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公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
会社概要

【リベリアとシエラレオネでエボラ出血熱治療センター】国際NGOセーブ・ザ・チルドレン

エボラ出血熱向けに使途を指定した寄付を募集開始

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

子ども支援専門の国際組織であるセーブ・ザ・チルドレンは、リベリアにエボラ出血熱専門の治療センターを開設しました。今後、シエラレオネでも治療センターの運営を実施します。

 

リベリアにエボラ出血熱治療センターを建設
(9月26日発表)

リベリアに開設した70床の医療センター内部 ©Save the Childrenリベリアに開設した70床の医療センター内部 ©Save the Children

セーブ・ザ・チルドレンは9月、エボラ出血熱が猛威をふるい、感染者数が来年の1月までに140万人に達する恐れがあるとされるリベリアのボン郡(Bong County)に、感染患者の隔離病棟を備え、専門的な検査と、患者の治療とケアを提供するエボラ熱治療センターを開設しました。国際医療隊(International Medical Corps、IMC)が同センターの運営を担っています。今後、同様のセンターをマージビ郡(Margibi County)にも開設する予定です。

さらにリベリアでは今後、エボラウイルス感染者のための草の根レベルの簡易施設を10カ所設置する計画です。この簡易施設は、最小限の設備のために建設が簡単であり、少人数の医療従事者や職員で運営できること、また感染初期段階の患者の検査を実施するために、現地の訓練されたスタッフを雇用できることが治療センターと異なり、人々が居住地の近くでより速やかに検査や治療を受けられるようにすることで、感染拡大を防ぐことを目指します。

「病床数は大幅に不足しています。病院の収容能力は限界に達していて、大人の患者も子どもの患者も治療を受けられずに追い返されているような状況です。誰にも顧みられず、尊厳がふみにじられた状態で、路上で亡くなっている感染者の姿は悲劇的と言わざるを得ません。」セーブ・ザ・チルドレン・リベリア、カントリー・ディレクター、マーシー・ギチュヒ(Mercy Gichuhi)

1時間に5人のペースでエボラウイルス感染者が増えているシエラレオネ
英政府建設のエボラ出血熱治療センターの運営を担当

(10月2日発表)

シエラレオネでの感染防止の啓発活動 ©Rob Holden Photography/Save the Childrenシエラレオネでの感染防止の啓発活動 ©Rob Holden Photography/Save the Children

9月の最終週、シエラレオネでは765件のエボラウイルス感染が新たに確認されました。1時間に5人のペースで感染者が増えている状況です。北西部の都市ポート・ロコでは9月に感染者数がそれまでの5倍にも増え、もしエボラ流行がこのまま恐ろしい勢いでシエラレオネ全土に拡大した場合、10月の末には1時間に10人がエボラウイルスに感染することになると予測されます。

このような状況に対応するため、セーブ・ザ・チルドレンは、英国国際開発省(Department for International Development、DFID)および英国防省と協働で、シエラレオネに100床規模のエボラ出血熱の治療センターを開設します。また、東部の都市カイラフンでは、エボラ出血熱により肉親を亡くしたり、家族と隔離されたりした子どもたちのための暫定ケアセンターを支援します。

「シエラレオネでは、3週間毎に感染者数が倍増している状況が続いていて、まるで山火事のような勢いで感染が拡大しています。子どもたちは、自宅で激しい苦痛に襲われながら、無残な死を遂げています。流行が急速に拡大しているため、エボラ出血熱が原因で亡くなっている子どもの正確な数を把握するのが非常に難しいのが実情です。」セーブ・ザ・チルドレン、シエラレオネ・カントリー・ディレクター、ロブ・マクギルブレ―(Rob MacGillivray)

セーブ・ザ・チルドレン エボラ出血熱向けに使途を指定した寄付を募集開始

エボラ出血熱で両親を亡くした5カ月の赤ちゃん ©Bruce Boweh/Save the Childrenエボラ出血熱で両親を亡くした5カ月の赤ちゃん ©Bruce Boweh/Save the Children

セーブ・ザ・チルドレンは、1990年代からリベリア、シエラレオネ、ギニアで支援活動を実施しており、今回のエボラ出血熱の流行に対しては、感染が拡大し始めた春頃から本格的な支援活動を開始しました。特に感染防止と感染拡大の阻止のために、パートナー団体と積極的な啓発活動を展開し、ラジオ放送、街頭キャンペーン、3,000人のコミュニティ・ヘルスワーカーによる戸別訪問などを実施してきました。また、エボラ出血熱流行のために家族を失ったり隔離されたりした子どもたちのケアや、必要な物資の支給も行っており、これまでの裨益者数は26万5千人に上ります。

セーブ・ザ・チルドレンでは死亡率の高いエボラ出血熱の恐怖から子どもたちやその家族を守るために出来る限りの対策を行っていますが、感染の拡大を食い止め、医療システムを確立するためには、資金が不足しています。セーブ・ザ・チルドレンが今後、シエラレオネ、リベリア、ギニアでエボラ出血熱流行の緊急支援活動を続けるためには、7千万ドル(約76億円)が必要です。

「エボラ出血熱が流行している地域には、250万人の子どもが暮らしています。その子どもたちは、自らの感染だけでなく、エボラ出血熱により家族や親族を失う危険にさらされています。セーブ・ザ・チルドレンは、リベリアやシエラレオネで開設するエボラ出血熱の医療センターで感染患者への対応を行うと共に、肉親を亡くした子どもたちへの心理的ケアも実施していきますが、そのためには皆さまからのご支援が不可欠なのです。」セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン専務理事・事務局長 千賀邦夫

【エボラ出血熱緊急支援】
口座番号:00900-1-120760
加入者名:セーブ・ザ・チルドレン子ども基金
※通信欄に「エボラ出血熱」とご記入ください
※振込手数料は無料です。ただし、この口座を通じてお振込みいただく場合には、必ずゆうちょ銀行
(旧郵便局)窓口で手続きをし、振込手数料が無料の口座であることをお申し出ください
※ 領収証ご希望の方は、振込用紙通信欄にその旨ご記入ください。

http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=1706

■ セーブ・ザ・チルドレンについて
1919年設立。子ども支援の世界的リーダーとして、国連経済社会理事会(UN ECOSOC)のNGO最高資格である総合諮問資格(General Consultative Status)を取得。世界30カ国の独立したセーブ・ザ・チルドレンがパートナーシップを結び現在約120の国と地域で活動する国際組織。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは日本のパートナーとして1986年に設立。http://www.savechildren.or.jp/

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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区内神田2-8-4 山田ビル4階
電話番号
03-6859-0070
代表者名
井田 純一郎 
上場
未上場
資本金
-
設立
1986年05月
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