp
HP https://kunsei.com/archives/category/benikoji
本件に関するお問い合わせ
株式会社薫製倶楽部 代表取締役 森 雅昭
TEL:086-483-0602 / Email:sales@kunsei.co.jp

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