オルビスが不正アクセス検知サービス「O-MOTION」を導入
~ユーザーの利便性を考慮したセキュリティ対策を実現~
■個人情報漏えいは94.3%が「ウイルス感染・不正アクセス」に起因
株式会社東京商工リサーチ(*1)によると、2020年に上場企業とその子会社が公表した個人情報の漏えい・紛失事故103件(88社)のうち、「ウイルス感染・不正アクセス」起因の事故件数は、調査開始以来最多の51件(45社)となり、全体の約50%を占めております。一方、「ウイルス感染・不正アクセス」起因の事故によって漏えい・紛失した個人情報の件数は、2020年全体(2,515万47件)の94.3%を占める2,372万7,268件に達しており、「ウイルス感染・不正アクセス」によって一度事故が発生すると、被害が大きく、広範囲に及ぶ傾向にあることがわかっております。
(*1)株式会社東京商工リサーチ 「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査(2020年)※かっこ追記
■不正アクセス検知サービス「O-MOTION」について https://frauddetection.cacco.co.jp/o-motion/
「O-MOTION」は、特許を取得した独自の端末特定技術とキータッチなどの操作情報の活用により、正しいID・パスワードによるアクセスであっても、そのアクセスが本当に本人によるものであるのか、不正者による不正アクセスなのかをリアルタイムに検知するクラウドサービスです。自動プログラム(Bot)による総当たり攻撃や他人のID・パスワードを使った不正者のなりすましを検知し、通販サイト、金融サービスサイト(インターネットバンキング・ネット証券)、会員サイト等において、不正アクセス/不正ログイン対策にご利用いただいております。
■「O-MOTION」+認証サービスでユーザーの利便性を考慮したセキュリティ対策を実現
不正アクセス対策の1つとして、画像認証やSMS認証など、ログイン時にID・パスワードの入力に加えて本人確認を行う認証サービスがありますが、認証サービスは、本人確認によりセキュリティが強化される一方、ユーザーに対してさらなる情報入力を求めるため、かっこが行ったアンケート(*2)では、認証を求められたユーザーのうち4割以上が「ログインに失敗したことがある」または「ログインを途中で諦めたことがある」と回答しており、利便性に課題があることが見てとれます。(*2)
(*2)2020年10月8日プレスリリース:インターネット調査 かっこ株式会社調べ ※対象となる認証サービス:画像認証、SMS認証、着信認証
これらの課題に対して、認証サービスに不正アクセス検知サービス「O-MOTION」を組み合わせることで、ユーザビリティの維持とセキュリティの強化を同時に実現すること(リスクベース認証)が可能となります。
今回、オルビスにおいても同様に対策を行っており、公式オンラインショップへのすべてのアクセスを「O-MOTION」で審査したうえで、疑わしいアクセスのみ本人確認のための二段階認証を実施し、正常なアクセスは煩わしい本人確認の手間なく購入フローへ進むことができる構成となっております。
かっこは、今後も「O-MOTION」をはじめとしたセキュリティサービスを提供することで、ユーザーの利便性はそのままに、不正アクセスによる個人情報漏えいや不正取引等の防止を支援し、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献してまいります。
■会社概要:
【オルビス株式会社】
住所:東京都品川区平塚2‐1‐14
代表取締役社長:小林 琢磨
設立:1984年6月
URL:https://corp.orbis.co.jp/
公式オンラインショップ:https://www.orbis.co.jp/
事業内容:化粧品、栄養補助食品、ボディウェアの企画・開発および通信販売・店舗販売
【かっこ株式会社】
住所:東京都港区元赤坂一丁目5番31号
代表取締役社長CEO:岩井 裕之
設立:2011年1月28日
URL:https://cacco.co.jp/
事業内容:SaaS型アルゴリズム提供事業
(不正検知サービス、決済コンサルティングサービス、データサイエンスサービス)
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