「SmartConnect Cloud Platform（Type-S）」の提供開始とIaaSサービスのリニューアルについて

～オンプレミスのVMware環境をそのままクラウドへ～

　エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社（本社：大阪市北区、代表取締役社長：白波瀬 章、以下、ＮＴＴスマートコネクト）は、仮想プラットフォームサービスのブランドである「SmartConnect Cloud Platform」の新たなラインナップとして「SmartConnect Cloud Platform（Type-S）」（以下、本サービス）を提供開始するとともに、IaaSサービスのラインナップの一部をリニューアルします。

 1．本サービス提供の背景・目的 
「SmartConnect Cloud Platform（Type-S）」の提供開始について
　現在、多くの国内企業は、情報システムをオンプレミスからクラウドへ移行を進めています。このような状況を踏まえて、お客さまの多様なニーズに対応する幅広い仮想化IaaS基盤を提供してきました※1。
　2017年度に、お客さま専用の仮想化IaaS基盤として「SmartConnect Cloud Platform（専用タイプ）」をご提供してきましたが、お客さまから国内のデータセンターにある専用型のクラウドをメガクラウド水準の価格帯で利用したいというご要望を多数いただいていることから、この度、業界最安値水準の価格でサーバーリソース（CPU・メモリ）を専有できる本サービスを提供することとしました。
※1：専用の仮想化IaaS基盤として「SmartConnect Cloud Platform（専用タイプ）」を、共用の仮想化IaaS基盤として「スマートコネクト VPS」を提供。

「SmartConnect Cloud Platform」ラインナップのリニューアルについて
　本サービスを提供するにあたり、「SmartConnect Cloud Platform」のラインナップの一部をリニューアルします。サービスを「プライベートIaaS」/「プライベートHaaS」と大きく2つに分類し、従来の各種サービス名を「専用タイプ」は「Type-H」へ、「ベアメタルタイプ」は「Type-B」へ変更します。

■ 「SmartConnect Cloud Platform」ラインナップ全体のリニューアル

2．本サービスの特長
（１）プライベートクラウドでありながら、メガクラウド事業者各社の同等サービスと同水準の価格帯※2
　・1vCPU単価 約4,500円/月（税抜）にて利用可能
　・ノード1台からのスモールスタートが可能
　※2：メガクラウド事業者各社が提供するコンピュート専用タイプのIaaSサービスの1vCPUあたりの月額提供料金と比較した場合（2020年3月現在）
 
（２）高信頼性・手厚いサポートの国産プライベートクラウド
　・国内自社データセンターで運用
　・日本語スタッフによるサポート
　・24時間365日サービス監視

（３）オンプレミスから簡単にクラウド移行が可能
　・VMwareご利用の場合、動作検証にかかる工数を軽減
　・VMwareご利用の場合、運用ポリシーを変更不要
　・L2接続の場合、IPアドレスを引き継ぐことが可能
 
（４）「VMware製品」採用により、運用・習熟の手間を軽減
　・『Vmware』の機能を使い勝手そのままにハードウェアの運用をおまかせ可能

（５）コスト管理が容易（定額制)

＜このようなお客さまにおすすめ＞
・基幹システムの重要データを海外クラウドに置くのが不安
・移行時の設定や動作検証の稼働を軽減したい
・システム構成や運用上の使い勝手は変えたくない
・従量課金によるコスト管理に手間がかかっている

■プライベート IaaS 「Type-S」/「Type-H」比較

3． SmartConnect Cloud Platform(Type-S)の提供料金（税抜）

　※3：1つのデータストアの最大容量は８ＴＢまでとなります。８ＴＢを超過する場合はデータストア追加オプションをご契約ください。

4．サービスサイト
　SmartConnect Cloud Platform プライベート IaaSタイプ
　https://cloud.nttsmc.com/scp/

5．提供開始日
 ■サービスサイトおよびサービス名称の変更
    2020年3月31日
 ■SmartConnect Cloud Platform（Type-S）提供開始
   2020年5月下旬（予定）
 

【本件に関するお客さまからのお問い合わせ先】
エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社
クラウドビジネス部
山下、堤
TEL： [phone]
E-mail：[e-mail]