国内最大の創作俳句コンテスト「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」岡山市教育研究研修センターの教職員向け研修講座に初協力
~俳句を通じたWell-being向上とコミュニケーション活性化を支援~
株式会社伊藤園(社長:本庄大介、本社:東京都渋谷区)が主催する「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」(以下、新俳句大賞)は、2026年8月20日(木)に岡山市教育研究研修センターで開催された「Well-being研修講座 ~俳句の可能性~」に、日本俳句教育研究会とともに企画・運営協力を行いました。新俳句大賞が地方自治体の研修機関に協力する取り組みは今回が初めてです。
本講座は、岡山市の教職員の資質・能力向上と学校組織の活性化を目的として岡山市教育研究研修センターが実施したものです。当日は約15名の教職員が参加し、俳句を活用した新たなコミュニケーション手法や児童・生徒への指導方法について学びました。
講座では、子どもたちの豊かな心や感性を育むとともに、円滑なコミュニケーションの実現を通じて教員自身のWell-being向上につなげることを目的に、参加者が「句会ライブ」を実際に体験しました。日頃、俳句創作に触れる機会の少ない教職員も、俳人の家藤正人氏による分かりやすい指導のもと俳句を創作。作者名を伏せた状態で互いの作品を鑑賞・評価し合いながら、参加者同士が新たな一面や価値観に触れる機会となりました。
また講座の後半では、日本俳句教育研究会会長で愛媛大学名誉教授の三浦和尚氏が、学校現場における俳句活用の意義や、学級・学校単位で実践できる俳句指導の方法について解説しました。参加者同士による活発な意見交換も行われ、俳句が児童・生徒の表現力向上だけでなく、教職員や子どもたちのコミュニケーション活性化にも役立つことを実感する機会となりました。




今回の協力の背景には、新俳句大賞への応募者約48万人のうち9割以上が教育現場から寄せられていることがあります。新俳句大賞ではこれまで、俳句創作が日本文化への理解を深めるだけでなく、子どもたちの新たな一面や資質の発見につながることを数多く経験してきました。
また、日本俳句教育研究会でも学校での句会ライブ実践を通じて、児童・生徒の表現力向上やコミュニケーション促進に寄与してきた実績があります。両者が培ってきた知見を教育現場へ還元し、教職員自身のWell-being向上にもつなげることを目的として、今回の講座への協力に至りました。
伊藤園お~いお茶新俳句大賞は今後も日本俳句教育研究会と連携しながら、教職員を対象とした俳句指導セミナーや研修講座を各地域で展開し、教職員および児童・生徒の豊かな感性や表現力の育成に貢献してまいります。
■概要
開催日時 令和8年8月20日(木) 14:00~16:20
場 所 岡山市教育研究研修センター 201大研修室(岡山市東区向州1番1号)
参加人数 岡山市立小・中・義務教育学校教職員約15名
研修内容 (1)「句会ライブ」 約80分
講師:家藤正人氏
内容:俳句指導の説明と句会ライブ実践(俳句創作と作品発表)
(2)参加者とのディスカッション 約30分
ファシリテーター:三浦和尚氏
内容:「俳句の持つ魅力」と「学校で取り入れられそうなこと」
(3)総括 約30分
講師:三浦和尚氏
内容:Wellbeingの視点から見た俳句が持つ魅力について
■講師
三浦和尚(みうらかずなお)氏 日本俳句教育研究会 愛媛大学名誉教授
家藤正人(いえふじまさと)氏 俳人 句会ライブ講師
■句会ライブとは
句会ライブは、参加者が気軽に俳句創作を体験できる句会です。講師が初心者でもわかりやすい俳句の創作のコツを紹介し、その場で俳句を創作、創作した俳句をボードに掲出し、参加者が、俳句の気に入った点などを紹介、参加者の意見も考慮しながら、優秀作品を講師が解説していきます。17文字という俳句の特性もあり、作り慣れていない参加者が評価されることも多く、参加者の新たな一面を発見する事もあり、参加者同士の新たなコミュニケーションきっかけとなります。
また自分の俳句がその場で評価され、皆で議論して優秀者を決めるというゲーム性としての面白さ、コミュニケーションの場としての句会の楽しさ、表現する喜び等々、様々な体験ができます。
■伊藤園お~いお茶新俳句大賞について
「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」は、季語や定型などにとらわれず、五・七・五のリズムで自由に表現できる創作俳句コンテスト。1989年に「お~いお茶」の誕生とともに始まり、優秀作品を商品パッケージに掲載することで、俳句による自己表現の場を提供してきました。累計応募数は4,730万句に達しています。応募開始時より、教育現場から数多くの応募をいただき日本文化の継承の教材として活用いただいております。昨年開催した第三十六回は、国内の小学校859校、中学校955校、高校1,154校、合わせて2,968校からご応募を頂きました。
■日本俳句教育研究会について
日本俳句教育研究会(nhkk)は、俳句を教材として様々な教育の可能性を研究し、俳句を教材とした様々な教育活動を展開している教員・俳句愛好家たちの情報交換を目的に2008年、三浦和尚氏と夏井いつき氏により発足。教員を対象としたセミナーのほか、学校内での「句会ライブ」を実践し子どもと教員の俳句への関わりを支援しています。
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