錦江町ふるさと納税、「活用方法」で全国表彰〜寄附金で子育て世代に安心を。「小児科オンライン」導入事業〜

鹿児島県錦江町(町長:木場 一昭)では、全国から町に集まった「ふるさと納税寄附金」の未来志向な使い方を町民と話し合いながら決定しています。そのひとつとして、町内に小児専門医が不在である状況から生じる子育て世代の不安や負担を解消する取り組みとして、株式会社Kids Public(所在地:東京都千代田区 代表:橋本直也)が運用する、スマートフォンで小児科医に無料相談出来る「小児科オンライン」を、平成30年6月よりふるさと納税寄附金を活用して導入しています。
この取り組み・活用方法が「第3回ふるさと納税自治体連合表彰(主催:ふるさと納税の健全な発展を目指す自治体連合)」で、全国36事例の応募の中から、「ふるさと納税を活用して地域活性化につなげた優れた取組事例」としてこの度選出され、10月26日に開催された第3回「ふるさと納税の未来を考えるシンポジウム」にて表彰されましたので、これをお知らせします。

 

 


●受賞概要
1 表 彰 名: 第3回ふるさと納税自治体連合表彰
2 主  催: ふるさと納税の健全な発展を目指す自治体連合
3 表彰日時: 令和元年10月26日(土)14:30~16:30
※第3回「ふるさと納税の未来を考えるシンポジウム」内で表彰
4 表彰会場: インテックス大阪国際会議ホール
5 表彰団体: 4団体(鹿児島県錦江町、兵庫県、岡山県矢掛町、岡山県吉備中央町)
6 応募事例: 36事例(平成29年4月以降に実施したもの)


●当町事業への主催者評価
①町民が提案した使いみちを事業化しているため、ふるさと納税による寄附を活用して住民ニーズにマッチした事業を実現している。

②地域内の子育て不安を解消することにより、若者の地域定着に貢献する取り組みとなっており、ふるさと納税を活用して人口減少社会に対応した好事例である。


●「小児科オンライン」概要
『小児科オンライン』は、多くのクリニックが閉まる18時~22時の時間帯にスマートフォンで10分間、小児科を専門とする医師にリアルタイム相談が出来る遠隔健康医療相談サービスです。自宅にいながらスマートフォンアプリ「LINE」(動画通話、メッセージチャット、音声通話)や電話で小児科医に自宅での対応や日頃の子育ての不安を相談できます。同サービスは「第11回キッズデザイン賞」で優秀賞「経済産業大臣賞」(平成29年9月25日) 、「第6回健康寿命をのばそう!アワード」で「厚生労働大臣賞」(平成29年11月13日)等を受賞するなど、国内で注目を集めています。現在のサービスは全国の自治体や都市部の法人向けに広がりを見せており、社会サービスや福利厚生、付帯サービスとして既に導入が進んでいます。

平成30年11月には、姉妹サービスとして産婦人科医・助産師に相談出来る「産婦人科オンライン」がリリースされました。同サービスは令和元年9月に、第13回キッズデザイン賞(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、消費者庁、内閣府)で、子どもたちを産み育てやすいデザイン〔個人・家庭部門〕において、奨励賞「キッズデザイン協議会会長賞」を受賞しています。

※URL:https://syounika.jp/
※自治体・法人プラン:https://syounika.jp/for_businesses
※本サービスは遠隔健康医療相談であり、医療行為(診断や処方)はできません。


●錦江町MIRAIづくりプロジェクトと本実証実験の実現経緯
錦江町地方創生の事業総称である『錦江町MIRAIづくり』プロジェクトの最大の特徴は『子や孫に希望溢れる未来を創り、繋ぐ』をコンセプトとし、町民・行政・ヨソ者専門家集団が協働しながら未来を創る点です。本実証実験事業の構想から実現においても、町民と一体となった共創による事業執行が行われています。

【①町民に「ふるさと納税の使い道」のアイデアを募集】
町が条例で明示している『ふるさと納税の使うべき対象』(※町民公募型未来づくり政策提言委員会による提言を受けて町が策定)を踏まえ、町民・町出身者による政策アイデアコンテスト「第2回『未来』想像・創造コンテンスト(平成29年度実施)」において、「ふるさと納税の未来志向な使い方のアイデア」を募集した結果、子育て世代町民(移住者)からの「安心して子育てが出来るように小児科誘致や遠隔診療・相談が出来る仕組みを導入する」という提案が最優秀賞(19~39才の部)を受賞しました。

【②優秀提案を町がいち早く事業化し、ふるさと納税寄附金を活用】
これを受け、本実証実験の実施費用にふるさと納税が活用されるよう、コンテスト主催者である錦江町まち・ひと・『MIRAI』創生協議会が町に提言し、町と協議会が協働して企業選定・交渉・コーディネイト・予算化を実施し、平成30年6月より、過疎地としては国内初の「小児科オンライン」の実証実験を開始することになりました。

【③実証実験概要と目的】
<概要>
錦江町在住の未就学児を育てる子育て世帯を調査対象者とし、株式会社Kids Publicと共同で平成30年6月から小児に特化した遠隔健康医療相談サービスの導入実証実験を1年間実施しました。本事業にかかる費用にふるさと納税寄附金を活用することにより、町民は無料でサービスを利用出来ます。また、平成31年1月からは、姉妹サービスとしてリリースされた「産婦人科オンライン」も併せて利用出来るようになりました。令和元年4月から、町はこれらのサービスを正式導入・運用をしています。
<目的>
町の課題である「小児科医の不在状況」の解消に向けたスキーム構築を目標に、ICT活用により小児科医へのアクセシビリティを大きく向上させることで、①子育て世代の安心感向上と負担軽減(隣接市医療機関への小児科受診による交通費や移動時間等)、②母子保健領域の取り組みとの連携による相乗効果に関する調査・検証を行い、全国の医療過疎地に対する「処方箋」を示すことを目的としています。

【④今後の展望】
両サービスの町内での更なる普及を進め、子育て世代の安心感とヘルスリテラシーを向上させるとともに、町保健福祉課が実施する母子保健関連事業との相乗効果創出を目指します。


●第3回ふるさと納税自治体連合表彰について
【概要】
「ふるさと納税の健全な発展を目指す自治体連合」では、ふるさと納税を活用し、地域の活性化につなげた優れた取組事例を顕彰することにより、ふるさと納税制度の一層の普及拡大を図ることを目的として、「ふるさと納税自治体連合表彰」を実施しています。第3回目となる今年度は、全国の取り組み事例を令和元年6月25日から8月31日の期間まで募集し、応募のあった36事例の中から選定された4団体(鹿児島県錦江町、兵庫県、岡山県矢掛町、岡山県吉備中央町)を、10月26日開催の第3回「ふるさと納税の未来を考えるシンポジウム」にて行いました。

【表彰団体と取り組み】
〇鹿児島県錦江町「過疎地ならではの困りごとを抱える子育て世代に希望の光を」
〇兵庫県「小児筋電義手バンク応援プロジェクト」
〇岡山県矢掛町「矢掛高校生通学支援プロジェクト」
〇岡山県吉備中央町「引退馬支援サンクスホースプロジェクト」

【選考方法】
次の観点から自治体連合共同代表が選考
・寄付者からのふるさとを応援したいという気持ちに応えるため、地域活性化に資する使途を示して寄付を募集するとともに、その寄付金を有効に活用している事業
・寄付者と自治体との関係を 継続させるための工夫を行っている事業


●本件に関するお問い合わせ先
【①町の取り組みに関すること】
錦江町 まち・ひと・「MIRAI」創生協議会
柏崎
鹿児島県肝属郡錦江町神川3306番地4
TEL:0994-25-1001
E-Mail:kashiwazaki@kinko-mirai.com

【②「小児科オンライン」サービスに関すること】
株式会社Kids Public
広報室 川畑
東京都千代田区神田小川町1-8-14神田新宮嶋ビル 4階
TEL:03-4405-9862
E-Mail:contact@syounika.jp
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