<写真展のご案内>北米大陸、知られざる森と湖の世界。

富士フイルムフォトサロン 若手写真家応援プロジェクト【写真家たちの新しい物語】大竹英洋写真展「ノースウッズ-生命を与える大地-」

富士フイルム

                ハドソン湾岸で結氷を待つホッキョクグマ          © 大竹英洋


フジフイルム スクエア(最寄駅 六本木駅)にて
2020年2月21日(金)~ 3月 5日(木)
午前10時~午後7時
(最終日午後4時まで・入館終了10分前まで)

※トークイベントを開催



富士フイルムフォトサロン 若手写真家応援プロジェクト【写真家たちの新しい物語】
大竹英洋写真展「ノースウッズ-生命を与える大地-」
を富士フイルムフォトサロン 東京にて開催いたしますので、ご案内申しあげます。

■ 写真展概要
プロジェクト第19弾は、20年に渡りアメリカとカナダの国境付近から北極圏にかけて広がる湖水地方ノースウッズの取材を続ける大竹英洋氏の写真展を開催いたします。

タイトル: 【写真家たちの新しい物語】
                  大竹英洋写真展「ノースウッズ-生命を与える大地-」
期間  : 2020年2月21日(金)~ 3月 5日(木) 2週間
                午前10時~午後7時(最終日午後4時まで・入館終了10分前まで)
会場  : 富士フイルムフォトサロン 東京  スペース2
                〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3  フジフイルム スクエア内
                入場無料・会期中無休
作品点数: 全紙・全倍サイズ、カラー、約50点
巡回展 : 2020年6月26日(金)~ 7月9日(木)
                富士フイルムフォトサロン 大阪  スペース1
                〒541-0053 大阪府中央区本町2-5-7 メットライフ本町スクエア
主催  : 富士フイルム株式会社
後援  : 世田谷区教育委員会・港区教育委員会
協力  : カナダ政府名誉領事館(大阪)、日本カナダ会、ミネソタ日米協会
企画協力: 株式会社クレヴィス

■  写真展内容
大竹英洋氏が20年に渡り取材するノースウッズ。ノースウッズとは北米の北方林、つまり、アメリカとカナダの国境付近から北極圏にかけて広がる地域のこと。世界最大の原生林の一つでもあるこの土地には、カリブーやオオカミ、ホッキョクグマなど、様々な野生動物が生息しています。「生命を与える大地」として2018年に世界複合遺産にも登録されたピマチオウィン・アキを含む豊穣の大地。森と湖、そして氷が織りなす世界で、大竹英洋氏が見つめた詩情あふれる情景を、美しい作品群にてご覧いただきます。

■ 写真家メッセージ
 自然の奥を旅して、その先に見えてくることを伝えたい。そして、人間と自然とのつながりについて、共に考えてゆきたい。大学時代に始めた山登りを通して、そんな願いを持つようになり、伝える手段のひとつとしてカメラを手に取りました。
 卒業後すぐの1999年、日本では絶滅した野生のオオカミをこの目で見るために、アメリカのミネソタ州北部の森を訪れたのが、ノースウッズとの最初の出会いです。それ以来、情報もないまま森に分け入り、この地で生まれたカナディアン・カヌーを駆使して湖面に漕ぎ出すうち、フィールドはカナダの原野へも広がってゆきました。

 通うたびに新たな発見があり、多様な野生動物たちが、それぞれに環境に適応して生きている姿を目の当たりにしてきました。そして、雷による森林火災でさえもただの破壊ではなく、豊かな生態系を保つ大切な役割を担っていることを知りました。
 この地で狩猟採集の暮らしを営んできた先住民オジブワ族(自称アニシナベ)。彼らがなぜ、自分たちをとりまく自然を「ピマチオウィン・アキ=生命を与える大地」と呼ぶのか。その理由が、20年を経た今、ようやく少し理解できる気がするのです。

 動物も、草木も、人間も、さらには、岩や水、火や風や雪といった、あらゆる存在がこの地球から命を与えられ、生かされている。この写真展が、私たち人間にもう一度そのことを思い出させ、より良い未来について考えるきっかけとなることを願っています。

■  大竹 英洋(おおたけ ひでひろ) プロフィール

 

1975年京都府舞鶴市生まれ、東京都世田谷区育ち。一橋大学社会学部卒業。1999年より北米の湖水地方「ノースウッズ」をフィールドに野生動物、旅、人々の暮らしを撮影。人間と自然とのつながりを問う作品を制作し、国内外の新聞、雑誌、写真絵本で発表している。主な写真絵本に『ノースウッズの森で』、『春をさがして カヌーの旅』、『もりはみている』など(以上全て福音館書店)。
2011年、NHKBS「ワイルドライフ」に案内人として出演。写真家を目指した経緯とノースウッズへの初めての旅を綴ったノンフィクション『そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ』(あすなろ書房)で「第七回 梅棹忠夫・山と探検文学賞」受賞。2018年「日経ナショナルジオグラフィック写真賞 ネイチャー部門最優秀賞」受賞。
www.hidehiro-otake.net


大竹英洋氏 初写真集!! 『ノースウッズ-生命を与える大地-』
2020年2月、クレヴィスより刊行予定!


■ 展示予定の作品

マイナス40度の厳冬期、冬毛に包まれたシンリンオオカミマイナス40度の厳冬期、冬毛に包まれたシンリンオオカミ

森と湖の世界に生きるウッドランド・カリブー森と湖の世界に生きるウッドランド・カリブー

世界最北の砂丘のひとつ、アサバスカ砂丘世界最北の砂丘のひとつ、アサバスカ砂丘

世界最大の湖・スペリオル湖から昇る朝日世界最大の湖・スペリオル湖から昇る朝日

■ ノースウッズ:参考地図

                                      作成:大竹英洋
■ 写真展併催イベント
① オープニング記念スライドトーク:テーマ「ノースウッズの野生動物」
 日時:2月21日(金)午後5時30分~・約60分
 会場:写真展会場2階 会議室
 申込:参加無料・要予約 (お電話・館内にて1月20日(月)から2月19日(水)まで受付。)
 定員50名 (定員になり次第締切、お席に余裕がある場合は当日受付をいたします。)
② ギャラリートーク
 日時:2月22日(土)~24日(月祝)、2月28日(金)~3月1日(日)
    各日2回開催・午前11時30分~/午後2時30分~・各回30分程度
 会場:写真展会場内で実施
 申込:参加無料・予約不要 (座席はございませんので、予めご了承ください。)

 ■ 作品・写真集内容に関するお問合せ先
 株式会社クレヴィス  担当:小俣、江水
 TEL 03-6427-2806 /FAX 03-6427-2807 /E-mail info@crevis.jp

■「写真家たちの新しい物語」について
富士フイルムフォトサロン 東京は、若手写真家の皆様に写真展を行う意義や楽しみを見出していただき、写真文化の発展に繋げる為、2013年から年数回、公募展「写真家たちの新しい物語」を開催しています。当社は写真展を開催する為のプリントや制作費等を支援しています。

※ 展示内容の詳細は、開催日の前月から富士フイルムホームページにて、ご案内しています。
http://fujifilmsquare.jp/



 

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会社概要

富士フイルム株式会社

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URL
https://fujifilm.jp/index.html
業種
製造業
本社所在地
東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン本社
電話番号
03-6271-3111
代表者名
後藤 禎一
上場
東証1部
資本金
400億円
設立
2006年10月