ZENPORT、AI基幹連携エージェント「ZenMapping」を全面刷新 — AIがマスタ構造を解析し、マッピングは「推測」から「導出」へ
組織やプロセスを超え、即座に構築し、更新し続けられる基幹連携へ
株式会社Zenport(本社:東京都千代田区、代表取締役:太田文行)は、グローバルサプライチェーンの全データを一括管理するデータハブ「ZENPORT」において、お客様の基幹システム・各種マスタとのデータ連携構築を担うAIエージェント「ZenMapping」を全面刷新し、本日提供を開始いたしました。
刷新後のZenMappingでは、AIがマスタ構造を解析し、確定した意味体系からマッピングを導く構造とすることで、人によるマッピングの作成と検証の時間を大幅に削減します。
これにより、多大な時間を要していた基幹システム・各種マスタとのデータ連携を即座に構築できます。またマスタに変更があった際も、マッピングを速やかに更新し続けることが可能です。そして結果は人や時期に左右されず、判断の根拠も記録に残ります。
ZENPORTは、この方式を「導出」と呼びます。
■ 企業のAI導入の課題 — 「AIの答えを、人が全件検証する」という逆転
取引先ごとに体系の異なるマスタデータのマッピングと基幹システムとの連携は、これまで多くの企業で人手に依存してきました。近年はAIによる自動化が広がる一方、その多くは確率的な推測に基づくため、次の課題が残っていました:
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結果の正しさを、人が全件検証しなければならない
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マスタの更新時に、前回と違う結果になりうる
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担当者交代やエラーの際に、なぜその結果になったのかが後から辿れない
AIが作業を肩代わりしたはずが、検証という新しい作業を人に返してしまう——この逆転が、基幹領域へのAI導入を押しとどめてきました。
■ 刷新の内容 — 推測ではなく、確定した意味体系からマッピングを導出
刷新後のZenMappingでは、AIがマスタ構造を自動解析します。そのうえで、確定した意味体系(オントロジー)から、マッピングを一意に導出します。
データ構造の解析にAIを使い、そこから先の導出は、確定した意味体系から機械的に行います。このため同じ入力からは同じ結果になります。
この方式により、ZenMappingは次の性質を備えます:
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構築・更新の速さ:AIが解析から導出までを担うため、連携を即座に構築でき、マスタに変更があった際も速やかに更新できます。人による確認が大幅に削減できます
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再現性:マスタが同じなら、いつ・誰が構築しても、同じマッピングに到達します
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追跡可能性:導出の根拠が記録に残るため、原因を特定でき、判断も引き継げます
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顧客側の変更ゼロ:お客様のマスタは一切変更しません。取引先ごとに異なるデータの形式や構造を、AIがお客様の側の定義に合わせて解析し、変換します
これらの性質は、導入前のPoC(概念実証)において、お客様ご自身のマスタとお客様の環境でご確認いただけます。
■ ZenReadへの接続 — ZenMappingが、データ突合先を用意
この刷新による効果の一つは、ZenReadへの接続です。
ZenMappingは、お客様の基幹システムのマスタ構造を解析し、マッピングを導出して紐付けます(図①)。このマッピングを通じて、ZENPORTは発注(PO)や商品マスタなどのお客様の基幹データを連携します(図②)。
ZenReadは、船積書類を基幹データへ読み換えるAIエージェントです。読み取った内容を文脈データ——ZENPORT上の基幹データ——と照合・突合し、書類上の表記をお客様の品目と発注(PO)明細へ読み換えます(図③)。(8月10日リリース機能強化)
今回の刷新により、精度の高いマッピングを短時間で導出し、ZenReadの読み換えを支えます。

■ 人とAIの分担
刷新後のZenMappingにおいて、人が行うのは意味の承認までです。マッピングの実装はAIが担います。何を正とするかの決定権は常にお客様の側にあり、AIがその決定に合わせに行きます。
なお、お客様のデータは、他社に共有されることも、当社がモデルの学習に用いることもありません。マッピングはお客様ごとに独立しており、あるお客様のデータが別のお客様の結果に影響することはありません。
ZENPORTは、"Human in the Loop"の理念のもと、テクノロジーと人の協働により、お客様の業務・経営品質の向上を支援します。
■ 導入にあたって
取引先ごとの業務・書式や、既存の基幹システムとの連携を前提に導入できます。既存のデータを活用することで、新たな手入力を原則として増やしません。
お客様が本サービスに入力・連携したデータおよび生成結果は、他のお客様が閲覧・利用できないよう管理いたします。また、本サービスでは、これらのデータが共用AIモデルの学習・改善に使用されない契約・設定の生成AIサービスを利用します。お客様の明示的な同意または指示がない限り、当社がこれらのデータをモデル学習に利用することもありません。
■ “Fit to Ontology”の製品実装
本刷新は、ZENPORTが提唱する“Fit to Ontology”——「標準化の照準を、業務・システムの層から意味体系の層へ移動し、標準に合わせる主体を、人間からAIへ交代させる進め方。ここでFitを実行するのは、人間ではなくAIである。」——の製品実装です。
概念の詳細は、定義ページ(https://zenport.io/fit-to-ontology/)をご覧ください。
■ ZENPORT:認知多様性から豊かさと革新が生まれる世界へ
ZENPORTは、全世界のデータ・人・経済がシームレスに繋がり、認知多様性の活用を通じ、豊かさと革新が持続する世界の実現をめざしています。
このような理念のもと、取引書類を業務データへ接続する「ZenRead」と、基幹システム・各種マスタへ再現可能かつ追跡可能にデータをつなぐ「ZenMapping」により、お客様が相手を変えることなく組織を超えてつながるためのデータ基盤を提供しています。
■ 会社概要
社名:株式会社Zenport
所在地:〒100-6611 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー11階
代表者:代表取締役 太田文行
ビジョン:「互いの違いが、活きる世界へ。」
ミッション:「組織やプロセスを超えて、データをつなぐ。ビジネスが加速する。」
事業内容: AIネイティブなグローバルサプライチェーンのオントロジープラットフォームの開発・提供。"Fit to Ontology"を提唱。 URL: https://zenport.io
■ 本件に関するお問い合わせ
株式会社Zenport 広報担当 E-mail: info@zenport.io
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